網野でたらふく蟹を食べた翌日は、電車とバスを乗り継いで出石へ。
目的は、勿論出石そばを食べに。。。

生憎の一日中雨

最初は観光センターで



出石は”但馬の小京都”と言うだけあって、風情ある城下町。
↑出石のシンボル蜃鼓楼。日本最古の時計台。


大手前通りには、皿蕎麦のお店やお土産屋さんが軒を連ねます。


そんな中、まず最初に向かったのは、いづし観光センター。

「出石皿そば巡り巾着セット」(1800円)を購入するために。

店によって違う皿そばの味を3店分、3皿ずつ味見出来ると言うもの。
蕎麦好きなクニパが、出石に行ったら3軒ぐらいは蕎麦屋に入りたい!と言ってたので、願ったり叶ったりなセット~。
クニパ以外にも3軒は入りたいと思う蕎麦好きな人が結構いると言うことなのでしょうね。
巾着袋2つ購入して、さ~て出石皿そば目指し歩きますよ。
このポスターの裏に利用できるお店マップと、
定休日やそばの色・太さ・ダシの甘辛が詳しく記載されています。
ただ、行った日が木曜日だったので、定休日のお店が多かった・・・

「入佐屋」さんも木曜定休日。

まず、1軒目に入ったのは「左京」さん。

1枚目のコイン永楽通宝でお支払い。ここではスタンプも自分で押しました。

最初に出汁、薬味、生卵、とろろが運ばれてきます。

生卵&とろろがどのお店でも出てくるので、
この2点を入れて食べるのが出石皿そばの特徴でしょうか。
ジャン!お蕎麦登場。



3皿ずつ、ぺろりと完食。

ここの蕎麦は色普通、太さも普通、出汁はやや辛と載ってました。
手打ちって感じで太さにばらつきがありましたが、のど越し良く、美味しかったです。
2軒目に向かう前にちょうど出石城跡に出たので、少し散策。


階段上がったとこからの出石の町の眺め。今なら



2軒目に向かったのは「官兵衛」さん。

あれっ

これはしまった!
ゆっくり観光してる場合じゃないゎと走って次の店へgo



次は「近又」さんへ。

すると、人気店だったようで
長蛇の列が出来てて

通された席は一番奥の座敷。

クニパが、ここは美味しいに違いないから最初から追加するって。

巾着セットの3皿プラス一人前5皿を二人分で16皿。

ジャン!いっただきま~す




完食です。
ここの蕎麦は色黒目、太さやや細、出汁普通。
出汁が普通よりやや薄めに感じました。←クニパ談

こちらのお店では、20皿以上食べたらそば通認定の登録をしてくれるらしい。
周囲では皆さん挑戦されてるようでした。
30皿以上食べたら、店内の番付表に名前を掲示してくれるんだって。いっぱいお名札有り。
さて、私たちは3軒回らないといけないので、最後の店へ急ぎます。
「たくみや」さんに行ってみると、こちらは水曜定休日なのに閉まってました。もうお昼を過ぎてたからかな


焦ってきた

ここは、八木通りの「本陣鶴屋」さん。

お店の裏側がお堀になってて蜃鼓楼の眺めが良いのだけれど。。。
悩んで素通りして「甚兵衛」さんへ。

ところが、ここも既に閉まってる

そして次は、その斜め前の「天通」さんへ。

こちらはまだ営業中。ホッ、3軒目入れました~。

こちらの特徴は、わさびが本わさびだったこと。得点高しです。

わさびを蕎麦の上に乗せて食べて下さいって。

完食です。

ここの蕎麦は、色やや黒目(白目)、太さやや細、出汁やや甘ってことでしたが、出汁の味が「近又」さんと違って濃いめでしっかりしてました。
クニパがここでももう一人前追加しようかな

私はもうギブ。
3軒目にして生卵&とろろとそば湯でお腹パンパンです。
クニパも後もうちょっとってところで止めておくことに。
計14皿食べて、出石皿そば巡りを堪能致しました

木曜定休等のお店が多くて3軒廻れるか心配しましたが、何とか完了

楽しかったです。
因みに皿そばめぐり巾着セットの有効期限は3ヶ月有り。

どこが一番美味しかったかって?
う~ん、バカ舌ゆえ私は解らず

クニパは最初に入った「左京」さんが美味しかったと申しております。(←個人の見解)
帰りのバスの時間まで、あと少し散策です。
出石家老屋敷。今なら



それから出石資料館。

桂小五郎が囲碁を打ったと言う昌念寺。

柳行李を作ってる工房。

出石酒造酒蔵。


出石永楽館にも入ってみたかったけど、木曜休館日でした。残念。
禁門の変後、桂小五郎が潜伏した町らしく潜居跡が6軒ほどありました。
とてもこじんまりした町での散策。
出石皿そばを食べにまた再訪したいです
