村上龍のエッセイに、こんなようなタイトルの一文があったのを思い出した。
「流星の絆」の前回。
ヒロインのシーが、兄貴が実の兄でないと知って、ショックを受ける、のはフィクションによくある話。
それが少しましに見えたのは、ヒロインが、心の繋がりができかけの青年に対し、
そのショックを受けた心情を、暗に吐露するような話をして、青年の反応に涙する所。
絆ができる男女も、できない男女もあるけれど。
このヒロインと青年は、どこか心の相性が合うのだ、と、説得力を持つシーンになったのは、演技とかより台本とかより、その村上龍の恋愛の方程式に、そのシーンは適っていたせいだと思った。
心に特別なショックを受けた女性が、近しい兄にも言わないような話を突然する。
その言葉を、青年は的確に受け止める。
本当の絆の結べる男女には、いつでもなぜか自然にそういう関係の構図ができるから不思議だ。
村上龍の一文「あなたの恋人は、あなたに小さい頃の話をしているだろうか」というのは、今思うと、恋愛のツボを良く抑えたエッセイだったけど、どの本に書いてあったか失念してしまった。
小さい頃嬉しかった話とか、あるいは誰にも言えなかった大事な話、初対面でも、なぜかそういう話を自然にできる相手がいて、そういう相手とは、男女関係が、セックスも含めて全て上手くいくとか、そんなような話だったと思う。
確かにそういうことはあると、思い当たる人は多いと思うのだけど。
ドラマは、ジャニーズ2人の芝居がそこそこなせいか、やはりキャリアが一枚上で、要潤のそのシーンの表情は、理に適ってたとも思う。
「流星の絆」の前回。
ヒロインのシーが、兄貴が実の兄でないと知って、ショックを受ける、のはフィクションによくある話。
それが少しましに見えたのは、ヒロインが、心の繋がりができかけの青年に対し、
そのショックを受けた心情を、暗に吐露するような話をして、青年の反応に涙する所。
絆ができる男女も、できない男女もあるけれど。
このヒロインと青年は、どこか心の相性が合うのだ、と、説得力を持つシーンになったのは、演技とかより台本とかより、その村上龍の恋愛の方程式に、そのシーンは適っていたせいだと思った。
心に特別なショックを受けた女性が、近しい兄にも言わないような話を突然する。
その言葉を、青年は的確に受け止める。
本当の絆の結べる男女には、いつでもなぜか自然にそういう関係の構図ができるから不思議だ。
村上龍の一文「あなたの恋人は、あなたに小さい頃の話をしているだろうか」というのは、今思うと、恋愛のツボを良く抑えたエッセイだったけど、どの本に書いてあったか失念してしまった。
小さい頃嬉しかった話とか、あるいは誰にも言えなかった大事な話、初対面でも、なぜかそういう話を自然にできる相手がいて、そういう相手とは、男女関係が、セックスも含めて全て上手くいくとか、そんなような話だったと思う。
確かにそういうことはあると、思い当たる人は多いと思うのだけど。
ドラマは、ジャニーズ2人の芝居がそこそこなせいか、やはりキャリアが一枚上で、要潤のそのシーンの表情は、理に適ってたとも思う。