一昨日、屋根の雪がやっと落ちてほっとしたけれど、実は、その朝、夫も落ちていた。
出勤のため、「いってらっしゃい」と夫を送り出して、玄関のドアを閉めた途端、ドドドという音が。
「あら、もしや」とドアを開けてみると、夫が3段ほどの外階段の下で蹲っている
階段に踏み出したとき、凍った部分で滑ったらしい。
「イッ」と声を発したまま後が続かない。
「イ」の後の「タイ」が声にならないほど痛いのだろう
「大丈夫!?」と声をかけても返事がない。
しばらく苦痛の表情で痛みに耐えていたけれど、何とか立ち上がった。
少しほっ。
「休んだら」と勧めたが、「いや、そうもいかない」と言って出かけていった。
「大丈夫かしら」と少し心配だったけれど、雪国に住んでいれば、一冬に一度や二度滑って転んだりするのは珍しいことじゃない。
いちいち休んではいられないよね
日中はこのことを、正直言うと忘れていたけれど、帰って来た夫の顔を見て思い出した。
いつものように元気に見えるけれど、「痛いところどう?」と訊いたら、「痛い、腫れているみたいだ」と言う。
お風呂の後で湿布を貼るとき見たら、腰の下のほうと言うかお尻の上のほうというか、左側がアオタンになって腫れている。
でも、あの痛がりようからしたら、ずっと軽症だ
屋根の雪も無事落ちたし、階段から落ちた夫のアオタンもすぐに治りそうだし、まあまあ、良かったわ。
でも、我が家に受験生がいたら、そうも言ってられなかったかもね~