五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

寝台特急あけぼの

2014-01-27 11:19:13 | わたし
この厳冬の中、東京に行ってきました。
初めて乗った特急あけぼの


仕事で東京に行くと思われる人
若い子のグループ

そんな人達が秋田駅から乗り込みました。
おばさんの一人旅はたぶん皆無。
初めて乗り込んだ列車内


B寝台ってやつで、狭い二段ベットの上段。
一応敷布団、掛け布団と浴衣まで付いている。
ちゃんとクリーニングはしているのだろうけど、そこはかとなくおじさんくさい匂い。
何十年と出稼ぎのお父さんや出張のお父さんたちを運んできただろうこの空間。
家族のために頑張るお父さんの汗が染み込んでいるのだろうと一人妄想していました。

列車内はすでに寝息を立てている人もいて、とりあえずすぐ眠るしかない。
旅の感傷になんか浸っている場合ではない。

私はどこでもすぐに眠れるのですぐに眠りにつきましたが、
途中で何度か揺れで目を覚まし、
「あ、地震だ。家が潰れる」「ああ、私は今汽車の中だったんだ」
とホッと胸をなで下ろすことが数回。

そんな浅い眠りをして、列車は上野駅に着きました。

今回初めて知ったのだけど、女性専用車両というのもあったんだそうです。
チケットを購入する時何も言われませんでした。
空席がなかったのか、別にこのおばさんは女性専用でなくてもいいだろうと思ったのか、
言われないことには余計なことをしない駅員だったのか。

でも、いくらおばさんでも女性一人は何かと物騒な気がします。
わたしもできれば女性専用車両にしたかった。