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『時間がつくる美しさ』
"Time Tested Beauty Tips" ―Sam Leveson
魅力的な唇をつくるには、美しい言葉をつかうこと。
For attractive lips, speak words of kindness.
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探すこと。
For lovely eyes, seek out the good in people.
スタイルよくいるためには、お腹のすいた人々と食べ物を分かち合うのです。
For a slim figure, share your food with the hungry.
つややかな髪でいるためには、一日に一度、子どもたちの指で髪をとかしてもらうこと。
For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.
美しい身のこなしを身につけるには、あなたが決して独りで歩いているわけではないことを知ることです。
For poise, walk with the knowledge you'll never walk alone ...
壊れたものは元に戻せないけれど、人は転んでもたちあがれます。
失敗すればやり直せるし、挫折してももう一度始められるし、間違えれば直せるのです。
People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,
何度も何度もがんばることができるのです。
reclaimed and redeemed and redeemed ...
決して人を見捨てるようなことをしてはなりません。
Never throw out anybody.
どうか忘れないで、人生に迷い、助けが必要なとき、差し伸べられている手があることを。
Remember, if you ever need a helping hand,
you'll find one at the end of your arm.
年をとると、人は自分の手にはふたつの使い道があることに気づきます。
As you grow older you will discover that you have two hands.
ひとつは、自分自身を助けるため、
もうひとつの手は他者を助けるためにあるのです。
One for helping yourself, the other for helping others.
女性の美しさというものは着ている服が決めるものでも、
The beauty of a woman is not in the clothes she wears,
その容姿でもなく、髪を梳くしぐさのようなものでもありません。
the figure that she carries, or the way she combs her hair.
女性の美しさは、その瞳の奥に見つけることができます。
The beauty of a woman must be seen from in her eyes,
そこは愛にあふれた彼女の心へ繋がる場所。
because that is the doorway to her heart,
女性の美しさは、顔のほくろや造りなどには左右されません。
The beauty of a woman is not in a facial mole,
本当の美しさは その人の魂に映し出されるものなのです。
but true beauty in a woman is reflected in her soul.
それは心のこもった思いやりや時として情熱となったりしてあらわれます。
It is the caring that she lovingly gives, the passion that she shows,
そして女性の美しさというものは、年を追うごとに磨かれ輝いていくものなのです。
and the beauty of a woman with passing years only grows!
(訳詩・夢街福)
ご心配おかけしております<(_ _)>
母は今週の月曜日、再度危篤の状態に陥り、人工呼吸器になりました。
一度は諦めるような状態でしたが、奇跡的に挿管が間に合い、一命を取り留めた状態です。
その後、あまり芳しくない状態ながらも、小康状態で頑張ってくれています。
また、母の様子はお知らせさせていただきます。
今日ご紹介した詩はオードリー・ヘプバーンがまくなる直前に息子たちに遺言として残した詩です。
戦時下を貧しい少女として生きた彼女は、女優として成功し
24歳からユニセフに関わり、一生を奉仕とともに捧げたのでした。
そんな彼女の美しさを作り上げた理由がこの詩です。
私の母はずっとオードリー・ヘプバーンや美智子皇后さまに似ている、と言われていました。
実際姿かたちもよく似ています。とても美しい人でした。
でも何より美しかったのは、その心です。
上品で、美しく、明るく、やさしい。
多分、彼女たちの持つノーブルさと、この詩にある精神が似ているのだと思います。
母もこの詩と同じことを言う人で、そう生きた人だったからです。
呼吸器につながれている母を見ながら、この詩を思い出しました。
そして、やはり母は美しいと思いました。
いま私はパニックするほど、大変な状況の中にあるけれど、
困難の中にある今こそ、母に教えられたこの精神を心に生きたいと思うのです。