入手時期が前後しますが、これも何か気になるヘッドホンアンプでした。
K-0006_6418サブミニチュア真空管使用ヘッドホンアンプキット V1.1
印刷されたマニュアルがあるため、これも1発動作しました。
ただ、金属皮膜抵抗がいつもの1/ 4Wではなくため、ずいぶん抵抗が小さく感じられたのと、トランジスタのパターン部分と
真空管のパターン部分の隙間が狭いため、少しハンダ付けしずらいのが難点といえば難点でしょうか。
LEDが2個ありますが、低電圧警告灯として動作します。
このヘッドホンアンプは2種類の電池が必要です。単3ニッケル水素電池1本と006P、いわゆる9V角電池が1本。
以外と2種類用意するのは面倒な感じですのですし、家では末置きに近い形で使用するため、ヘッドホンアンプ用の外付け
安定化電源を使うために少し細工をしました。
いきなり何だこれは、という状況ですが、昇圧回路基板(市販品)とヒータ用電圧(1.2V)を生成する基板を中華に発注して作りました。
コイルやコンデンサなど山盛りとなって、思ったより大きくなってしまい006P電池と同じサイズになってしまいました。
昇圧回路は可変タイプなので、必要な電圧に可変する事ができます。
ここでは元は9Vでしたが、出圧変更して鳴らすと12Vあたりが調子よさそうなので、その電圧のままになっています。
基板剥き出しではショートする危険もありますので、ケースに入れてみました。
これやアマゾンで売られていたブリキケースでした。
思ったより深いので、基板が底のほうになってしまいました。
基板上には、電圧警告LEDやらコネクタやらVRなどが並んでいますので、そのままで穴明けしました。
「スパットドリル」(いわゆる一文字とかろうそくとか呼ばれるドリルビット)で1発位置決め穴明けができました。
やはり道具ですね。
音的には、非常に太い感じの音がする様子です。(電圧の関係かもしれませんが)
基板剥き出しでは外来ノイズを拾いやすかったのですが、ケースに入れた事でかなり防ぐ事が出来るようでした。
持ち歩きには向きませんが、家で据え置きとして使うには十分な感じです。