撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR東日本 一ノ関(2003.10.29) クハ700形 普通 盛岡行き

2021年10月06日 21時23分01秒 | JR各社
18年前にJR東日本 東北線 一ノ関駅で東北地区の交流区間の通勤車として活躍する701系を撮りました。
この頃は画素数の小さいコンデジしか持ってなかったので、それで撮ってます。
写真は一ノ関駅に停車するクハ701形の普通 盛岡行きです。
車番について記録していなかったので、不明です。



この日は東北方面に出張でしたが、コンデジを持っていたので、初めて見る701系が珍しく思わず撮ったようです。
以前の東北地区の地域輸送では、旧国鉄から引き継いだ車両が主体でした。
12系や50系客車が機関車で牽引されていたり、ディーゼルカー、電車化されていても2扉の急行型車両455系、457系、特急型581、583系を改造した715系などが活躍していました。

これらの車両は老朽化していたり、2扉のためにラッシュ時の運用に適さない車両が多く、JR東日本の交流電化区間における通勤車として1993~2001年に各地域に登場しました。
2。3、4両編成を単位とし、これらの組み合わせで8両までの組成が可能で、編成の増解結による柔軟な輸送力の調節が可能となりました。
ステンレス製構体の先頭部は貫通路付の切妻構造で、側面は両開扉が3ヶ所設けられました。
当初は短編成での通勤、通学輸送に対応できるようロングシートで登場しましたが、後にクロスシート車も登場しています。
誤乗防止のための車体帯色は配置された路線ごとに異なっており、写真の車両は盛岡運転所(現在は盛岡車両センター)で運用される帯色です。
2002年の東北新幹線 盛岡~八戸駅間の開業に伴い、並行在来線を移管して開業したIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道の2社に譲渡された車両も有りますが、現在も東北地区の主力として活躍しています。