の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ラヨーンの果樹園で蝶々撮り

2022年09月05日 | ラヨーン


今年のラヨーンはドリアンの不作年でした。
友人の果樹園、15ライ(25,000㎡)がタイ東部のラヨーンにあり、果物の王様と言われるドリアン(トゥーリアン)を主に、果物の女王マンゴスチン(マンクット)、ランプータン(ンゴッ)、リュウガン(ロンコーン)やサボテンの仲間ドラゴンフルーツ(ケーオ・マンコン)等々が植えられています。

タイの蝶図鑑「Thailand BUTTERFLY GUIDE」は蝶の生態写真が掲載され蝶々マークで、よく見かける蝶、準希少種、希少種、極希少種(絶滅危惧種)の4段階に区分されています。さすがに蝶マーク1個の極希少種は標本写真になっていますが、蝶マーク4個のよく見かける蝶でも未だ出会えないのがいます。蝶マーク2個はほぼ出会えていません。蝶マーク3個は2、3年に1度出会える程度ですが、その蝶マーク3個の「アオタテハモドキ」がこの果樹園にはいつ行ってもいっぱい飛んでいます。

バンコクからはモーターウェイをバン ブーンで下り、国道344号線、国道3138号線から国道3575号線でマツダやスズキ等の工場がある工業団地を通り抜け約170kmでバン カイの果樹園です。果樹園から25km行くとラヨーンのビーチで遊べます。









* * * * *






ドリアンの花です。ふさ状に花を付けます。






ふさ状に成った実は、自然落下したり人手で間引いていきます。






収穫出来るようになりました。




収穫したドリアンは業者が買い取りに来ます。引き取り価格は1kgが80バーツです。市場で売られるのは1kg当たり120~160バーツとなります。




大きなドリアン2個を土産に貰って帰ります。1個6kgを越える重さです。


初めの頃は外皮の鋭い棘と血みどろの格闘の末、果肉をグシャグシャに潰していましたが、最近は血を見ることもなく綺麗に実を取り出せるようになりました。

* * * * *


果樹園にやって来る蝶々の紹介です。

アオタテハモドキは翅を開いたときの寸法4~5.5cmの小さな蝶で、雌雄の翅模様が異なります。
翅を開いてくれるのは早朝の涼しい間で、日が差すとなかなか翅表を見せてくれず、警戒心が強く近づくだけで広い果樹園を遠くまで逃げ去り、なかなか撮せてくれません。
蝶を追いかけ回し、山で撮影する運動量の数倍になりそうです。

オスです。








メスです。翅模様が固体によって微妙に異なります。







オスの求愛行動中です。しかし、メスはその気になれず最後は飛び去っていったのですが、オスは諦めずに、しつこく付きまとっていました。




他にもいろんな種類の蝶が吸蜜にやって来ます。山でも出会いますが、吸水しているところばかりで、やはり、蝶には花が似合います。


アリステウスオナガタイマイ


オナガタイマイ


キベリアゲハ(オス)


ミカドアゲハ


ホソハネアサギマダラ


ヒメアカタテハ


リュウキュウムラサキ


ロンコーンの果汁に集まるタテハチョウです。

チャイロイナズマ


トラフタテハ


果樹園で出会ったチョウトンボです。青いチョウトンボ(和名不明ですが、青い翅元の部分が陽を反射して虹色に輝いていました)もいたのですが、素早く飛び回るだけできれいに撮させてくれませんでした。


スキバチョウトンボ


ベッコウチョウトンボ

(チョウ、トンボの写真はインスタグラム @bangna32 にアップしています)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿