撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 大阪梅田(2021.10.13) 5100F 急行 大阪梅田行き/宝塚行き 5100系誕生50周年記念HM

2021年10月18日 22時17分57秒 | 阪急
10/13に阪急宝塚線 大阪梅田駅で5100系誕生50周年記念ヘッドマークを掲出した5100系を撮りました。
1枚目は、大阪梅田駅に向かう5100系誕生50周年記念ヘッドマークを掲出した5100の急行 大阪梅田行きです。



2枚目は、大阪梅田駅で停車中に撮った5100に掲出されている5100系誕生50周年記念ヘッドマークです。
デザインされている車両のイラストは、左から神戸線の5142、宝塚線の5102、京都線の5104です。



3枚目は、大阪梅田駅で折り返して発車直前の5115の急行 宝塚行きです。



4枚目は、大阪梅田駅で停車中に撮った5115に掲出されている5100系誕生50周年記念ヘッドマークです。
車両のイラストは5100に掲出されたヘッドマークと同じ車両ですが、デザインが異なっています。



5100系は試作冷房車5200系に続いて本格的冷房車として、1971~79年に90両が登場しました。
神宝線系統と京都線系統の車両で異なっていた機器類の規格が極力統一され、全線での運行に配慮した設計となっていました。
その効果で、登場時にはヘッドマークのイラストのように神戸線、宝塚線、京都線の各線に配属されて活躍しました。
後に大半の車両が宝塚線に集結して、10両編成でも運用されていました。
2001年~の5000系のリニューアルの際に17両が中間付随車として5000系に編入され、宝塚線には8両編成×8編成、今津線には6両編成×1編成、余剰の3両が正雀車庫で休車の状態が続いていました。

2014年には休車だった3両が引退し、2014~16年には宝塚線の8両編成×3編成(5136F、5138F、5108F)が能勢電に譲渡、2016年には宝塚線の8両編成(5132F)が4両編成×2編成に分割されて箕面線で運用されています。
さらに、2019年には今津線で運用されていた6両編成(5102F+5118F)から5102Fが解放されて正雀車庫で休車となり、5118Fは伊丹線で運用されていましたが2020年に引退しました。

現在でも阪急で運用されているのは宝塚線の8両編成×4編成(5100F、5104F、5106F、5128F)、箕面線の4両編成×2編成(5132F、5134F)に減りましたが、今年で登場して50年を迎えることができました。
50周年を記念して、7/27~11/30までトップナンバーを含む5100Fに記念ヘッドマークが掲出されています。
ヘッドマークのイラストの車両は、各線で運用されていた当時の姿が再現されています。
神戸線の5142には、赤色と水色に塗り分けられた「特急 大阪梅田~須磨浦公園」と西宮球場でプロ野球の阪急ブレーブスの試合が開催された時の「ブレーブス坊や」の2枚看板、宝塚線の5102はシンプルな「急 大阪~宝塚」、京都線の5104は憧れの「特急 大阪~京都」の2枚看板が掲出されており、凝っていると思います。

この日は仕事で関西に戻っており、仕事に行く前にはこれまでに紹介したように今津線で撮りました。
夕方は早く仕事が終わったので、ネットで調べたら折良く5100Fが大阪梅田駅に到着することが分かったので、ヘッドマークを撮ることができました。