撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

南海 岸里玉出(2024.1.8) 泉北高速 3511F+3521F 準急 和泉中央行き

2024年01月21日 23時19分18秒 | 南海・泉北高速
1/8に南海高野線 岸里玉出駅で泉北高速鉄道3000系を撮りました。
1枚目は、岸里玉出駅を通過するクハ3522の準急 和泉中央行きです。



2枚目は後追いですが、帝塚山駅に向かうクハ3511です。



3000系は泉北高速鉄道の輸送力増強のため、1975~90年に60両が登場しています。
同時期に増備されていた南海6200系をベースとしていますが、1975~86年に登場した3501F~3517Fは製造コスト削減のため、車体は同一形状ながら外板のみステンレスで内部構体は普通鋼製のセミステンレス構造でした。
一方、1986~90年に登場した3519F~3523Fは6200系と同じオールステンレスとなりました。
1998~99年には6両編成だった3511F、3513F、3517Fから中間車2両が脱車されて先頭車化改造の上、2両編成の3000系50番台に区分されて3551F~3555Fの2両編成×3編成が登場しています。
2006~08年に初期に登場した3501F~3507Fの4編成は引退し、2012年には3513~3517Fの4両編成×3編成、3555Fの2両編成×1編成の14両は南海に譲渡され、南海3000系として南海線で運用されています。
現時点ではセミステンレス車の4両編成は3509F、3511Fの2編成、2両編成は3551F、3553Fの2編成、オールステンレス車は4両編成の3519F、3521F、3523Fの3編成の合計24両が活躍しています。
しかし、2025 年度早期には南海と泉北高速鉄道の経営統合が発表されており、特に車歴の古いセミステンレス車は南海に引き継がれるかなど今後の動向は気になります。

3511Fは1979年にセミステンレスの6両編成で登場し、1999年に中間車2両が3551Fに改造されて4両編成化されています。
3521Fは1989年にオールステンレスの4両編成で登場し、現在まで編成替えは行われていません。