こんにちは!
クリスマスマーケットも終了したここリューデスハイムのスーパーでは、
来たる大晦日に向けて家庭用花火がわんさか売られています!!
さてさて、今回は先日私が訪れた『ローテンブルク』の様子をご紹介します
ローテンブルクは、バイエルン州にある、ロマンティック街道沿いの可愛らしい街です。
マップ上では、ちょうどフランクフルトとミュンヘンの間に位置しています。
ドイツに住んでいる間に、絶対に一度は行ってみたいと思っていたローテンブルク
グーグルマップで場所を見てみると、ちょうどフランクフルトとミュンヘンの間くらい。思ってたより近い!!結構すぐいけそう!!
、、、と思いきや、フランクフルトから意外と乗り換えが大変でした
フランクフルト中央駅から、乗り換え方は数通りありますが、今回私が選んだルートをご紹介します。
まずは、Frankfurt(Main)HbfからICEに乗ること1時間ちょっと、Würzburg Hbfに到着します。
ここでホームも移動して普通列車に乗り換え、40分ほどで次の乗り換え地点、Steinach(b Rothenburg ob der Tauber)に到着します。
そこからRothenburg ob der Tauber行き表示の列車に乗ると、約15分ほどでローテンブルクに到着です
駅周辺は何の変哲もない道路と住宅街でしたが、15分ほど歩くと一気に中世の世界に迷い込んだような雰囲気が漂い始めます。。。
現れたのは、茶色く分厚い壁!!
あれ、絵本みたいに可愛らしい家はどこ!?と内心焦りながらも、恐る恐る壁をくぐります。
おや、おやおや?なにやらカラフルな家が見えてきました。
壁の外からでは全然分かりませんでしたが、その内側にはガイドブックやテレビでもよく見かける、絵本みたいな家が並んでいるではありませんか!!
こちらは、街の中心にある塔の屋上から撮った写真です。赤いとんがり屋根が密集しており、その周りをぐるっと厳つい壁が取り囲んでいます。壁からは一定の間隔で塔が生えているのが見えます。
昔は敵襲をここから見張っていたりしたのかなあ、と街の歴史に想いを馳せずにはいられません
思ってもみなかった壁にすっかり夢中になった私は、可愛い街並みよりも壁の探索へと向かいます。
この壁にはところどころ階段があり、壁沿いの廊下を歩くことが出来ました。
壁の廊下は大人二人がすれ違いざまに少し肩をぶつけるくらいの幅です。
2階の窓からお家の中が覗けちゃいそうなくらい、民家との距離がかなり近いです。観光客から覗かれたり、写真撮られたりするのは嫌だろうなあと思いながら歩いていると、階の窓際に座っているおばあちゃんと目が合ってドキリ。てっきり怒られるかと思っていたら、にこりと手を振られ、思わず私も振りかえしてしまいました(笑)
廊下はかなりの距離続いているので、ご自身の体力と相談して次に階段があるところで降りる、という風に決めて歩いても良いかと思います。私は調子に乗って廊下が続く限りわしわしと歩いていたため、気が付くと町を半周していました。かなり疲れました。
(↓ちなみに壁の一部分はこのようにかなり広いところもあり、昼間にも関わらず薄暗い内部をスマホのライトで照らしながら進みました。プチ探検の気分で、とてもワクワクしました)
さて、壁沿いを歩きまわってくたくたになったところで、カフェで休憩です。
私がローテンブルクで楽しみにしていたものの一つがこちら、シュネーバル(Schnee Ball)!!直訳すると、雪玉という意味のお菓子です。
私が注文したのは、シュネーバルのチョコ掛けタイプと、お砂糖がまぶされている2種類、そしてホットミルクです。このシュネーバルは男性の拳大ほどの大きさですが、これよりも少し小さめのものや、もっと大きなものもありました。また、味の方もこの2種類以外にも沢山ありました。
早速、一緒に運ばれてきたナイフとフォークを両手に持ち、実食!!
、、、したいのですが!!通らないのです!!ナイフもフォークも!!
雪玉と聞いてから、ふわっとタイプかな?それともサクッとタイプの雪かな?といろんな感触を想像していましたが、まさかのまさかでした。
そう、このシュネーバル、可愛らしい見た目と名前に反してなかなかに防御力の高いお菓子だったのです。
ただでは口に入ってやるものかと言わんばかりにその体躯を崩さないシュネーバル。
周りの目を気にしつつ今度はかぶり付いてみるも、私の口サイズではせいぜい周りが砂糖まみれになるぐらいでした。
では周りの人々はどう攻略しているのかと、隣のテーブルにいたドイツ語で和気藹々とした大家族(?)を観察してみます。
気品に溢れたお姉さんが早速ナイフとフォークをスッと構えます。とってもエレガントです
が、がっしょーん!!と音を立て、お姉さんのシュネーバルは皿を飛び出し、テーブルへ勢いよく飛び出しました。
隣に座っている私たちも含めみんなで顔を見合わせ、そこからはもう大爆笑でした。
その後、私もお隣の家族も、ナイフをのこぎりのように使うことでちょっとづつシュネーバルを削っていき、どうにか美味しくいただくことができました。
かりんとうを思い出す食感でした!!
硬すぎるよね!?と言わんばかりに知らない人たち同士で笑いあい、お店を出るときには良い旅を、と挨拶を交わしとっても素敵な旅の思い出ができました。
カフェを出た後は、昼間とはまた違った雰囲気を味わいに再びお散歩へ。
エキゾチックにライトアップされた夜のローテンブルクも、とても趣深かったです。
夜はツアーの観光客も少なく昼間とはうって変った静けさがありました。一泊だけでもローテンブルクにホテルをとるのもおススメです
ただ可愛いだけでなく、周りを城壁で覆っているという厳つい一面も持っていました。
そしてそこで食べられる名物のお菓子も、ファンシーな名前と見た目に反して、かなり強固なボディを持っている雪玉でした。
いい意味で、予想外なことだらけで、好奇心が止まらない旅になりました
以上で、私のローテンブルク紀行はおわりです!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
皆さんもぜひドイツ・ローテンブルクに立ち寄った際は、壁内調査と、シュネーバルと一戦交えてみることをオススメします
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