懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

競馬の醍醐味?

2013-11-17 23:33:18 | Weblog
今日は、私はバレエ公演に行って、リアルタイムで競馬を見ず、馬券も買わず。

競馬G1は、次週のジャパンカップに関心が行っていて、今回の混戦マイルCSは、パスかも、と思ってた。

それなのに、抜け駆けのように、武豊騎手のトーセンラーがいつになく鮮やかに直線で他馬を抜き差って、マンガのように勝ってしまった。

直線の攻防は、結構見ごたえがあって、これぞ競馬の醍醐味、みたいな光景。

ラーったら。
エジプトの王様みたいな名の馬だけど、今までは来なかったのに。
わしが買ってない時、抜け駆けして勝つなよ、って。

武豊騎手は、勝ちたい気持ちが、物凄く強い人。
岡部もアンカツも引退した中、まだ現役の44歳。

中年男の勝ちたい欲が引き寄せた勝利。
100勝って、めでたい感じ。

かつて豊騎手が若くて、天才と呼ばれた頃、この人でオッズが5倍台なんて、来ない、というセオリーあったっけ。

世の中年男性が、元気出そうな、今日の鮮やかな勝利。

若い時の天才だけでは終わらない、中年男の忍耐と粘りが実を結んだ結末に、ちょっと明るい気持ちになる勝利だった。
欲も大事、かも。

(一番人気は来なかった。買わなくって良かった・・。)
次週のJC,・・・ジェンティルがどうなるか、不安・・。

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だんだん、恋が深くなる

2013-11-17 14:26:30 | Weblog
まず、フィギュアスケートGPフランス大会、男子フリー。

時間なくて、一部を急いで見ただけだけど、録画ミスしてなくて良かった。

カナダ大会で、フリーの時は羽生選手だけが、氷上で突出して美しく見える、同じ人でもSPの時より、FSの時の衣装の方が、美々しさが際立つ,あ、そうか、衣装・着こなしって、作品のイメージを伝えるファクターの一つとして、大事なんだ、と分った。

客観的に見ての作品づくりならば、現在のフィギュアスケート界で、演目が4分間で作品を良く伝えて、起承転結の構造もしっかりみえるのは、ペアのボロソジャール・トランコフ組の演目だと思う。羽生選手の演目ならば、客観的に見れば、とりわけ、一回前のロミジュリが、振付作品としては、より優れていたと思う。

ただ、羽生選手の、衣装も含めて感性とか、幾つかの要素がないまぜになって、自分主観では、今、この人の今の「ロミオとジュリエット」と言う作品に、恋しかけてるみたい。

もう、順位とか、ジャンプがどうとかだけで見てるのではなくて、音楽と滑りの作り出す、ムーディーなロミジュリの世界に浸りきりながら、見ている。振付そのものの完成度が、そんなに高いとは思わないけど、羽生選手がニュアンスの付け足しをしていっていて、見ていて、ロミオとティボルトが剣で戦う場面とか、色んな場面を思い出したりして。インスパイアされるものが、一回、一回、あったりする。

だから、羽生結弦の、現「ロミオとジュリエット」に、
だんだん、恋が深くなってる、みたい。

ウイニングロードの行く末を見守る意識だけではなくなってきていて、羽生結弦の美の世界を、一回ごとに違うものとして、楽しんで見ている。

技術は、最初の4回転サルコゥがつまずいたような踏み切りで、一回転になったのは、素人目にも、何か溝か何かに、足を取られたかな、と思った。後で本人も、他の人が作った溝に足を取られた、と言ってた。

解説者も実況も、それに気づかないのが、ちょっと不思議だった。(また、プログラムは以前のとは違うので、実況の内容が、事実と違ってた。ま、しょうがないのか。他局もそうだったかな。放送してくれるだけありがたいけど。)

★ハン・ヤン選手は、やっぱり元気がなかったですね。
後は、ロシア大会ののコフトン選手、どこまでやってくれるか、てか、「君しかいない!」って状況になってきてるような気が。町田選手も、ファイナル出られるかしら?。

★ソトニコワ選手がファイナル出れて、ちょっと良かった。福岡に来るのね。

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体は一つ

2013-11-17 01:34:46 | Weblog
公演とか、上映会とか、イベントが集中していて、体が一つしかないのが、恨めしい。

【フィギュアスケート、GPフランス杯】
朝からTVで羽生結弦選手の試合を見てしまい、って土曜日。

つい、まき戻して、また見たりして・・。

ほんとは、イヴェントが2,3あっていこうかと思ってたのが、結弦クンの魅力に負けて、おじゃんに。

それにしても、SPが「パリの散歩道」だから、フランス杯に出て、良かった?

ハン・ヤン選手が、中国大会と違って、いまいち顔が固まってたのに、羽生選手は対照的に、カナダ大会から日も浅い割りに、きっちり決めて、さすがでした。
そもそも試合のインターバルが短すぎて、調整しにくい日程だったりするのではないかと、ハン・ヤン選手とか見てると、ちょっと思った。

さっきフリーの速報が出てたけど。(羽生選手、GPファイナル進出決定みたい。)あとで録画を見るから、これも楽しみ。(それにしても、日本の男子の、後の枠は?)

男子は、内容は中国大会が一番面白かったかな。ロシアのコフトン選手だっけ。完璧に滑れれば、チャンなんか沈んじゃうのに。でも大きな試合の経験が浅いから、五輪で金は無理そうだけど、決めた時の技術は凄い。

【ギエムとエック版「カルメン」公演】
土曜に行こうかと思ったのに、もたもたしていて、日曜に行くことに。

振付家マッツ・エックも来日しているというのに、完全に出遅れている私。
エックの作品、公演は、昔、ずっと見たいと切望していて、叶わなかった。

【新国立劇場バレエ「火の鳥」「アポロ」他】
こちらも、見たいと思ってたし、当日券で、と思ったけど、アウトかな。
なんで行きたい公演の日程重なってるんだ、と思う。こちらは、後で画像で見れるかも。意欲的な演目。(上野も初台も、ともに集客できるか、わかんない演目だけど。)

【ボリショイバレエ「スパルタクス」、イオンシネマで上映、17日まで】
14日に、会社帰りに行こうかと思ったけど、早退もできず、寒いし、断念。
凄く未練があって、17日、ギエム公演の後に、行くってどうか、思案中。

いい企画だし、お客さんの入りもちょっと心配な公演群だけに、ここは一つ、足を運んで応援したい所だったのに。

羽生結弦選手の演技について、誰かが「この人の演技には、人の胸を打つなにかがある」みたいなこと書いてた人いたけど。そうね、なんか見ちゃうっていうか。他に用事あっても、つい見ちゃう、みたいな所がある。

けど、画像が残るフィギュアスケートの試合より、今しかないイベントに行くべきだったかも。

【前週NHK杯、ハイライト】
演技構成点、といったら、ペアのボロソジャール、トランコフが男女シングル、アイスダンスも含め、全てのメンツの中で、突出してると思った。

SPもFSも素晴らしかった。だから、エキシビジョンは、少し抜くかと思ったのに。
映画007のスカイウォールだっけ。映画は見てないし、ストーリーは知らないけど。

妖しくセクシーな女スパイが007の前に現れて、それが、007に惹かれてる自分に気づいて、動揺、葛藤する女スパイの気持ちとか、ピストル構えて乱射して、緊張感のある二人の日々とかの描写が分りやすい中にも、映画より高級感があって、通俗からワンランク上の世界に昇格したように見えた。
最後は、”なるほど、007の拳銃が打ち抜いたのは、女スパイのハートだったのね”、というオチに見えた。ミステリアス、ロマンチックなアクション&ラブストーリーを短い時間に凝縮して見せた。SP,FS,そしてエキシビまで、1つ1つが、とてもしっかりと作品になっていて、演技力のみならず、作品の構成力にも脱帽でした。

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