まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 58

2013年04月10日 | Weblog

勢いから、急遽つくってしまった「ぺるけ式トランジスタミニワッターVer3」を。

せっかく1Wも出力があるのに、個人的な使用目的は、あくまでも「ヘッドホンアンプ」ということで、

無駄な使い方のひとつかも。

基板上右上付近に、アンプ出力からヘッドホン用のアッテネータもつけているので、

ケース裏側からスピーカ出力、表側からヘッドホン出力ということに。

 

ただ、動作しだしたとき、若干気になる点がいくつか。

これが両電源の元の回路図。何か気になって。不思議な回路のような気も、見たことあるような気もして。

ということで書き換えてみると、

やっと納得。GNDと書かれた部分が、実は仮想グランドとなっているので、

その電源を作り出すため、トランジスタ2個使った、安定化電源ということだったとは。なるほど。

 

手持ちの部品の関係上、トランジスタを指定以外のものを使ったせいなのか、電圧測定すると

あれあれ、という感じになって。

原典では2SC4408を指定されているものの、2SC3421(なにせ選別外品が大量に余っていて)に変更。

 

冷えた状態(クールブート?)で電源をいれると、ON直後、マイナス電源電圧が-6.05Vになるが、

30秒後には-5.92V付近で安定するものの、1時間ほど動作させて温まった状態で電源OFF後、

電源電圧が1V以下を確認後(巨大ともいえる電源ラインの電解コンデンサが放電)、再度電源を入れると

数秒もかからず元の電圧になるので、面白い傾向があらわれているなぁと。

 

 「たかじん式プロテクション回路・まるは改悪」は完璧に動作しているので、一安心。

ミニワッターの原典どおりに作っても、ポップ音がほとんどしないので、一応必要ないものの、

部品の故障などで出力側に異常電圧がかかることも想定して、ヘッドホン保護ということで

プロテクション回路は「あえて」追加するということで。

 

 

コメント
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