ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

送別会 ~涙を流す余裕なく~

2010年03月23日 | 子育て広場「となりんち」
お昼に行われた「となりんち」の送別会・・・

大人が15名 乳幼児が18名 総勢33名 

大きなお部屋を二間借りて、執り行いましたが、

なにせこの人数です。

ゆっくり話せているかと思えば、あちらでケンカ、あちらで泣き、

あちらで抱っこをせがまれ・・・という感じで、

何がなにやら分からないままに始まり、分からないまま終わった感じがしましたね。

司会進行役の私も私で、段取りをその場で考えてるし。。。

周りの状況を見ながらの進行でした。アンスムーズな司会、すみません。


とにかく!

今日の送別会に、こんなにたくさん集まってくれて、嬉しかったです。

3家族さんの笑顔が、とても印象的でした。

話し足りないこと、いっぱいあったと思います。

転勤される方の元には、いつも人がいて、話そうにも話しかけられない人もいたのではないかな?と思います。


私もいろいろと話したり、伝えたいこともあったりしましたが、

わが子がずーっと私に「抱っこ!」。

そして、私の胸元に手を突っ込んで(おっぱい大好きっ子)、触りまくり。

話せません。

歩けません。

しゃべれません。

しまいには、子ども達と輪になって遊んでましたが・・・。


大きなお部屋なのに狭く感じて、暑くなっている部屋の中、

おいしいご飯を一緒に食べて、おしゃべりに華を咲かせて、

別れを偲びました。

涙を流す余裕はなかったけれど、始めの挨拶のときに、

本音がぽろりと・・・

「毎年、この時期、必ず誰かと別れるのがつらい・・・。」

ふと出た、正直な気持ちに、涙が出ました。


誰一人として、同じ人はいませんでした。

みんなまったく違った形と、違った性格と、個性溢れる子ども達を持った、

素敵なママたちでした。

一人ひとり、みんな違うから、みんな違った別れがあって、

みんなに違った悲しみが滲み出ます。


知ってる?

私、本当に本当に、心の底から、

ここにいる全員が、大好きなんだって。

「となりんち」に通う、全部の人を愛しているって。


「となりんち」を応援してくれて、ありがとう!

遠くに離れても、心は近くにあるからね!

また会いましょう また会いましょう






送別会 第1弾

2010年03月23日 | 子育て広場「となりんち」
本日は、お昼から送別会があります。

「となりんち」に通ってくださり、またスタッフのようにパキパキと動いてくださり、場を和ませてくれた3家族さんを送る会です。

「となりんち」にスタッフはおりますが、

小さいお子さんを持つママには、スタッフのようでスタッフでなく、

無理をすることのない、曖昧でゆる~い感じで動いてもらっています。

同じ子育て真っ最中のママという強みを生かして、

初めての方との会話をしてもらうことも、役割の一つです。


大人と会話することが苦手な人もいます。

ドキドキしますよね、初めての方とお話すること。

だから、ここでひと踏ん張りすることで、人との接し方や自分自身を知る機会にしてくれると嬉しいなという、期待を込めてお願いしています。

でもね、無理強いはしません。
本当に苦手で、苦しくなる方には、そこまでのお願いはしないのです。

人には、その人なりの得意分野があります。
苦手分野も、もちろんあります。

私は、得意分野を伸ばしつつ、
苦手分野を改善する努力を、ちょっぴりする。
そんな形が望ましいなぁ、と思います。


送別会第1弾。

第2弾は、今週末の夜。
こじんまりと、ママだけのスペシャルタイムを楽しみます。

私の体が、もう一つ欲しい、今日この頃です。
悩んでいる暇はありません。

「1/4の奇跡」ミーティング

2010年03月13日 | 子育て広場「となりんち」
今日の夕方は、下田にて自主上映映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」のミーティングが行われました。

会場、後援、チケット販売の場所、チラシやチケットの印刷等、

今月中に動かねばならないことを話し合いました。

三沢・十和田・八戸から、総勢9名の参加でした。

協賛を取る、取らないで話が深くなりました。

他のメンバーと私も、協賛という形を取りたくないと思っていました。


この映画は、とてもピュアで純粋な映画です。

色でいうと、パステルカラーもしくはクリスタルです。

その映画は、「この映画を観たい!」という思いで来てほしい。というのがその理由です。

きれいごとかもしれませんが。

半分強制、半分責任感で来てくださって、そこで何かを感じてくれるということもあるかもしれませんが・・・。


今後の進行状況や、チケットの販売状況で変わってくるかもしれませんが。


1/4の奇跡のお話、みんなに観てほしい映画です。
来てね!




転勤族さんの たくさんいる子育て広場

2010年03月08日 | 子育て広場「となりんち」
八戸の「子育て広場となりんち」は、

転勤族さんのたくさんいる子育て広場です。

毎年、数組が日本全国津々浦々からやってきて、

数組が日本のど~こかに~♪、新しい土地へ旅立っていきます。


この3月4月は、私の把握している中では2組さんが、

遠い関東方面へ転勤していきます。

寂しい瞬間です。


そして、そんな寂しさも、すっかり忘れるようにと、

新しく八戸にやってきたご家族と知り合うことになるのでしょう。

現に、最近では2ヶ月前、4ヶ月前に八戸に来ましたという親子さんが

いらしています。

ようやく八戸の生活にも慣れ始めた頃、

毎日の子育てと、知り合いのいない苛立ちとに限界が来始めるのは、

必然です。

私も、そうでした。

4年前の4月に八戸に来て、数ヶ月経ったある日の頃、

子ども達が何か悪いことをしたわけではないのに、

子ども達のケンカはいつものことなのに、

私の心の中のバケツは、いっぱいいっぱいになっていて、

子ども達の言動一つ、行動一つも受け容れる余裕が

なくなってしまったのです。


大声で叫び、物を投げ、自分自身に怒りをぶつけていました。

苛立ちを、何かにぶつけずにはいられませんでした。

誰もいない部屋の中でしたが、同じ家にいた子ども達は

何事かと震えたに違いありません。

怖くて、びくびくしていたであろうと思います。


家の中に3人もいるのに、シーンと静まり返った家の中に、

私の発した怒りの渦が渦巻いていました。

ドロドロとしたそれは、開けていた部屋の窓から少しずつ外へと

抜けていきました。


すっかり部屋から出て行った後、私は我に還り、

恥ずかしいことをしたと、頭を抱えながら泣きました。

誰か助けて!と心の中で叫んでいました。

「となりんち」を開く、半年前のことでした。


私は、そんな経験があるので、転勤族のママたちの不安や

苛立ちが分かります。

どんなに心細く、ここの場所に受け容れられているのか不安な気持ちも。


「となりんち」では、そんな不安なママたちが快適に、安心して、

そして八戸に来てよかったと思ってもらえるように、

誰もを受け容れることをモットーとしています。

仲間やグループが出来ていても、

広場を利用するママたちに、「みんなが安心して過ごせるように」と

思いやりの循環を目指して、頑張ろうと思います。

応援、よろしくお願いしますね!







子育てママ♪ 飲み会へ行く!

2010年02月22日 | 子育て広場「となりんち」
「子育て広場となりんち」には、なんと飲み会がある。

会議室ではグッドアイデアは生まれない。。。というCMがあるが、

人間関係も昼間の施設では生まれない、何かがある。


人との関係性の深まりは、

出会い→あいさつ→おしゃべり→共感→お茶や食事 というプロセスを辿る。

一緒に同じものを食べて、口を動かし、お腹を満たし、心を満たすと、

より相手を知り、信頼関係が強くなるという。


私は、そこに「お酒」の力を借りることが多い。

なぜか? お酒は、人の素を出す手助けになるから。

そして、昼間では話せなかった、その人の奥行きを知る話を

互いに話しやすくなり、聴きやすくもなるからだ。


この手法に気がついたのは、社会に出てから。

昼間、厳しい上司でも、苦手だと思っていた先輩でも、

いったんお酒が入っておしゃべりすると、なんだそんなに怖くないじゃん。

な~んだ、みんな人間じゃん。って思えるようになった。

昼間の仮面と、夜の仮面は違うってことに気がついた。

そして、それはきっと私も。


飲み会で関係が円滑になることを、再発見したのは、

山口にいた子育て時代。

あの人たちは、いったい・・・。私の「子育て中の母親が飲みに行ってはいけない」という固定観念を、見事に打ち砕いたあの人たち・・・。

そう、あなたですよ!

びっくりしました。世の中、こんなに発達したのかと。
夜の飲み会、居酒屋に元気な母親たち大勢と、小さな子どもが数人いて、

楽しく飲んでいる!

私も、初めて参加したときは、さすがに疑問が多く沸いたけれど、

なんていったって、ママ達のストレスから解放されたはちきれんばかりの笑顔、

そして、みなぎる自信!

子育ての苦しみを解放するのは、これだ!って考えを180度逆転しました。

ママがなんでも我慢して、なんでも背負って、

ためたストレスを子どもに向ける・・・。

そんな子育てをしていたのは、誰でもなく自分。

こんなに我慢してるのに
全部家族のためなのに
なのにどうして私は こんなに苦しい
誰か助けてよ 誰か私を見つけてよ 
どうして誰もわかってくれないの?

そんな喧々していた自分を 救い上げてくれたあの人たち

それを 私は今、ここ八戸で実践している


母親が夜遊びだなんて・・・

そんな声を聴くこともある

夜遊びじゃない

夜の子育て相談

夜だから お酒があるから 歌があるから

深刻な話も みんなでできて

話せなかったことも しんみり話せる

その時間は とても貴重なものになる

その出会いは 自分を支えるものになる


みんなの昼には見られない素を発見し
そして、私も昼には絶対に出さない地の部分を出し
それぞれの人間性に 輝きを見る

頻繁にはできないけれど
たまに出させてくれる パパたち ありがとう
子供達 お留守番してくれて ありがとう
明日からまた 頑張れる!
その力をもらったよ


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