『はだれ雪』葉室麟/角川書店(2015/12)
扇野藩に流罪となった幕府の目付役・永井勘解由。
若くして扇野藩士中川家の後家となった紗英は、
勘解由の接待役兼監視役を命じられた。
この年、江戸城内で藩州赤穂の大名浅野内匠頭が高家筆頭吉良上野介を斬りつける事件が起きていた。
浅野内匠頭は即日切腹。
だが勘解由は老中に切腹見合わせを進言し、切腹直前、
ひそかに浅野内匠頭の“最期の言葉”を聞いたという。
その行いが、将軍徳川綱吉の機嫌を損ねたのだった。
雪が舞い散る中、屋敷に到着した勘解由を迎え入れた紗英は、
役目を全うしようとするが―。
身分を隠し、勘解由の元を訪れる赤穂浪人。
勘解由のやさしさに惹かれてゆく紗英。
扇野藩に、静かに嵐が忍び寄る。時代長編!~BOOKデーターベースより
架空の藩・扇野藩シリーズ3冊目。
忠臣蔵外伝として、
史実とフィクションが織り交ぜて進んでいくお話し。
人が人を思いやる心の大切さが染み入り、読み応えあり!
『蜩ノ記』『散り椿』と並んで大好きな一冊となりました。
『ふつうな 私の ゆるゆる 作家生活』益田ミリ/文春文庫(2014/4)
すーちゃんシリーズが好きな作家さん。
どんな人なんだろうと興味が湧いて読んでみたエッセイ物。
ただ、エッセイだから文章だと思い込んでいたら、
こちらもマンガでした・笑
益田さんは元々イラストレーターさんだったのですね。
それにしても、ポカーンとされているようで、大胆不敵な行動力。
親に褒めて育てられたことや家族の愛情が、
良い方向に導いたのだろうなと思いました。
普通なようで、きっと普通じゃあない方なのでしょうが。。。
『あきない世傳 金と銀(9)』高田郁/角川春樹事務所(2020/9)
待ってました!9巻め。
結の行動には憤りを感じるけれど、
きっと姉妹の雪解けも待っているのだろうと信じて
次巻を楽しみに待ちます。
『3年の星占い2021-2023乙女座』石井ゆかり/すみれ書房(2020/12)
石井ゆかり@筋トレ週報は毎週金曜日の夕方に欠かさずチェック!
そんな石井ゆかりさんの3年間の星占いは、しっかりゲットしました。
乙女座の皆さーん!
2021年は「自分の新しい役割」に出会える年だそうですよ。
私も今ちょうど、プー太郎の身、
今年何か新しい「役割」に出会い、
心を自由にしてくれますように・・・
3年間、側に置いて何度も読み返し、元気を貰いたい本です。
買って良かった