ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

5月14日「地球からのメッセージ」松本英揮氏の報告

2009年05月21日 | 観劇・読書・感想記
去る5月14日(木)、宮崎県からやってきた環境活動家・自転車に乗ったエコロジスト、松本英揮氏によるスライドショーを企画・実施しました!

熱い熱い、私の思いが実現した講演会です。



午前中は、児童科学館にて、「映像利用学習会」の中の講演をしました。
朝、私は講演の途中まで見学に行かせていただき、流れを確認しました。
その足で、小学校へ急ぎます。なぜか?
パソコンやスライドを作動する人材が必要だと分かったからです。

焦って男性PTA役員さんへ連絡すると、すでにPTA会長さんから依頼されていたということでした。さすがです。
機械のことが疎いので、男性のこのような細やかな作業は助かります。

小学校では、4年生と5年生の児童と、保護者や一般の方々を対象とした、講演会授業をするのです。

会場の準備のために、方々に連絡して集めたお手伝いの父兄やPTA役員の皆さん。想像したよりも、先生達の協力を得られ、忙しすぎる!!というほどの仕事はなく、手持ち無沙汰だったかもしれません。集めすぎましたか?
すみません。。。

児童科学館の講演会を終えた英揮さんは、赤色の自転車に乗って小学校へやってきました!時間は予定通り!

校長先生と教頭先生にあいさつした後、4年1組にて子ども達と一緒に給食を食べました。
その後、八戸かるたで遊んだそうです。

会場の様子を見に行った後、クラスに迎えに行くと、子ども達が英揮さんを囲んで、手を離しません。大勢の子ども達が、英揮さんと話したくて、遊びたくて、もっともっと一緒にいたい!という感じでした。

広報委員会の取材があるため、次の教室へ向かう中、男子は英揮さんの自転車を数人で持ち、階段を降りていきます。みんなキラキラしています。

女子は、英揮さんの手を離しません。数人で周囲にぴったりとくっついて、ついてきます。質問が途切れることはありません!

なんだか、もっと時間があったなら、もっと一緒に交流できたのになぁ、と時間配分に後悔の念。英揮さん、子ども大好きなんじゃん!それも、半端なく!


広報委員会の取材は、プロのフリーアナウンサーでもある委員が務めます。さすがの会話の運び!流れるような質問、感想、また質問。プロですねぇ。
広報の前委員長の質問も、とても深く響きました。
英揮さんは、思いがたくさんある方です。
熱い思いです。
それは誰のため?
それは地球のため。
そしてなにより、この大好きな子ども達のため。

英揮さんの方から、会場の準備には10分かからないから、まだ大丈夫だと、取材の時間を長く取ってくださいました。
だから、取材の内容はとても濃く、心に訴える内容なのです。
このまま終わらせのはとてもできやしません。いつか、紙に落としますよ!


さぁ、いよいよ講演会です!
この日は、八戸市庁へよびかけたお陰で、環境政策課のお二人と、中心商店街活性化準備室の方が来られました。

取材を担当してくださった、フリーアナウンサーの父兄が司会を務めます。
暗幕の中、英揮さんが自転車で登場すると、子ども達は歓声を上げます。
子ども達に分かりやすいように噛み砕きながら、スライドを止め、地図を見ながら、問いかけ、クイズを出しながらの講演は、1200回以上の講演をしている風格を感じました。

途中、眠くなった子どもだっていただろうに、でも眠り続けている子はいなかったんじゃないかな?
それだけ、楽しくて、考えさせられて、心に響く授業だったんだと思っています。

聴講していた私たち父兄も、子ども向けの講演ではあるのに、こんなに胸がドキドキします。
昨年の講演でもそうでしたが、私は英揮さんのスライドを見ると、なぜか涙が出てきます。地球のこと、沈みそうな島のこと、砂漠化している大陸のこと、すべては自分とつながっている事実。
私の選択している行動が、砂漠を生んでいる現実。

講演後、子どもたちが教室に帰るときの顔が忘れられません。

キラキラ光って
成熟した果実のような
つやつやの
水の玉が肌の上にあるような
そんなきらめきを
放っていました

子どもは、本物を見分ける力があります
嘘っぽいものには、仕方なく付き合うけれど
本物には本気で対峙します

本物を これからも 整えてあげたい
なぜって?
すべてはつながっているから

自分の選択が 社会をつくり 子ども達の未来を作っているって
知ってるから

今簡単にすませばいいや それでは ただただ廃れていくだけだって
知ってるから

PTA役員の皆様
PTA父兄の皆様
学校の先生方
ありがとうございました。
私の準備不足、思考不足による不手際、お許し下さい。
抜け落ちたところを、たくさんカバーしてくださって、ありがとうございます!!!

今年10月、また英揮さんが来られます!
そのときまでに、また企画したいです!
協力してください!!








広告