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「この道は、いつか来た道…」
先日お話していたように、この日はジョイを獣医さんまで連れて行っておりました。
といいますのも、かれこれ数年前からジョイのおへそあたりに丸い腫瘍ができておりました。
幸い検査の結果悪性ではなかったので、
「良性は放置!悪性は即切除!」
との方針からずっとそのままにして暮らしていたのです。
ですがその腫瘍がどんどんどんどん大きくなり、
とうとう立派なタマタマになってしまったため、
「あれ?ジョイ君去勢したはずじゃなかった?」
「いえいえこれは別のタマタマ。」
そういう会話はよくあること。
ですがそれよりも、最近ではもう大きくなりすぎて、
歩くたびにそれがぶらんぶらんと大きく揺れては、
後ろ脚にぶつかるから、歩きづらく鬱陶しい!
ただでさえそうなのに、ジョイは加齢から後ろ足が上手く上がらずいよいよ歩きづらそう。
そこで意を決し今回腫瘍を取ることにしたのです。
とはいえ、年齢が年齢なので全身麻酔は不安が残る!
また局部麻酔で大人しく切らせるほどおとなしいやつではない!
ということでこういう処置になりました。
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ぷら~ん♪
輪ゴムで根本を縛られたよ~♪
こうしてじわじわ締め上げて、腫瘍に通う血を止め、自然に腫瘍が壊死し落ちるのを待ちます。
内部には結構しっかりした血管が通っているので、
こうして時間をかけて血管を締め上げれば、血管も壊死するので、
出血を避けることができるそうです。
ただ、ジョイのタマタマはものが大きく重量があるので、
途中で重みに負けて皮がちぎれてしまうと出血の恐れがあるので、
タオルで包むようにしてしばらく過ごしました。
おかげで、処置後ちょうど1週間経った頃、
「ん?なんか妙に臭うな?」
という異臭騒ぎをきっかけに、きれいにコロンと取れたことに気づきました。
気になった傷口もすごくきれいで、出血はほとんどなく、
感じとしてはカサブタをはがした跡の様でした。
おかげで、その後ジョイはずいぶん歩きやすくなったのか、
テンポも速度も以前とは段違いです。
そして何より、
引きずっていた左側の足もきれいに浮かせて歩くことができるように!
なるほど、これも原因の一つだったのか…
こういうことなら、もっと早くに思い切るべきだったな。
ジョイにはずいぶん我慢させてすまんかったなと、反省しました。
というわけで、ずべて上手くいったので私は大喜び。
で、獣医さんにもその旨を報告しました。
ちなみにいつもの獣医さんは、この処置に際しては
「こんなの治療に入らないからお代金は結構ですよ。」
とおっしゃり、その後の包帯交換の時も同様。
で、私はそのお言葉に甘えさせていただいたのですが、
これもやっぱり、れっきとした処置であり治療ですよね。
本当に、毎回毎回先生には感謝、感謝であります。
(*^人^*)
【おまけ日記】
火の用心!(*^人^*)
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