アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

太乙金華宗旨の光について-4

2025-02-05 03:00:34 | 覚醒のアーキテクチャー

◎西洋は太陽重視で、男性偏重で、活動的すぎる

 

光とは何か。OSHOバグワンの説明。

太乙金華宗旨の冒頭。

 

ポイントは、以下。

  1. 天上のこころ(天心)は太陽と月の中間にある。それは、男性的でもなければ、女性的でもない。
  2. 西洋は太陽重視で、男性偏重で、活動的すぎる。
  3. 東洋は月重視で、女性偏重で、受動的すぎる。
  4. 外側では太陽を重視し、内側では月を重視せよ。太陽と月をあなたの内側で出会わせ、あなたはちょうどその真ん中にいれば天上の心がある。

 

そして光を巡らせる瞑想は、ひとえに逆流の動きにかかっている。それにより思考の集中が起こる。天上のこころは太陽と月のあいだに位置している。

 

いいかね、もう一度くり返そう。太陽は男性エネルギーの象徴であり、月は女性エネルギーの象徴だ。

ハートは男性的でもなければ、女性的でもない。それがハートの美しさだ。すなわち、ハートは神聖なものであり、男性的でもなければ、女性的でもない。それは まさにその両者の中間にある。

 

男性エネルギーに傾き過ぎている場合には、人は過度に活動的になっていて、どうやって受動的になればいいのかわからなくなっている。西洋で起こっていることはそれだ。西洋は太陽指向であり、あまりにも活動的だ。人々は狂ったようにみずからを活動に駆り立てている。

 

(中略)

 

西洋は太陽を重視している。東洋は月を重視している。

東洋はあまりにも受動的で、宿命論に傾き過ぎるようになった。「何もする必要はない。ただ待てばいい。神がやってくださるだろう」と。これはまた別の種類の愚劣さ、愚昧さだ。東洋は貧しくて、怠惰で、不潔だ。が、人々は何ひとつ気にかけていない。どこを向いても惨めさが――貧困、乞食、病気が目に飛び込んでくる。が、誰も気にかけていない。すべては受け容れられている。「しかたがないでしょう?これは神の御意志なのです。私たちは甘受しなければなりません。待てばいいのです。いよいよの時になったら、神がおいでになります。他にどうしようもないじゃないですか」これは女性的な精神だ。

 

『黄金の華の秘密」は言う。人は男性的であってもいけないし女性的であってもいけない、どちらの極にも傾かず、ちょうど真ん中にいなければならない、と。そうなったらバランスが生まれる。そうなったら活動的でありながら、しかも内側深くではくつろいだままでいることができる。そうなったらくつろいでいながら、しかも外側では活動をつづけることができる。

 

外側では太陽を重視し、内側では月を重視するがいい。太陽と月をあなたの内側で出会わせ、あなたはちょうどその真ん中にいればよい。そして真ん中にいることに超越がある。』

(黄金の華の秘密/OSHO/メルクマールP33-35から引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あたいの子宮はなんでもかん... | トップ | パンドラの箱はあけないにこ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

覚醒のアーキテクチャー」カテゴリの最新記事