撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR西日本 JR淡路(2021.10.9) JR貨物 EF65-2088

2021年10月29日 20時29分51秒 | JR各社
10/9にJR西日本 おおさか東線 JR淡路駅で単機回送されるEF65形を撮りました。
1枚目は、JR淡路駅に向かうEF65-2088です。



2枚目は後追いで、JR淡路駅を通過するEF65-2088です。



機関車や貨物列車は殆ど撮らないため、このブログにも登場することは滅多にありませんが、初めておおさか東に乗車した日に単機回送されるEF65形が通過したので撮っておきました。
EF65形は1965~79年に旧国鉄の直流電気機関車として登場しています。
高速走行性能と牽引力の両立が図られて性能的にバランスが良かったことも有り、国鉄電気機関車としては最多の308両が製造されています。
0番台は貨物列車牽引用、500番台(P形)は高速旅客列車牽引用、500番台(F形)は高速貨物列車牽引用、1000番台(PF形)は旅客列車・貨物列車に広汎に使用可能な汎用機として区分されます。

1987年の国鉄分割民営化の際には269両が、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR貨物に継承されています。
1991~92年にJR貨物のEF65形の一部の車両に常用減圧促進改造が実施され、ナンバープレートの地色が赤色に変更されています。
2012年には100km/hrを超える運転を行う車両には新たな保安装置(運転状況記録装置)の搭載が義務付けられたことから、最高速度の相違を区別するために搭載された車両の車番は1000が加算されています。

EF65-2088ですが、1976年に1000番台(PF形)の6次車のEF65-1088として登場し、新鶴見機関区に配属されました。
JR貨物に継承された際にも新鶴見機関区に配属され、前述の常用減圧促進改造、運転状況記録装置の搭載により、赤プレートのEF65-2088となり、国鉄特急色に復帰して活躍しています。