懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

バレエちけっと取り戦争

2007-06-17 02:52:52 | Weblog
電子チケットぴあ利用を断念し、土曜朝にまったり某ちけっとぴあへ。

なんか、疲れた。プレイガイドの客捌き方法が以前と違ってるし。

私は「ボリショイ&マリインスキー合同公演」A,Bプロを取りました。

自分の前の人も後ろの人もこの公演チケットを求めていた。

なんだかな~。

どーしても欲しい!!というほどのチケットでもなかった。

公演企画者に踊らされてる気がする。

登場人数多すぎるし。

こういう企画より、まともな全幕物が見たい。

パスした、ルグリ等が王子を踊りつなぐ、東京バレエ団「白鳥の湖」もかなりチケ

ット取りづらかったらしい。(ちょっと意外。NHK効果?)

プレイガイド事情も様変わりで。

休日の朝に毎度チケ取りに振り回される現実にも、ちょっと引き気味。

次のチケ取りは新国立の「椿姫」だったな~。

(ここは会員で申し込んで当たった席が好みでなく、今までは一般売りでゲット)

梅雨入り宣言後の、


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年金問題~行くべきか、社保事務所

2007-06-17 02:38:12 | Weblog
はあ~。

行かなきゃいけないんだよね、社会保険事務所。

忙しくて行っていない。

余りにたくさんの人が、「払ったのに記録がない」と言ってるんだから、いかない

とやばいのでしょう。

とっておいた領収書も、色んな手続きが済んだら、捨てていた。

税金関係の申告等、公的機関に年金支払い証明した後は。

腹立つよな~。なんでだよ~、年金問題。ムカ、ムカ。

あんな事務能力の人間達がそれなりの給料と地位を得ていたことが、ひたすら不愉

快。

安倍首相は終わった。

あんな失言しなければ、「安倍ちゃん」だったのに。

やっぱし「当時の大臣は・・・菅直人厚生労働大臣です」発言、

あれは、ないよ。

後から思えば、政府与党内に、何か問題が起こったら問題を解決する方向にベクト

ルが働かず、

何でも民主党あたりのせいにすればよい、という風潮があって、しかも成功してた

から・・。

安倍首相はあんまり頭が良くないから、まわりの雰囲気から来ることを口パクして

ただけ、という気がしてきた。

中川がやくざ風のシャツの襟のよれかただろうと、麻生もやっぱり安倍より

頭良さそうな分感じ悪かろうと、とりあえず、上の人に変わって欲しい。

中身のない、パフォーマンス政治はもういい加減にしてほしい。

有権者の選択がとっても心配なんだけど。

どこを選ぶか、だけでなく、「反対票を投じる」ことには権力者の過剰な驕りと

怠慢に、ブレーキをかける意義があるのだ。

・・・正論吐いても領収書は還らず・・・。

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映画「赤い文化住宅の初子」未見ですが

2007-06-17 02:02:50 | Weblog
ちょっと情報コメントをいただいたので、図々しく「見てない映画」の話題を少々。

「赤い文化住宅の初子」。

タイトル聞いて、「はぁ?」

塩谷瞬が出ていなければ、私のようなふとどきものは関心を持たなかったに違いない。

この手の日本映画はちゃんと見れば面白い。

ただ、色々「ちゃんと見ないといけない」こめられた意味がありそうで、
仕事に燃えて年金相談にも行けない今の自分には、「見に行く時間がない」状態。
だいいち「パッチギ2」だって見に言ってないのに。(ごめんよアミューズCQN)

そう、体力がないのがいけないのだ。
なんとかしようと試みた「加圧式」も挫折中(?)だし。
(あれは痩せるより先に筋力がつくのかも。身体にボリュームが出たんですけど)

んで、不思議タイトル、「赤い・・」の世界はそのうちまたツタヤDVDのお世話になるとして。

いただいたコメントで、塩谷瞬について。
”この作品では、監督をして「自分より台本を理解していた。NGもひとつもなかった」と言わしめた”とのこと。(NGなしなのは、真面目な人なんですね、彼)

うっふっふっ。
かなり買ってる俳優さんだったので、嬉しい。

んで、図に乗って、持論を展開してしまう。
どうも駆け出しの頃の塩谷瞬は、一緒に仕事したキャスト、スタッフたちは、彼が不器用で大変だった(らしい)という意味内容の話を、彼への愛を込めてコメントしてるので、「そーなんか」とは思うけど。

でも、スクリーンやブラウン管のこちら側から見てると、そう見えなくて、むしろ感心することが多い。シオシュンが入らなかったら、もっと凡庸な出来になっていたと思える。

「赤い文化住宅の初子」だけでなく、新人だった「パッチギ!」の時も。

肌で役を理解しまるでその場に何もかもが起こっているように新鮮に演じられていた。台本に書いてあるから台詞を言ってるだけには見えなかった。

とりわけ、未だにテレビががたがた言う「朝鮮問題がらみ」の話も含む部分を、清清しい特別な感性で、一足飛びに乗り越えてしまったことには圧倒された。彼が演じると、それが何か特殊なことに思えない。人として当たり前なことを地道にやれば良いんじゃないかと思える。

なかなか解決できない朝鮮関係の根深い問題があるけれど、シオシュン扮する主人公を見ていると、テレビががたがた言うほどややこしくなく思える。愛が大切とか、人として当たり前の努力をしていけばいいと思える。あの感性は素晴らしいと思っている。きれいごと絵空事に見えないのは、彼が身を削って演じているからだ。

朝鮮の老人に罵倒され返す言葉もなく、胸に突き刺さるような奇矯な声で咆哮しながらギターをぶちこわし橋へ投げ捨てるシーンは、演じている俳優の心が本当に傷ついているように見えて、冷静ではいられなかった。

あれは、ノンポリの青年には見えまっしぇん。
その後の展開を見れば、
目の前の現実をまっすぐに受け止め、好きな女の子と幸せになることについて真摯で、その地平から、自分の場所に地に足が着いたところから、問題を考えていける強みがある。

一方、政治的な映画を見て、「俺達も何かせんと」と友人が浮き足立つシーンでは、シオシュン扮する主人公は、その友人に同調はせずに、なかなかいいことを言っていた。

あのシーンも映画の中で意味を持つと思う。
監督が朝鮮を贔屓した映画を作ったようにしか言わない人たちは、(どうせ映画ファンじゃないんだろけど)
そういう大事な部分については完全に見落としていると思う。
(どうせ見てないんだろけど)

もしかしたら、映画にしかできないことができた映画なんじゃないかな。
単純なプロパガンダとは違う。
過去を描いても、ノスタルジックに流されるでもなく、「今」の視点が、はっきりと感じられる映画だ。

そしてシオシュンの主人公。
ロマンチストのようでいて、土壇場では踏みとどまれる強さを見せる青年を好演した塩谷瞬の中に、台本を読み人生にとって大切なことを考えられる能力が備わっていたと、私的には思っている。

彼は「ただ巧いだけの役者」ではないと。

芝居を見ても、彼の「作品理解の深さ」に感心させられることは何度かあった。
パッチギの映画パンフの彼のコメントを読んで、やっぱり他の俳優さんとは言うことが違い、視野広く理知的にこの役を理解していると確認できて、嬉しかったのを思い出す。

昼ドラマ「デザイナー」でも、「美貌の青年実業家」という「ありえない、かも」な設定に説得力を持たせるために、彼が工夫して演じていたのは見ていてよく伝わった。
(写真誌に写った、神田うのが媚びてた現実の「青年実業家」は、でぶで美男には遠かった。)

とにかく台本をきっちり読んで、考えて演じる知性と、豊かな感受性には、いつも好もしさを感じる。
このまま擦れずに素敵な青年のままでしばらくいてくれればいいな~と思ってる。

何でも彼には大望があるそうだから、俳優以外でもやりたいことで成功できればと、ちょっと応援モードです。

最近、バレエに競馬に浮気中。

よって、一途なファンたちの追走記が聞けたら嬉しい。

バレエファンは8月まで「ドン・キホーテ祭り」なんだよね。

道楽には、バジルのように浮気性な自分。一途なファンの皆様はえ・ら・いと思っておりますです。


コメント (1)
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