南側回廊へ入ります。「スールヤヴァルマン2世の行軍」です。
玉座に坐り、下知を与えるスールヤヴァルマン2世の容貌は、ヴィシュヌ神やクリシュナ神と同じ顔に表現されています。偉大な王で現人神である王にかざされるたくさんの天蓋は神と同じ地位を示しています。
■行軍は東へ進みます。西から回廊を進むと行軍の後ろから見ることになりますが、ここでは行軍の先頭から写真掲示します。
行軍の先頭は「シャーム人」、刻文では「コック川のシャム人」と解釈できるそうです。チェンセーンのタイ族です。東南アジアの歴史資料に登場する最古のタイ族です。
タイ族の戦装束で、腰にジャスミンの花房を腰蓑のようにぶら下げています。
次に「ラヴォ」(ロブリー)の軍団です。
象の上で剣を振り上げるのは、高官ナラバティンドラヴァルマン将軍です。
護衛兵たちは帽子に特別のエンブレムを付けています。
クメールの精鋭たちの行進です。
玉座に坐し、威厳を込めて指示するスールヤヴァルマン2世です。王の回りには天蓋、旗幟、団扇が林立します。
ガルーダに乗り矢を射るヴィシュヌ神です。
玉座に坐り、下知を与えるスールヤヴァルマン2世の容貌は、ヴィシュヌ神やクリシュナ神と同じ顔に表現されています。偉大な王で現人神である王にかざされるたくさんの天蓋は神と同じ地位を示しています。
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■行軍は東へ進みます。西から回廊を進むと行軍の後ろから見ることになりますが、ここでは行軍の先頭から写真掲示します。
行軍の先頭は「シャーム人」、刻文では「コック川のシャム人」と解釈できるそうです。チェンセーンのタイ族です。東南アジアの歴史資料に登場する最古のタイ族です。
タイ族の戦装束で、腰にジャスミンの花房を腰蓑のようにぶら下げています。
次に「ラヴォ」(ロブリー)の軍団です。
象の上で剣を振り上げるのは、高官ナラバティンドラヴァルマン将軍です。
護衛兵たちは帽子に特別のエンブレムを付けています。
クメールの精鋭たちの行進です。
玉座に坐し、威厳を込めて指示するスールヤヴァルマン2世です。王の回りには天蓋、旗幟、団扇が林立します。
ガルーダに乗り矢を射るヴィシュヌ神です。