五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

義父のお留守番

2010-07-21 18:59:39 | 義父母
孫の事を書いたり、ファッションの事を書いたり、
かなりバラエティにとんだブログですが、
今回は義父の事などを・・・

義父は確か84歳。
要介護1(一番軽い方)らしいが、
私はどうしてもそう思えない。

自分のことは自分で出来るし、
ちゃんと祝日には国旗を掲揚するし、ひ孫の誕生日もインプット。
頭の方はうちのダンナよりしっかりしているように見受けられる。

そんな要介護1老人を置いて
義母は泊りがけの同級会に出かけた。

夕飯の支度と片付け、
及び時々様子を見に行って・・・との言いつけのみで。

たまの同級会の時の義父の面倒をみるのは
やぶさかでないものの、
嫁としては要介護1老人を一人にしていいのかと気になるところ。

しかし、我が家は手すりなどついてもおらず、
義父だって住み慣れた我が家が一番だろうし、
ひょっとして、ひとりを満喫したいのかもしれない。

義母は、今に始まったことではないけど、
義父の一挙一投足にあれやこれやと言う人。

要介護1だからしょうがないのかもしれないけど、
「そこは危ないから通るな」
(ちゃんと家の中片付ければいいのに)
「こぼすからちゃんと皿をもて」
みたいな事まで、聞いてるこっちがどうにかなりそうなくらい。

ま、それで60年近く夫婦をやってきたので、
他人がとやかく言うことではないけれど。

そんな義母がいない、たまさかの鬼の居ぬ間のなんとやら、
と、嫁である私もあまり干渉しなくていいのでは?
と勝手に解釈し、最低限の世話。

「うちのじいちゃんは電子レンジも使えないから、酒は1合だけ燗をして」
と言われていたので、行ってみると、
もうすでに冷酒で晩酌を始めるところでした。

「片付けなんて何にも出来ないので洗っていて」
と言われてたものの、
うちで作って持っていった皿はうちで洗ったものの、
2、3の湯飲み茶碗やコップなどは、綺麗に洗ってしまっていました。

心なしか、いつもの義母の台所より片付いていたような・・・

何にも出来ない、出来ない、と思い込んでいるのは義母だけで、
本当は義父の行動を制限しているのは義母本人では?
と思った次第で。

子育ても老人の世話も通じるものがありますな。