甥っ子が赤ちゃんの時からなぜか私を「福ちゃん」と呼びます。
呼んでる本人を含め(;^ω^)、未だになぜか解りませんがそのあたたかい響きが気に入っています。
2011年、夏の終わりに30年くらした東京から南国へUターン移住しました。
この10年間に2度、パートナーを天国に見送りました。
決して静かな決められた終わりではなく、突然の衝撃的なできごとが重なり、その結果、PTSDに伴う感情障碍や不安症等で長い療養中です。
現在はある田舎の山の小さな森の横の古民家にてチワワ6匹と猫達22匹とかなり貧しくもささやかで、ほっこり暖かい、ゆったりまったりの芸術的スローライフ真っ最中です(^^)
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職業「夢の子」
芝居と歌、手仕事をベースにスローライフで生きる表現体質自由人。
鹿児島出身、旧家に生まれ、小学校2年までは泣く子も黙るくらいの裕福な家庭でしたが、ある事件によって栄華転落、そこからは何万人に1人と形容される様なハードな環境に育ちました。
貧しさ経験にかけては意外と誰にも負けてないのでは?と思う事もしばしば( ̄▽ ̄;)
しかしながら、その実、いろんな世界を見せてもらい恵まれていると感じます。
その環境から、たくさんの差別や偏見を体験しましたが、
最も尊敬する母が、貧しくとも笑顔と工夫を絶やさぬ人で
人様や世界に対して仏様のような博愛主義であったので
誰を憎むことなく、不幸せとも思うことなく、踏むより踏まれたほうが善いと思えるように育ちました。
そういう理由で私の兄弟は皆、小中学生からバイトを始め、自力で学校を出て、そして自分で未来を決めています。
残念ながら貧しさというのは貧しさをうみます。
実家は未だ貧しさの連鎖から抜け出ていません。
それでも家族はみんなで助け合って暮らしています。
たくさんの困難に出会った分、家族は人に優しいです。
そして生活の中にたくさんの工夫が豊かです。
父も母もなんでも工夫して作る環境に育ちましたので
なんでも、「なければ生み出せばいいんじゃん?」と思います(笑)
苦労を喜びに変える力がある自慢の家族です。
「山田太郎物語」の山田くんの家に限りなく近く、
「一円を笑うものは、10円あったら大笑い」
の人生を意外なくらい面白おかしく生きてます。
シュタイナー信奉者の方々に幼き日々を話しますと
100%「シュタイナー教育そのものの生活だね!」と言われます。
自然と共に手と頭を使って暮らしてきたからかな。
どういうわけか、物心ついた時には演じビトになることがわかっていました。
小さい頃からちょっと変わった子で人と馴染めず学生時代は全く人と話さず、自閉の極みでした。
(後に本当に自閉症含む発達障害であったことが判明。しかしながら母の教育のお陰でほぼ克服していた。)
自力で高校を出たあと、自力で学校と職を得て東京へ。
新聞奨学生をしながら大学へ。全ては俳優になるためでした。
寮のおばちゃんが自分の収入を全て使って寮生にご飯を作ってくれている事や苦労している寮生が多いことを知り、これは頑張らねばと思い頑張ったところ、あっという間に売上全国一位となり、ギャラが高かったので、それで実家に仕送りしたり、みんなを助けたりできるのがとても嬉しかった10代後半でした。
いろいろあって一度郷里に戻り、外国人の友人たち(宣教師)と本当に純粋に人の幸せを願い、ただただ平和的な奉仕生活を3年過ごしました。
その傍らで郷里で初めてのアマチュアミュージカル劇団を設立。
苦しくも楽しい、ホームレスでその日暮らしのような環境のなか、奇跡が起き、レッスン歴なしの根性だけで日本で一番有名なミュージカル劇団に入団しました。
その後、子供のためにミュージカルをすることを希望し移籍、日本で一番大きい子供の為のミュージカル劇団で、
4年間の主演女優生活を経てフリーになりました。
その後は仲間たちと自腹でチャリティミュージカル公演を行う毎日。
猿岩石も真っ青の旅をしながら、車で日本全国の小さな村や町をめぐりました。
その後、セサミストリートをつくっているアメリカの会社のオーディションに合格、世界数カ国で行われている「セサミストリートLIVE」キャストに。
今はなきセサミのテーマパークにてショーのMCとキャストを務めました。
傍らではアート活動を主体に、生きるためにアルバイト三昧(笑)
でも片手間にやった仕事はひとつもないと自負しています。
徐々に夢を叶えつつ、ソウルメイト故・祐木鎧氏とともにGuy's ACTIONを立ち上げ、その仲間たちでチャリティ活動などもしつつ、レ・ミゼラブルなどの有名ミュージカルなどに参加。
その後、鎧くんと、魂の家族である仲間たちとともに、
日本で始めての現役ミュージカル俳優によるエンターテイメントカフェを川崎市溝の口にオープン。
総合演出、脚本、プロデュースなどを担当。
「ミュージカル・デポ・ムーサ」ファンサイト
http://musicalfan.easter.ne.jp/musa/
仲間たちのリーダーであり、私生活ではパートナーであった鎧くんの帰天により、カフェ閉店後は愛犬ぴーちゃんと共に日本縦断放浪の旅へ。
御縁のあった北海道のシュタイナーコミュニティにてものすごくストイックにナチュラルな生活を送り、
更にご縁あってシュタイナー学校の専科教師となる。
その後、仲間たちの導きで現場(芸能界)に復帰。
その後、覚悟を決めて、新しきパートナーさんとの人生を歩み始めました。
2006年に公私共にパートナーであった若き名優
故 米澤観児氏とともに、嘘のない真実の芸術を求め
「オフィス夢の街」を設立。
ミュージカル三昧だった以前とは違い、海外物を中心としたリアルストレートプレイの公演を展開。
オフィス夢の街*米澤観児公式HP
http://yumenomach.exblog.jp/
2007年12月、友人の出資で原宿に自身のプロデュースで
米澤氏の美術デザインとセルフビルドによる専用劇場「シアター夢の街」をオープン。
普段はロハス系の友人を講師にカルチャースクールとして活動。
まったく利益とは関係ない、ひたすらに魂を芸術にささげた充実した演劇的な2年間の日々を過ごさせて頂きました。
おりしもリーマンショックの影響でオーナーが困窮。
急遽閉鎖。
しかし夢の街の燈火は消えず、多くの方のご協力を頂いて
東京・洗足にて「夢の街手しごと工房&ショップ」
「夢の街手しごと工房」をオープン。
言葉の教室、シアターワーク、ミュージカルワーク教室などを主催。
さらに米澤氏も加わって芸術活動やハートワークに関する活動を展開。
ブログのフォトチャンネルなどご覧下さい。
2010年7月1日、公私ともに最愛のパートナーであった米澤観児が急性前骨髄球性白血病を発症。
2010年11月19日、退院の直前、肺炎による急変。
わずか数時間後に帰天。
その後、相方さんの思い出とともに家族が暮らした横浜で
2匹のちび達とともに先の見えない不安な日々を送る中で
2011・3・11の震災を経験。
引っ越しを含め9か月を過ごすものの、環境の変化、地震、放射能との不安が募り、心身共に不調に。
2011・8月、病状の悪化、転地療養が必要との医師の判断により、これまでの人生と関東で得たすべてを手放して、地元への移住を決意。
夏の終わりに愛する人の形見を含め8トンの荷物を
大型のトラックに積んで火山のある南へ移住しました。
現在は基本的には街の小さなワンルームアパートで一人暮らし。
帰郷後は実家の家族(アムさん・ちびくん・じいじ・イケメンちわわのまろたん、保護猫ファミリー)と共に関東から移住してきた若き親友でアーティストのカンナちゃんが近くに住んでいて、毎日通いで家族(笑)をしていましたが、実家の引越に伴い、犬猫を移動することに。
ワンコ達(ソウルメイトと相方さんの遺児となる16歳のチワワ*ピーちゃん、2010・12・24生まれ6歳のチワワのピピちゃんと、そのダーリン2009・9・23生まれ7歳のまろくん、そして2012年4月9日、まろたんとピピちゃんに
3匹のお子様ふう君、みやちゃん、ろま君誕生。
現在6匹のチワワ大家族)
実家で面倒見ていた4匹の野良猫を保護して(子供を産んで13匹に。うちプクちゃんが事故により帰天)犬猫と荷物は特攻隊の基地のある田舎町の小さな森の古民家へお引越ししました。
(Teatro de Musa*夢の街)
2017年3月末より更に10匹の野良猫親子を保護しています。(現在6匹の犬と22匹の猫の乳母です)
そこで通いと泊まりがけで、チビ達のお世話しつつ療養生活しています。
いまは魂の家族たちに支えられながら、(地上の夢の街)でこの愛しい子たちと、天国(天上夢の街)に居るソウルメイトや愛する相方さんと共にココロ繋げて、ゆっくりまったりの芸術的スローライフ中。
現在は俳優並びにプロデュース業などはお休みしていますが、辞めたわけではありません。
腐っても…です。
2014年、俳優仲間の青木結矢くんの呼びかけにより、朗読ミュージカルの台本執筆を本格的に再開。 と言っても体調に左右されるので前の様にはいきませんが。
それでも声をかけ続けてくれる仲間達に感謝です!
2015年、相方さんの遺作である絵本「夢の島ノア」を多くの方のご協力でWEB絵本にすることが出来ました。
今後も病と共にマイペースで活動を続けていきます。
人生、いまだイロイロの日々ではありますが、
これまでの日々に体験してきたすべてに感謝しています。
良くも悪しくも、すべてが意味のある経験ばかりだったと実感してます。
特にチャリティ活動は本当に善い経験で今の自分の土台を作り、今の生き方に確信を持たせてくれているものです。
現在の自分は、プライベートや仕事ではスロウ&メロウ
(ゆったりとまろやかな)な日常をテーマに
ココロとカラダ、そして地球にやさしい「何か」を生み出す毎日を送ることを大切に生きています。
愛するすべてのヒトコトモノのために自分を使うこと、
本書き、演じること、糸紡ぎ、羊毛クラフト、
編み物、縫い物、料理、エトセトラ・エトセトラ…
自分の手と心、そして体を喜んで使い、
愛を傾けられる仕事、そして喜びを人生をいきる為の糧としています。
永遠のテーマは「愛と真実」ただそれだけ。
座右の銘は「人生、それこそがミュージカル!」
愛する人を突然に失くした事で、未だ癒えぬ悲しみの中にいて、調子も悪い日も多いのですが、どんな時もココロの中に愛と希望と感謝を忘れた日はありません。
今は本当の意味で自由人になりました。
毎日、新しい風に吹かれながらゆっくり歩いています。
今後も変わらず「愛」をテーマに生きてゆきたい。
いま、わが身を振り返って思うことは、
どこまで行っても内面の役者体質は無くならない、ってこと。
培った中から人様のお役にたてることがあれば使いたいと常に思っています。
どんな時でも、魂は役者であり続けることが使命だと思っています。
そして、そんな自分を使って、いつかまた、
なにかで自然と人様のお役に立つことが永遠の目標。
夢の街手しごと工房ものんびのんびり活動続けてまいります。
《夢の街手しごと工房HP》http://yumenomachi.web.fc2.com/
《よく聞かれること》
*戦争、原発、動物虐待、絶対反対です。
*良く聞かれますが、
「クリスチャンですか?宗教やってますか?」
(答)NO!です。
愛は胸に抱いてますが、宗教はやってません。
ささやかなスピリチュアル体質。
おばあちゃんとおじさん、ご縁のあったパートナーはみな素晴らしい霊能者でした。
ただし、愛とか優しさを語るとなにかと宗教やスピリチュアルや心に弱さに結び付ける人々に逆に違和感覚えます。
他の人はどうあれ、スピリチュアル的能力をお金に変えることもしないし、したくないし、していいものじゃないと思っています。
「愛さえあれば思想も宗教もいらない」
と言うダライラマの言葉に強く共感しています。
マリア様の母性や観音さまの慈愛、マザーテレサの愛 、アッシジのフランチェスコの霊性や清らかさなどに 共感と強いあこがれがあります。
よく誤解されるんですが、ベジタリアンでもマクロビアンでもありません。
否定もしませんが、肯定もしません。
そういう何かにコアなかんじになるのが好きじゃないんです。
シュタイナー学校で教えていましたし、心友はシュタイナー教師ですが、私はシュタイナー信奉者ではありません。
逆にそう言うのにハマリすぎる人にかなりのアンチです( ̄◇ ̄;)
コアな感じで生きている友人はたくさんおりますが、リスペクトはしても自分が一緒にやることは殆ど無いです。
オーガニックにもはまってないし、ロハスな人でもありません。 テレビも見るし、ジャンクフードも食べます。
生き方の緩いニンゲンではありますが、私は私なりの向かい合い方で、こよなく自然を愛しています。
基本的にテレビはあまり見ません。なくても全然平気です。
今はテレビも持ってません。
但し、震災以降、情報が入ってこない状況に恐怖感がある為、常にスマホを持ち、ネットはつなげている状態です(^_^;)
ソウルメイトの帰天以降、長い間ふとしたコトがトリガーになりフラッシュバックやパニックに落ちる可能性がある事と、精神的な理由から、共に過ごしてきた人と関わる音楽や風景、場所などに触れられず、そうなると、好きなもの、大事なものに近寄りたくても近寄れないので、人とも全く会うことが出来ず、かなり殺伐とした環境になっていました。
しかし、近年は新しいものや知らなかったものから、少しずつ聞けるもの、見られるもの、関われるものも出来てきて、ありがたいと思っています。
コアになるのは好きじゃないけど、嗜好性が強い人間なので、自分の世界のみに浸り切ることも多いですが
この世にあるものには皆、「全てに意味がある」と強く感じているので貴賎はありません。
あるがごとくに、そこに在ると思っています。
なので、基本、これがダメだとか、そういうカテゴリー付は苦手です。
人様に言わせれば、人生波乱万丈、小説みたい!らしいので、語るとなると膨大すぎて面倒なので、ここに大概の事を書かせてもらって読んでもらってます・笑
まったりとした懐かしい叙情的な感覚が好き。
素朴で小さいものが好き。
草木に風がわたっていくのを見るのが好き。
演じてるときが真実の自分。
歌うのはしゃべるのと一緒。
手仕事は演じるのと同じ。
うちのチワワと猫は命より大事。
シュタイナーの気質学で言えば「胆汁・憂鬱」質。
表向きはべらんめぇ・裏っ替は孤独のそこから上を覗く 、愛されたがりの寂しがり、打たれ弱くて、短気、 究極のMと言われ、痛みに強いらしい、ふつーの人間です。
どうぞよろしくお願いいたします。