たった45歳で・・・

昨夜はお通夜だった。
同じ職場で働いている人のご主人が大腸がんで亡くなったのだ。
たった45歳だった。

昨年の夏に手術をして、一時は職場復帰できるまで回復していたそうなのだが、病魔もまたしぶとく生き残り蔓延っていたのだろう。

ぎりぎりまで、病名を隠していたという彼女。心を強く保つのは大変だったろうと思う、切ないなぁ。

お通夜の間中泣き続けだった彼女、大学生と高校生のお子さんたちのために立ち止まっている暇もない、それが救いかもしれない。

もし今私が・・・と思ったら、辛くて想像もしたくない。
子供たちが遠くに離れている今、とても一人きりで生きていけないと思う。
家に帰って、ソファでうとうとしていた夫の顔を見たら、自分がとてつもなく幸運な女に思えた。

お父さん、いつまでも元気でいてね