懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

パリ五輪開催式。NHK放送が、演出意図を歪めて伝えた?という指摘が

2024-07-28 01:09:56 | Weblog
パリ五輪自体、問題もあるけど。前日にテロ。

(イスラエルが開会式に出てて、萎えた。もう平和の祭典じゃないけど)

ちょっと今回は、パリ五輪本体の話でなく。

深夜にNHKが、その開会式の様子を放送して、ちゃんと見たわけじゃなく、部分的に見て、翌日の民放のも少し見て。
それだけだと、演出意図が全く分からなかったものが。

役に立つツィッターXの投稿。

あとから、奇特な人が、NHK放送の前半45分過ぎの場面について、
「フランス革命を描いているのに、NHKは、革命という言葉を出したくないのか、「『レ・ミゼラブル』の世界を描いている」と、間違った解説をしていた」
という趣旨のことを、Xで投稿していて。
これ、非常に役に立ちました。知らない人に感謝。

確かに、そういわれてみると、フランスの昔の衣装で拳銃を打つ人や、民衆蜂起の様子、民衆を率いる自由の女神の絵とよく似た場面もあるし。
あれって、レ・ミゼラブルじゃなくて、フランス革命の様子そのものを描いてるように見える。

今回は、東京五輪と違ってちゃんとした演出家がついて、テーマ性のある企画になってたみたいで。でも、自分は、NHKのを見ただけだと、そのことに全く気付かなかった。

賛否が分かれたという、
「生首を持つマリーアントワネットと、コンシュルジュリーとロックバンド「ゴジラ」の演奏」のシーン」(演出技術だけなら、全体の中でここが一番、演出は良かったと思う。内容に賛否われるのは分るけど)の前の場面なので。

ああ、これって、フランス革命を題材にして描いてるんだな、って、全体の構想を分って作品を見るのと、NHKの嘘解説(?)」のように誤解してみるのでは、その過激な生首血飛沫シーンの見方が、まるで変わってくる。

東京五輪の演出は酷かったけど、今回のように、ちゃんと演出家が作品のテーマを考えて構想してる物を、部分の切り張りして誤解させてるとしたら、それは大変問題あると思う。

そんなことも、ちゃんと投稿して周知させようと努力してくれた人の訴えがなければ、分らなかった。
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(この指摘の通り、NHKが演出家の意図を歪めて伝えたのか?は、演出家の意図について、普通は解説が行きそうなので、変だとは思うが。
市井の人々の、疑惑レベルの話ではあるけれど、作品としての開会式を見た限り、その指摘は正しいように見える。)

時間がないので今日はこの辺で。
(指摘が正しければ、作品を正しく伝えないのって,NHK、酷いと思う)


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