またまた、偶然道で会った人シリーズ。
以前勤めていた会社の人達に会うと必ず言われる言葉
「仕事はしているの?」
「毎日家にいてぐうたらしてるよ」
と言うと、
大方の人に、「羨ましいよ」と言われる。
どこが羨ましいんだか、、、と思うけど。
知っている人は知っているけど、
知らない人には敢えて孫を預かっていることは言わないから、
本当にぐうたらしていると思っているに違いない。
(ま、半分くらいは当たっているけど)
田舎じゃ、子育てだの介護だの自営だの農家だの、
そんな人以外の人が家で専業主婦なんかしている人なんか、
よほどダンナの稼ぎがいいか、
よほど社会的適応力のない人、に限られている。
(今は不況で働くにも働き口がない人が多いのかもしれないが)
専業主婦は、ステイタスシンボルなのである。
だから、自分もぐうたらしていると自身を蔑んでいるような口ぶりで、
実は優越感に浸っているんじゃないかと
自己分析してみたりする。
しかし、「羨ましい」と言った知人も
それは本音ではなく、
「ホントに暇なのね、かわいそう」
と思っているのだろう。
道端で繰り広げられるさりげない会話の中に、
相手に対して、
この部分では勝ってる、とか
ここは負けてる、とか
かすかに、勝ち負けを意識している専業主婦と兼業主婦。
こんなことを思っているのは私だけでしょうか。