「あそこになんかあるねん!」
先日以蔵君が踏ん張っていたその理由は…
「こんなんあるねん!」
そう、もうずいぶん前(台風前後)から、ずっとこの場所に放置されているきれいなバイク。
ナンバープレートもきちんとついており、自賠責保険もまだ残っている様子から、
当初は、「誰かが車庫代わりに置いているのかな?」とも思っておりましたが、
その後全く動いている様子もないし、そのうちこの場所を管理する公園事務所が、
「迷惑なんで移動してくださいよ。」という旨の張り紙をしだしたので、
もしかして盗難車?とも思いましたが、
前述のようにナンバープレートなどもあることから、
貼り紙に先立って公園事務所から警察への問い合わせがあるはずだから、
その場合は警察の対応になっているはずなんで、盗難車ではないんでしょう。
そうなると、道交法の適用のない公園内の放置のため、
警察は民事不介入と同じ理由で介入してきません。
となると、結局はこうして土地の管理者が貼り紙をし、
期限までに移動しない場合は管理者の権限で移動する旨を告知し、
その後移動させるしかありません。
しかもその間は、他人の動産なので勝手に触れることはできず、
かといって、これが倒れて第三者がけがしたら、
それこそ管理者責任を問われるので、予防策は講じねばならない。
また告示期間を過ぎ別の移動させるとしても、
その場所が道路であったりしたら駐禁対象だから、
結局自分が管理する別の場所へ置くしかない。
で、多くの場合、そうこうしているうちに、これを見つけた不届き物が、
パーツ、あるいは本体をそのまま盗んでいくということがよくある話。
実際今まで何台かそういう、もともとはきれいだったバイクを見てきました。
う~ん…
「なんか、面倒くさいね…」
てなわけで、毎回このバイクを気にしてにおいをかぎたがる以蔵君ですが、
君子危うきに近寄らず!
「さあ、みんなで帰ろう~。」
「帰ろう~♪帰ろう~♪」
理屈はわかるけど、毎回なんか面倒で、効率が悪くて、
何より、もったいない話だなと思います。
ちなみに、私のお気に入りのこのゴリラも元は放置車両。
たまたまうちの敷地内に打ち捨てられていたので、
警察に届けを出し、法定機関を過ぎてからきちんと手続きを経て私のものとなりました。
(詳しくはこちらを)
こういうのはまれなケースでしょうね。
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