冗談はともかく、大変だ。エボラのほうは感染者が2万人?になるだろうとの予測が出ている。
空気感染しない病気がこれほど広がってしまうというのは解せないのだが…
病気も心配だが、アフリカ人、アフリカ人に似ているその他の地域に住んでいる黒人全体に対する偏見による差別も怖い。
中世のヨーロッパではペストでヨーロッパ全体の人口の3分の1が亡くなったといわれている。
デング熱のほうはやはり温暖化の影響もあるのではないか。
これからはマラリア対策もしなくてはならないだろう。山などに行くときは、虫よけスプレーは必ずしていかなければならない時代になるだろう。
実は代々木公園は、月に数回は安全な食材の買い出しに行くために近くを通ることがある。原宿に紀ノ国屋(海外の食品を多く扱うスーパー)とナチュラルハウスがあるためだ。
なので今回の報道は少しドキッとした。
広島の被害は知れば知るほど甚大であったことがわかってきた。
こういう被害があるといつも出てくるのだが、ある不動産屋によればあの地区は住んではいけないと「業界内部では」よく言われていたそうだ。
東日本大震災で浦安が液状化現象で地面がぐにゃぐにゃになった時、やはりそういう「内部情報」がでてきて、業界ではあの地区は危ないといわれていたそうだ。
いずれも真偽のほどはわからないし、もしくは、あとずけで自分たちが賢かったということを世間にひけらかすためかもしれない。もし後者であれば、人の不幸をネタにしてのことであり、卑劣な言動であろう。
《もしその内部情報とやらが本当だとすると》だが、それならなんで開発して売るの?と思うのだが、それはやはり「お金」ということなのだろう。
国土の7割が山といわれている狭い日本で、新たな土地を開発するとすれば、山ぎりぎり、海ギリギリまでやらざるを得ないのだろう。
だからどうしても無理が生じてしまう。これぐらいなら大丈夫だろう、売り上げを上げるには仕方がない、なにかあってもだれかが責任をとってくれるだろう、という思いが悲劇を生む温床になる。
鎌倉の海沿いの住宅地を散歩していると、「海抜0メートル」という立札を見たことがある。
海沿いなのだから当たり前なのだが、改めてそういう看板を見るとぞっとした。津波が来たら一巻の終わりではないかと思った。あのあたりはいつ大きな地震が来てもおかしくない地域である。
事実、昔あのあたりで大きな地震があった時に津波が押し寄せてきて、当時の大仏は京都の大仏のように建物の中に入っていたのだが、その津波で建屋が流されてしまってそれ以来ずっとむき出しになっているという。
大仏のある場所というと、海から2キロぐらい内側に入っているはずだから、今それぐらいの津波が来るとすると奥のほうの山沿いを除いて鎌倉市内はほぼ全滅するのではないか。
いずれにしても、海際、山際にはすまないことが肝要ではないかと思う。仮に運よく自分の代では被害にあわないとしても、子の代、孫の代、その先の代で被災する可能性はかなり高い。
東京で今盛んに開発されている汐留、横浜で開発が進んでいるみなとみらい地区などは本当に大丈夫なのか。
数千万円で買った家が、一発ぐらりでダメになってしまったら…ひょっとして「業界内部では」ひそかに危ないといわれているのではないか…まぁこれくらいにしておこう。
あすはどうなるかわからない、だからといっていつも悲壮感を持って生きるわけにもいかない。
何気ない日常にすぎていく時間を、大切に味わいながら生きる、それしかあるまい。
息ができること、空気がうまいと思えること、夕暮れ時のすこし黄色みがかった光のノスタルジックな雰囲気を味わいながら生きる、ペットの美しい目をみつめているときのあの幸福感をかみしめながら生きる、すべてに「ありがとう」という念を送りながら生きる。