懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

塩谷瞬 in 昼ドラ「デザイナー」

2007-04-05 00:19:28 | Weblog
昔の少女マンガ、一条ゆかり原作もののドラマ化、というと、以前に「砂の城」があって、これは昼ドラ的面白さに満ちていた。

対して、やっぱり昔の少女マンガの名作「デザイナー」のドラマ化は、凝りまくっていた。
「ご予算お安め」と思いがちな昼ドラらしからぬ、リッチ感ありありのロケ地から、ヨーロピアンテイストな雰囲気などかもしだしていて、なかなかない世界を現出していた。
「砂の城」は昼ドラらしい、一種の安易ささえもが、かえって面白かったりしたのだが、「デザイナー」は脚本の伏線の張り方も緻密で、良く出来たドラマだった。

終わって時間がたつと、心に残ったのは、青年実業家・朱鷺役の塩谷瞬だった。

「美貌の青年」役のキャスティングって、いつも難しいと思うけど、たまに絵に描いたようにはまる人がいて、このシオシュンの朱鷺役も、原作を凌駕して余りあった。

色んな俳優さんがいるけど、この役の時は、良くも悪くも頭使って演じてる感じで、役になりきろうと、色々考えてそうな演技で、顔がいいのが売りのほかの俳優さんと違うなと思った。

パッチギの時は等身大のナチュラルな芝居に見えるけど、あれは監督の演出力なのか、それとも自然体なのか、素人目には見分けがつかない。

「普通の男の子」の役だった「パッチギ!」での純情高校生役。
「パッチギ!」のDVDのパッケージの写真とは、「デザイナー」の朱鷺役とは、見かけも同じ人じゃないみたいだった。

役ごとに変わる役者さんなのだそうだけど。

コメント (1)
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