全快しました! って唐突過ぎですね
以下、病気に興味のない方は読むのを飛ばして下さいな。
実は、「よんどころなき理由」とは・・・私、病院送りとなっておりました
肺の腫瘍の摘出手術を受けて来たのです!
南国グアムでダイビング・ゴルフ三昧でリゾートを満喫しようと思っていたのに
暗転、病院のベッドで痛い目に合うとは・・・
というのも、
9月下旬の会社の健康診断でひっかかったのが事の始まり。
随分以前(多分10年ぐらい前)から肺に影があって
いちおう良性腫瘍ということで経過観察をしていました。
6年前には1センチだったその腫瘍、少し大きくなっているようだからと
呼吸器内科の受診を勧められたのです。
でもこの時点では「いつものことだから、また経過観察になるはず・・・」と
たかをくくっていた私。
それから一応すぐに呼吸器内科を受診。
レントゲンを見るなり隣の呼吸器外科に回されました。
そこで腫瘍が1.8センチになっていると解りました。
6年前のほぼ倍の大きさ。
そして呼吸器内科でも呼吸器外科でも摘出手術を勧められてしまいました
理由は、
・肺の腫瘍には良性の頻度が極めて低いこと
・本当に良性腫瘍ならば大きくはならないこと
・カルチノイド(癌もどき)の可能性もあること
・腫瘍はなくなることはないので摘出する以外方法はないこと
・置いておくと咳きや肺炎を引き起こしやすいこと
・いずれ手術するのなら少しでも若いうちに
と、いろいろ説明を聞いて
とりあえず腫瘍マーカー、胸部CT、PET-CTの検査を受けることに。
この結果、多分「肺の過誤腫」でしょうとの診断が出ました。
それでもまだ100%カルチノイドではないとは言い切れないため
手術を勧められました。
PET検査で良性か悪性かはっきりするものと思っていたらそんなことはないのですね。
確定診断は術後の病理検査で判明することが多いらしい。
それから約1ヶ月・・・もんもんとどうするか悩む悩む
この時点で旅行3週間前。
決心するのに時間が掛かった理由のひとつは
「PET-CT」でもう1ヶ所甲状腺にも小さな腫瘍が見つかり、
内分泌内科にも通うはめになったため。
エコー検査を受けたりとそっちの心配もしないといけないことになってしまったのです
結局、こちらは今早急にどうのということではないことが判明し、
問題は「肺の腫瘍」一本に絞って悩むことになりました。
私は良性なら手術をしたくないと思っていたし、
腫瘍の場所が悪く血管に挟まれているから右上葉肺ごと摘出することになるかも
との言葉がひっかかっていたのです。
右肺は上・中・下の3葉に分かれていて(左肺は上・下の2葉)
私の腫瘍は右上にありました。
その部分を肺ごと摘出すると肺の15%を失うことになるそうな。
でも最初は少し息が上がるものの、すぐ元の生活に戻れるとのこと。
日常生活には何ら影響はないみたいでしたが、
出来ることなら取りたくない!ですよね~
それで躊躇していたのですが、
クニパの一言「カルチノイドかもしれないのは怖い、命が一番大切だから・・・」
って言われて決心が付きました。
そして良性だったなら腫瘍のみ取って肺はまた戻してもらうということにして
手術に踏み切ったのです。
結果は・・・
良性の過誤腫で、腫瘍のみ摘出出来て肺は触らずに済みました!
良かった~ホッとしました。
術後の経過はとても良く、開胸手術だったのに術後5日目に退院。
ただ今自宅療養中です
周りのみなさん、この10・11月の2ヶ月間ほど大変お騒がせしました
おかげ様でスッキリしていい年を迎えられそうです、ご心配をお掛けしました。
ありがとうございました~
そして1ヶ月後にはもうダイビングもしていいとの御墨つき。はやっ
!
ただ脇の下を切っているのでこれからリハビリを頑張って
早く
クラブを振れるようにしないとね