いきのびる魔法-いじめられている君へ- (コミックス単行本) | |
クリエーター情報なし | |
小学館 |
ダイエットの本でも買おうかと、本屋さんへ行きました。
思いのほか、ダイエット本は少ない本屋さんでしたが、こんな本を見つけて、
立ち読みしながら、号泣さながら。。。
心が動いて、涙腺がひきつって、大変でした。
サブタイトルは、~いじめられている君へ~というものです。
年間三万人の自殺者を生む、ここ日本国。
私たちの住んでいる国です。
そして、ここ北東北三県は、その中でもワースト3を争う競合県。。。
悲しく、むなしく、なぜそうなんだろう?って感じてなりません。
理由は寒いから、北国だから、職がないから、だけではありません。
北海道も、沖縄も、職はないし、
今や他県だって、都会といわれる地域以外は、就職先は冷え切っています。
気候のハンディは、重大な理由ではない気がします。。。
ならば、なぜ?
ここ八戸に住んで7年。
気がついたことはたくさんあります。
みんな、一生懸命に生きていること、世のため人のために活動している人がたくさんいること、
家族のため、子どものため、親のため、そして自分の成長のためと一生懸命に生きている人たちばかりです。
それは、日本国中どこへ行っても同じに違いありません。
ならば、なぜ?
その理由は、一つではないでしょう。
いくつもの理由が重なっているでしょう。
その理由の一つ一つを紐解こうとは、思いません。
が、
気がついてほしいことがあります。
それは、
自分自身へ問うというもの。。。
死を決意する前に、
そして、死を決意するほど悲しいことが起こっても、それを踏まえて、
自分自身の思考を問うてほしいのです。
あまりにも、自虐的にならないでください。
それは、あなたのせいだけではないはずです。
それは、人のせいだけでもないはずです。
それは、命と引き換えにする事柄ではないはずです。
超えられないものは、ないはずです。
死ぬ気になれば、なんでもできるのに、
それをしないのは、あなたが考えすぎるからです。
何かに縛られていると勘違いしているからです。
手放させない、執着していることがあるからです。
死ぬ気なら、そんなものは、手放して、あなた自身の心を軽くしてあげてください。
縛られているとか、執着は、自分自身で創っていることが多々あります。
だれのせいでもなく、自然と、自分をがんじがらめにしていることが多々あります。
あまりにも自然に身についてしまうので、
自分自身気がつかないのです。
その執着は、手放してしまいましょう。。。
すべては、あなたの成長のプロセスです。
今の苦しみも、プロセスです。
これからずっと、この苦しみが続くわけではないことを、忘れないで下さい。
この「いきのびる魔法」は、とてもシュールで、とても感動しました。
それこそ、世の中の常識や、~せねばならないというしがらみや法則に捕らわれない生き方を
説いています。
心が、安心して、
心が、軽くなりますように、お祈りしています。