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それにしてもオネーギンの気持ちは、私にはなかなか分らない。
つまらないことで、親友と決闘して殺してしまい、その慙愧の想いで後半生を生きる男・・・。
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今年の夏休みに彼氏と待ち合わせしてる時に、ふっと、思った。
あの第3幕(或いは2幕1場)の黒鳥のパ・ド・ドゥのアダージョで、ジークフリート王子がオディールに近づいていくシーン。男性が女性に魅力を感じて近づいて、寄っていくと彼女はよけて、王子は女性に違和感や齟齬を感じて後ずさりする。
男と女の関係性の距離が、縮まったり開いたりする、と言うことを象徴しているシーンなのだけど、今までは客観的にしか見てなかったのだけど、
あれって、自分がつきあってる男に、そういう思いをさせてきたことが、過去に何度もあるんだ!と、急にリアルに気づいた。冷や汗モノ。
相手が期待して、幻想が膨らんで寄って来る所で、あるまじき水を差すような態度って、結構取ってた気がする。今にして思えば・・。
今更気づいても、何だけど。
「白鳥の湖」なんて、幾度となく観てきたのに、ず~っと、分ってなくって、
それが最近になってやっとわかった。
・・・だから、長く生きてれば、オネーギンの気持ちも、いつか分る日がくるだろうか?
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