

ドヴァラヴァティー時代からの交易路と一致するようです。
プレートには工事によって犠牲となった東南アジアの労務者、戦争捕虜、日本軍将兵の人数も記されています。別名「死の鉄道」と呼ばれるように多大な犠牲者をだしました。










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昨年4月には、国立公園内で1ヶ月以上にわたり、無許可で高さ1mから2m、深さ30mにもなる横穴を掘削していた4人組が、通報を受けた森林保護局の職員に逮捕されています。彼らは日本軍の埋めた財宝を探すため日当350バーツで雇われた穴掘り作業員だったようです。
少し古い話では2001年にカンチャナブリの山中で2500トンの財宝発見、というガセネタでタクシン首相がヘリコプターで発掘現場まで駆けつけ、アメリカ企業の地質探査衛星をチャーターするなどの念の入れよう。テレビも発掘作業の進展を連日報道、そして「これはタイ国民のもの」と日本を意識した所有権の主張していました。結局はアメリカのニセ債券という騒動が起きています。
カンチャナブリでは定期的に日本軍の埋蔵金騒動が起きますが、山を見ていると険しくて人を容易に寄せ付けない威容と神秘性によるものかなとも思います。
そういえば、昨年はパッタルンの畑から黄金プレートが発見され、近隣の住民が大挙して他人の畑を掘り起こしているのをテレビが放映していました。百枚ほどの黄金プレートや多くの金製品が発掘されたようで、掘り当てた人は笑顔でテレビに映っていました。
この時も黄金プレートに漢字が押されていたことで、日本軍の隠し財産だと言われましたが、調査の結果は南宋時代の「金葉」と呼ばれる貿易用通貨で芸術局が返還を呼び掛けていました。






