つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

★1日1学★ 脳卒中パス ~脳卒中ノート編~ -8-

2012-04-24 | ★1日1学★
こんばんわ。昨日は回復期病棟の歓迎会があったので、記事UPをお休みしていました。
…最近、ちょくちょくUP出来てない日がありますね…。
頑張れ自分;でも頑張り過ぎるなよ自分。

さて、今シリーズもぼちぼち終わりたい。目標はシリーズ10回で終わる。
…一部数字がずれてるから、正確には10以上の記事がありそうだけど、
とりあえずはこの記事含めあと3回で終了したい。

では本題参ります。

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■脳卒中とかかわりの深い疾病

◆高血圧
…血圧が高いほど、脳卒中、心筋梗塞、心疾患、慢性腎臓病などの罹患率・脂肪率が高くなる。
 特に日本では高血圧の脳卒中発症への影響が強いことが報告されている。

1)高圧目標値
※下記、A:診察室ない血圧、B:家庭血圧(家庭における血圧)

 若年者・中年者 …A:130/85  B:125/80
 高  齢  者 …A:140/90  B:130/85
 糖尿病、慢性腎臓病、心筋梗塞…A:130/80  B:125/75
 脳 血 管 障 害 …A:140/90  B:135/85
  
…おおむね、140/80が望ましい、という感じで覚えておいていい、かな。

2)治療方法
①生活習慣の改善(第1段階)…食塩摂取の制限、減量、運動療法、アルコール制限、等
 ↓①による降圧が困難な場合
②降圧薬治療(第2段階)


◆糖尿病
…膵臓から分泌されるインスリンの不足・働きの低下などで、
 血中にブドウ糖が必要以上にたまった状態。
 初期症状はほとんどないが、放っておくと脳梗塞、心筋梗塞などの血管障害、
 網膜症、腎症、神経障害など、多彩な合併症を引き起こします。
 ただし、早期から良好な血糖コントロールを行うことで、健康な人に近い生活も送れます。

1)発症率
近年、糖尿病を合併する脳血管障害の発症率は増加中。
脳出血より脳梗塞が多く、一過性脳虚血発作や軽い麻痺を繰り返し、
脳血管性認知症に至ることもある。

2)治療方法
①食事療法&運動療法(第一段階)
 ↓①効果が不十分な場合
②経口血糖降下剤、インスリン注射等の薬物療法

3)治療の目的
糖尿病を有していても、健康な人と同じ寿命をまっとうし、
健康な人と変わらない生活の質(QOL)を維持すること。
そのためにもしっかり糖尿病をコントロールし、合併症の発症または悪化を防ぐことが大切。

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