パンシダー国立公園はコロナの影響で昨年は4月から7月まで、今年(2021年)は1月から今だに閉鎖中です。 現在のコロナ蔓延状況ではいつ開放されるかも不明です。過去の撮影旅行を紹介します。
パンシダー国立公園のゲートです。滝で水遊びに来る人が大半で、ゲートには水量と蝶の発生状況が表示しています。
ゲートから滝近くの駐車場までの数キロは舗装されていますが、その先は未舗装道路が山頂まで20km続きます。
登山道の途中から側道へ入ります。一般車は進入は禁止で公園事務所のピックアップトラックで「蝶の楽園」へ向かいます。
道路は車幅ほどですが、樹木の枝が道路にはみ出しています。路面は大きな岩がむき出していたり、段差や急峻な坂になっており、ピックアップトラックの荷台から振り落とされないよう、撥ねた木の枝で身体を打たれないよう、また、枝に止まっている毒虫やヒルに気をつけながら12kmの移動です。
彼は車に絡まった蔓を取り除いています。
倒木が道を塞いでいます。この大きさだと乗り越えていきます。
銃を持った公園のレンジャーも同行します。
水溜まりの深さを確認して、走行できる場所を確認しています。
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そしてたどり着くのが渓流沿いに大きく開いた千畳敷の岩盤の広場です。
岩盤の上に持参した魚醤を水で薄めて撒き散らします。
30分ほど待てば一帯から様々な蝶が吸水に集まってきます。
岩の上に寝そべって撮影です。撒いた魚醤も着衣で拭き取っています。衣類は魚醤と汗でにおいが大変です。
同行したレンジャーが何か見つけたようです。取りあえず警備をしているようです。
(撮影した蝶写真はインスタグラム「#bangna32」に投稿しています。そちらも覗いてみて下さい。)