◎人間のチャクラは虹であり、7色でワンセット
OSHOバグワンは、7チャクラに言及したものは多くない。その数少ない説明の一つが以下である。
ポイントは次のとおり。
- 人間のチャクラは虹であり、7色でワンセット。特定のチャクラだけ強調するのは片手落ち。
- 人間は動物と神の間にある橋で、人間は花開くかもしれないし、花開かないかもしれない。それゆえに、内側の震え、動揺、おののきがある。
- 人間は、神に向かう7つの段階であるので、これらすべての7つのチャクラを通過しなければならない。
- 下方3チャクラであるムーラダーラ、スワディシュターナ、マニプーラは、動物のチャクラ。
OSHOバグワンのThe_Divine_MelodyのP29-30を以下仮訳してみた。
『(仮訳)
人間は虹であり、すべての7色が一緒になっています。それが彼の美しさであり、彼の問題でもあります。人間は多面的で、多次元的です。彼の存在は単純ではなく、大きな複雑さです。そして、その複雑さから、私たちが神と呼ぶ調和、つまり神聖な旋律が生まれます。
ですから、人間について最初に理解すべきことは、人間はまだ完成していないということです。人間はただの可能性、潜在能力にすぎません。人間は「なりうる」のであり、人間は約束なのです。犬は「存在」し、岩は「存在」し、太陽は「存在」します・・・人間は「存在しうる」のです。それゆえに不安と苦悶が生じます――人は失敗する可能性もあります。確実なことは何もないのです。あなたは花開くかもしれないし、花開かないかもしれません。それゆえに、内側の震え、動揺、おののきが生じます。「私はそれを成し遂げることができるのだろうか、それともできないのだろうか?」と。
人間は動物と神の間にある橋です。動物たちは途方もなく幸せです――もちろん、気づいてはいませんが、意識的に幸せなのではありませんが、途方もなく幸せで、心配もなく、神経症でもありません。神は途方もなく幸せで、意識的です。人間はその二つの間に、宙ぶらりんの状態にあり、常に迷っています――存在するのか、それとも存在しないのか?
私は人間は虹だと言います。なぜなら、虹は人間を理解するための全体的な視点――最低から最高まで――を与えてくれるからです。虹には7つの色があり、人間には7つの存在の中心があります。7つの寓話は非常に古代のものです。インドでは、この寓話は7つのチャクラの形をとっています。最も低いのはムーラダーラ、最も高いのはサハスラーラであり、この二つの間には5つの段階、5つのチャクラがあります。そして人間は、神に向かう7つの段階であるこれらすべての7つのチャクラを通過しなければなりません。
普通、私たちは一番低いところに stuck(行き詰まって)います。最初の3つ――ムーラダーラ、スワディシュターナ、マニプーラ――は動物のチャクラです。もしあなたが最初の3つの中で生きているなら、あなたは動物と何ら変わらない――そしてあなたは罪を犯しています。実際に罪を犯しているということではありません――あなたがそうなるはずだったものになることができなくなるからです。あなたは可能性を逃してしまうでしょう。もし種が成長して花にならないなら、それは罪を犯したことになります――誰に対してでもなく、自分自身に対して。そして、人が自分自身に対して犯す罪が最も大きいのです。実際、私たちは他人に対して罪を犯すのは、最初に、根本的な罪を自分自身に対して犯したときだけです。』