珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

七夕

2011年08月08日 | 日々のこと

                   

昨日は、七夕でした。

北海道全域かどうかはわからないのですが、札幌は一ヶ月遅れの8月7日が七夕です。

夕方には小さな子供達が、公園で作った空き缶のランタンを持って

「ろうそく出せ、出せよ、出さなきゃかっちゃくぞ、おまけに引っ掻くぞ」

と家々を回ります

各家では、ろうそくならぬ、お菓子を用意して、小さなお客様を待つのですが、最近は我が家の子供達のころとは、随分様子が変わりました。

昔は、子供達が何人かでグループを作り、好きなように好きなところを回って、お菓子を袋一杯ゲットしていました。でも、今は、子供達が訪問する家が決められていて、同じ家に一つのグループしか行けないことになっています。

同じ家にいくつものグループが押し寄せて、あげるものに困ったというようなクレームがあって、そうなったそうです。

困ったお宅で、1000円札を「みんなで分けなさい」と、言ってくれたりもしたそうで、まあ、確かに子供は違っても、来られる方にとっては何度もということになって迷惑でしょうね

また、ドアのまん前まで来て大きな声を張り上げていたのが、今は道路から控えめに呼びかけていると言う感じです。

これも、うるさいというクレームがあったからだそうで、年に一度くらいいじゃないと思うのですが、我慢できない人もいるんですね~。

そこで、随分前から、前もって回覧板で、「我が家はお菓子を用意して待っていますから、寄ってください」、と申し込んでおいたお宅にだけ回るシステムになっています。

我が家の子供達の頃は、茹でトウキビ1本づつなんていう太っ腹なお宅もあったりして、貰いに回る楽しみ、その後で、広げてお互い見せっこする楽しみ、夜までお友達と外で遊ぶ楽しみと、一粒で何度も美味しいイベントでした

我が家では、子供達がそういう行事に参加しなくなってからも、楽しませていただいたお礼の気持ちで、毎年申し込んでいました。

でも、その日を忘れて出かけてしまい、せっかく訪ねてくれたのにガッカリさせたり、用意をするのを忘れていて、慌ててスーパーへ走ったり

また、呼ぶ声が聞こえなくてあげられなかったり、間違えて違うグループにあげてしまったりと、いろいろありまして、それなりにストレスだったんですね~。

やはり、わが子が直接関係しなくなると、その日を覚えているのも一苦労です

それで、下の子が30才になった3年前に、もうご恩返しも済んだだろうと、卒業させていただきました。

ちょっと寂しい気もしますが、いつ来るか、いつ来るか、と待っているストレスから開放されました

 

いっとき、この町内会でも子供の数が減って、姿を見ることもあまりありませんでしたが、最近、また増えているようで、小学生や、若いおかあさんに連れられた幼稚園児をよく見かけるようになりました。

世代交代がうまくいっているのかも知れません。