毎回楽しみにしているミュシャ館の企画展に先日行ってまいりました。
この春新しい企画展が始まりました。
題して「ミュシャと12の月展 」
この題名を知った時私はてっきり、
「なるほど、今回は各月や季節のイメージ草花をテーマにした作品展だな。」
とそう思いました。
というのも、季節や時間、星座に、植物、はては音楽、文学から抽象的な概念、
そういったものを(美女に)擬人化するのがミュシャの最も得意なジャンルだから。
そういうわけで館内へ立ち入ると思った通り、
エントランスにカレンダーのタペストリー
エレベーターの扉には4つの花!
こういう気の利いた飾りつけも、企画展お楽しみの一つなのです。
むろんエレベーターの内側にも♪
だからもいよいよ期待は高まって。
受け付けでも…
「今回はミュシャの真骨頂ですね。」
「はいそうなんですよ。」
「また、展示会のポスターの出来も秀逸ですね。」
「はい、実は私は毎回チラシを額に入れ自宅に飾っているんですよ。」
「あらま!おねえさんも!私も私も!」
「100均の額でも、映えるんですよね~♪」
「ほんとほんと!というわけで、チラシもう一枚ちょうだいね?」
「はい♪」
てなやり取りを♪
ですが、展示室にはいると、その予想は大きく裏切られてしまうことに!
ですがそれはすごく良い意味で。
つまり私がイメージしていた展示内容は、
各月を代表するような、そういう作品が順番にあるものだと、
そう言うものを予想していたのです。
無論そういう作品は思った通り展示されてはいたのですが、
むしろメイン展示は、ミュシャの人生での大きな出来事を各月ごとにピックアップし、
それにまつわる作品やエピソードを、他の作家の作品も交え立体的に展示してあったのです。
これは非常に面白い試みで、
通常の生誕~晩年といった時系列で作品を眺めるのではないので、
作品の並びが非常にバリエーションに富み、にぎやかで飽きさせない。
また、関連する写真などの展示が、見る眼を多角的にしてくれいよいよ楽しい。
と、同時に、各エピソードが深く心に残るので、
単なる年譜を見るよりも、しっかり記憶に残る。
それにしても、さすがはミュシャ。
各季節、というか、時の流れを見事に切り出し、カンバスに美しく収めるもんだ…
まるで時間を操作できる能力者のようだ!
そんなわけで、非常に見どころが多く、第一展示室を見て回るだけで、
気が付くと2時間近くかかってしまい、足がだるくなってきたので珍しく休憩コーナーにて一服。
その後続く第二展示室へ向かうと今度は…
カレンダーがいっぱい!
*これは撮影&触れるのもOKなレプリカです。
ポスターで有名なミュシャですから、企業から販促用のカレンダーの依頼も多く、
そう言うもの中には、のちに日付を消し装飾画として販売されたものも多いので、
このジャンルにおいてもミュシャは大家でもあるのですよね。
そんなわけで、、
「ええな~。これ欲しいな~!」
などと思いつつ、ニヤニヤニヤと見て回る私。
場所が違ったら、かなり怪しい不審人物間違いなし!
そう言うわけで、ここでも1時間ほどじっくり眺め、その後は階下の第三展示室へ。
こちらでは、ミュシャが活躍した時代の日本の明治期における引き札、
つまり多色刷りチラシが展示されておりました。
その多くは地元 堺の企業や店舗のものでしたが、
江戸の浮世絵からの流れをくむ引き札の絵は、
時代が裸和洋折衷で、高度でありつつ非常に面白い!
だから、こういうものを古本屋で見かけたら買ってしまうよな…
とか思いつつ、
いかんいかん、そういうことしだしたら、また収集つかない、収集癖になる!
と、…
そんなわけで、開館同時に飛び込んで、出てくりゃもうお昼過ぎ。
まるで子どもの頃、映画館でまんがまつりを2巡見て表に出たときの様な、
そんな時間のすっ飛ばし感覚を久々に味わえました。
さすがミュシャ、いまだにこうして時間を操るのか?
(=^^=)ゞ
そうそう、先ほどのカレンダーですが、実は万年カレンダー。
で、一体日付などはどうなっておるのかといいますと…
ギリスア風の顔の口元に、布テープがあって
それぞれ引っ張ると、曜日、月、日にちが変えれるのですよ♪
**おまけ**
おもしろい動画があったので。
日本人はなぜミュシャが好き?【山田五郎が解説】
この春新しい企画展が始まりました。
題して「ミュシャと12の月展 」
この題名を知った時私はてっきり、
「なるほど、今回は各月や季節のイメージ草花をテーマにした作品展だな。」
とそう思いました。
というのも、季節や時間、星座に、植物、はては音楽、文学から抽象的な概念、
そういったものを(美女に)擬人化するのがミュシャの最も得意なジャンルだから。
そういうわけで館内へ立ち入ると思った通り、
エントランスにカレンダーのタペストリー
エレベーターの扉には4つの花!
こういう気の利いた飾りつけも、企画展お楽しみの一つなのです。
むろんエレベーターの内側にも♪
だからもいよいよ期待は高まって。
受け付けでも…
「今回はミュシャの真骨頂ですね。」
「はいそうなんですよ。」
「また、展示会のポスターの出来も秀逸ですね。」
「はい、実は私は毎回チラシを額に入れ自宅に飾っているんですよ。」
「あらま!おねえさんも!私も私も!」
「100均の額でも、映えるんですよね~♪」
「ほんとほんと!というわけで、チラシもう一枚ちょうだいね?」
「はい♪」
てなやり取りを♪
ですが、展示室にはいると、その予想は大きく裏切られてしまうことに!
ですがそれはすごく良い意味で。
つまり私がイメージしていた展示内容は、
各月を代表するような、そういう作品が順番にあるものだと、
そう言うものを予想していたのです。
無論そういう作品は思った通り展示されてはいたのですが、
むしろメイン展示は、ミュシャの人生での大きな出来事を各月ごとにピックアップし、
それにまつわる作品やエピソードを、他の作家の作品も交え立体的に展示してあったのです。
これは非常に面白い試みで、
通常の生誕~晩年といった時系列で作品を眺めるのではないので、
作品の並びが非常にバリエーションに富み、にぎやかで飽きさせない。
また、関連する写真などの展示が、見る眼を多角的にしてくれいよいよ楽しい。
と、同時に、各エピソードが深く心に残るので、
単なる年譜を見るよりも、しっかり記憶に残る。
それにしても、さすがはミュシャ。
各季節、というか、時の流れを見事に切り出し、カンバスに美しく収めるもんだ…
まるで時間を操作できる能力者のようだ!
そんなわけで、非常に見どころが多く、第一展示室を見て回るだけで、
気が付くと2時間近くかかってしまい、足がだるくなってきたので珍しく休憩コーナーにて一服。
その後続く第二展示室へ向かうと今度は…
カレンダーがいっぱい!
*これは撮影&触れるのもOKなレプリカです。
ポスターで有名なミュシャですから、企業から販促用のカレンダーの依頼も多く、
そう言うもの中には、のちに日付を消し装飾画として販売されたものも多いので、
このジャンルにおいてもミュシャは大家でもあるのですよね。
そんなわけで、、
「ええな~。これ欲しいな~!」
などと思いつつ、ニヤニヤニヤと見て回る私。
場所が違ったら、かなり怪しい不審人物間違いなし!
そう言うわけで、ここでも1時間ほどじっくり眺め、その後は階下の第三展示室へ。
こちらでは、ミュシャが活躍した時代の日本の明治期における引き札、
つまり多色刷りチラシが展示されておりました。
その多くは地元 堺の企業や店舗のものでしたが、
江戸の浮世絵からの流れをくむ引き札の絵は、
時代が裸和洋折衷で、高度でありつつ非常に面白い!
だから、こういうものを古本屋で見かけたら買ってしまうよな…
とか思いつつ、
いかんいかん、そういうことしだしたら、また収集つかない、収集癖になる!
と、…
そんなわけで、開館同時に飛び込んで、出てくりゃもうお昼過ぎ。
まるで子どもの頃、映画館でまんがまつりを2巡見て表に出たときの様な、
そんな時間のすっ飛ばし感覚を久々に味わえました。
さすがミュシャ、いまだにこうして時間を操るのか?
(=^^=)ゞ
そうそう、先ほどのカレンダーですが、実は万年カレンダー。
で、一体日付などはどうなっておるのかといいますと…
ギリスア風の顔の口元に、布テープがあって
それぞれ引っ張ると、曜日、月、日にちが変えれるのですよ♪
**おまけ**
おもしろい動画があったので。
日本人はなぜミュシャが好き?【山田五郎が解説】
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