もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

ジャックに謝らねばならないこと。

2007-02-05 18:12:16 | ジャック
私の義父の家は昨年りりぃを引き取って、そして逃げられてしまった。
その後りりぃの兄弟犬ジャックを引き取り、今回また逃げられて事故に会わせてしまった。
どちらの犬も、一時預かりで私たち夫婦が預かったのを義父が惚れ込み飼うことになった子たちです。
私はここで大きな過ちを犯していました。
一度犬を逃してしまった家庭に、もう一度犬をあてがってしまったのです。
しかも、まだ人間に慣れきっていない犬を。

無論、前回のこともあるので、
表で絶対放さない、首輪はしっかり絞める、リードは決して手放さない、
慣れるまでは決して驚かすことなくゆっくりと動き接する。
これらを、しつこいくらいにまで言いつづけておりました。
無論、それらの事を義父は自分なりに一生懸命守ってくれていました。
でも、そこは「自分なり」でしかなかったのです。
野性の残る子は、私たちの考えのはるか上の行動を起すということに気がつかなかったのです。
だから、叔母も「まさかここまで塞いだ庭からよもや逃げ出すとは思わなかった。」のでしょう。

この点について義父を責めることは私には出来ません。
散歩のときもしっかり首輪とリードに注意していたり、
万が一の時のために、一所懸命隙間をネットと板で塞いでいた様子を知っていますから。
本人なりに一生懸命できることをしていたのを知っていますから。
(ただ叔母の不注意が悔やまれてなりません。)

だから、むしろ悔しくて、悔やみきれないのは、
「なぜもう少し手元に置いておき、完全に慣れきってから義父に渡さなかったのか。」
この一点につきます。

「一度逃しているから今度は注意するから大丈夫だろう。」と言う考えではなく、
「一度逃しているのだから、今度は逃げ出さないような犬を。」
とそう考えるべきだったのです。

今目の前にいる可哀相な子を助けてやりたい。
その思いのみが先走り、冷静に状況を考えることが出来なくなっていた私達の過ちです。

だから、ジャックに謝りたい。

ごめん、申しわけない。
誰に恨まれてもいいから、強引に手元において置けばよかったよ。
人間の都合を優先し、あなたにとって何が一番良いかを二番目にしてたよ。
本当に、楽しい時間はこれからだったのに、それを守ってやれなくて、奪ってしまって本当にごめん。
せめて今は恐くなく、穏やかなところにいていて欲しい。

ジャック本当にごめんなさい。

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4 コメント

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驚いたよ!! (Unknown)
2007-02-05 19:13:12
 ぷ~どるさん、可愛いジャックはもうこの世には居ないのですね。。。
ご自分の手元に置いておけば。。。と悔やまれていらっしゃることと思います。
(それは、りりぃもと思いますが)
引き取った犬で無くても手からリ~ドがすり抜けそうに。。。とか注意していても起こります。
今度は「セブンウェイリ~ド」を買って、それからそれから
2頭引き用の先端を買い首輪と胴輪を両方付けて
そこに2頭引き用の先端&セブンウェイリ~ドで厳重に。。。
どんなに人間が面倒であろうとも厳重に。。。
リ~ドはウエストリ~ドにして短く持って下さい。
*りりぃが居なくなった時に書けば良かったと私も大変に悔やまれます。
人間の慣れは常に無いように、これを機会に私も今一度、心掛けることにします。
私は少し前に亡くなった老犬が残した化石の様な
歯の歯石を取ってました。
何か残して行ってくれた物はありますか?_?
(悲しみ過ぎないで体に悪いから。。。)
返信する
ジャック (ふがふが)
2007-02-05 19:30:15
今、ジャックの訃報を知りました。
お義父さんも、もちろんジャック自身も
まさかこんなことになるとは思いもしなかった
でしょうし、本当に悲しい事故としかいえません。
ジャックのことはこのブログでしか知らない私です
が、悲しいし、辛いです・・・

ジャックの冥福を祈っております。
返信する
悲しいですね (ハマー)
2007-02-05 22:27:14
本当に偶然の不幸な事故ですね。
言葉も見つかりません。
 
ただ、どれだけ気をつけていても起こる事故や不測の事態があると思います。
だからあまり自分を責めないようにして下さい。

返信する
昨日お別れをしてきました。 (ぷーどる♂♀)
2007-02-07 11:05:44
義父と私たち夫婦と娘、そしてこの子をお世話してくださった方と一緒に送ってきました。
みなそれぞれ想いがあるので、さすがに辛かったです。
送る子の名前を書く名簿には、まだ先月のランの名前も残っており、
思わず涙があふれてきました。

ジャックの顔はきれいで、まるで眠っているかのようでした。

>Unknownさん
そうなんですよ、人間が面倒くさがってはいけないのですよね。
人間の都合を押し付けるのではなく、犬の都合を考えてあげるべきであったのです。
つくづく悔やまれるのはそこの一点。
私はこの子の毛を二つ神もらいました。
三毛犬とみなに呼ばれるほどに、美しい被毛であったのですよ。
>ふがふがさん
本当に事故は一瞬ですべてを奪い去ります。
心の準備も何も無く。
いきなり突きつけられる現実は、想像を超えて残酷でした。
誰もがこうなるとは夢にも思っていなかったので、
誰を責めることもできませんよね。
>ハマーさん
あの一瞬!
事故とはたいていそういう瞬間の偶然が生み出すものですよね。
避け得れたかもしれませんが、避けられなかったのかもしれません。
私たち自身も気をつけましょうね。

皆様、温かいお言葉と、お心遣い本当にありがとうございます。
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