珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

味噌作り

2008年10月19日 | 日々のこと

先週水曜日、久しぶりに味噌作りをした。
もう少し寒くなってからと思っていたのだが、友人のk子さんが材料の大豆と麹を買いに行くと言うので、ついでに私の分も買ってもらったのだ。
K子さんは、味噌作りにおける私の師匠だ。
彼女の手作り味噌を味わって以来、その美味しさにすっかりはまって弟子入りした。
それから3年余、飽きることなく続けている。

さて、大豆と麹、大豆はともかく麹は生きているのでそう長く置いて置けない。
いつもは夫と二人で作るのだが、彼のお休みの日まで待っていられなくて、一人で立ち向かうことにした。

レシピはというと

材料 
大豆 2kg
麹  2kg
塩  0.8kg
煮汁 800cc
焼酎(20度)150~160cc

1 大豆を一晩水に漬けておく。麹をばらばらに解し、塩と混ぜ合わせる。
2 圧力釜で煮る。沸騰してから10ほど。
3 つぶす。我が家ではミンチャーを使っている。
4 麹と塩を混ぜて冷めた煮汁をかけておく。塩は80g残しておく。
5 つぶした大豆と麹を混ぜる。
6 容器は焼酎で拭いておく。
7 混ぜた大豆をおにぎりのように玉にする。
8 容器の中へぶつけるように投げ入れる。(空気を抜くため)
9 表面をならして残しておいた塩をかける。
10 さらに焼酎をかける。かなりだぼだぼ。
11 上にサランラップをかけて蓋をしめる。容器によっては、
   醗酵したとき蓋が浮き上がらないように重しをする。
12 一ヶ月したら混ぜる。あとはそのまま冷暗所に保存。
13 3ヶ月から食べられるが六ヶ月待つほうが美味しい。

この工程の中で一番大変なのは圧力釜の扱いだろうと思う。
圧力釜って、とにかく重い、腹が立つほど重い
2キロの大豆を煮終えるまで4~5回は鍋をコンロへ上げ下ろししなければならない。
両手で持っても手首が折れそうだ。
これっていつも夫がやっているのよね。

次にミンチャーで潰すのだけど、大匙2杯分くらいしか一度にできないの。
それを気が遠くなるほど繰り返す。
これもいつもは夫がやっているのよね。
ミンチャーの取っ手をグルグル回しながら途中ですっかり嫌になってしまった。
でも、止めるわけにはいかないし・・・。
ああ、土曜日まで待てばよかった~

やっとすべてつぶして麹と混ぜ、容器にいれる段階になったけれど、味噌のおにぎりを投げ入れるのがまた大変。
というより苦手。
できるだけ力強く叩き込むのが理想だけれど、私がやると、直径23cmもある容器からなぜか外れてしまう。
これも夫だとビシッと決まる。
今回は、仕方が無いから真上から落とす格好で味噌を収めたけれど、案の定、味噌の間に隙間がたくさんできてしまった。
そこには空気が入っていると言うことだ。
上から押したり、容器を揺すったりして隙間を埋めようとしたが、無理。
仕方なくそのままで良しとした。

夜帰って来た夫にその話をして、いかに重労働で疲れたかを訴えたら、「そりゃそうだろう、大変なところはみんな俺がしてるんだから」と言われてしまった。
気づいてたのか