

相方さんが最後に出かけた日の一枚・大好きだった海、小田原港でぴーちゃんと。
相方さんとおそろいのニット帽をかぶるぴーちゃん*相方さん撮影
この手作り帽子は旅立ちの時、彼がかぶって行きました。
手にはぴーちゃん代わりのぬいぐるみにぴーちゃんの帽子をかぶせて持たせました。
一人暮らしになって7カ月目を迎えています。
時が過ぎるのは早すぎて目が回りそうです。
でもなかなか元には戻れません。
戻れないですよね、元が変わっちゃったのだから当たり前かなとも思うんですけどね。
お世話になったいろんな人、新しくご縁の繋がった方に
会いたいけど、本当に今は外に出られないんです。
311以降、特になのですが、ちびたちと一瞬とも離れて居られない。
もう何が起きるのか、一人が不安でたまらないんです。
相方さんは大きかった。
だからやっぱり一人でいると寂しいですね~。゜(●'ω'o)゜。うるうる
食事なんかも本当に全部、相方さんの為に用意して作ってたんだなぁって思います。
今はすっかり1日一食になってしまいました。
食べる気がしないし、つくる気ももっとしないんですよ。
観ちゃんが食べたいものが、食べるものだったから食べたいものもないし。
手しごとも相方さんやお客様があれこれ喜んでくれるからしてたし、
私は自分の為だけに何かをするのはちっとも気が乗らないし、
喜べないし、逆に無理に自分の為にやるのはただの苦痛なんですよね。
そんなだから、すっかり寂しい毎日です。
まるでドラマの中みたいにずーっと相方さんと会話してます。
でも、今はそれが一番安心するんです。
居なくなっても相方さんの存在は大きいです。
だってお互いの事、一番わかってるのは彼ですもんね。
人が私たちの事を何と言ってもね、彼だけは解ってくれると思うので。
やっぱり未来の事を考えると不安で眠れなくなったりします。
一人って言うのは思ったより厳しいです。
でも相方さんはすごい人だったなぁ。
そう言う私を全て解ってて、傍に居てくれたんですもんね。
一緒にいるようになってからは仕事から真っ直ぐ帰ってきて
親しいところには必ず私を同伴してくれて、
休みには必ずぴーちゃんと私を連れて車で遠出をして
私が実家に帰れないから気にしてたんでしょうね、
自分も実家に帰らないで、出来る限り傍に居てくれました。
お仕事もバイト以外は一緒に演劇生活でしたから
本当に二人でいた時間が長かったんです。
バイトしてる時間以外はずーっと一緒にいたんですもんね。
今考えても、それって中々ないよなぁって思います。
相方さんは
「一人が好きそうにみえるけど、でも本当はずっと一緒に居たい人なんだ」
と言ってました。
私も好きな人とはずっと一緒に居たい人だったから利害が一致したんですね。
愛されたがりのサミシンボウ二人と一匹でした。
ほんとずーっと一緒に居ましたね。
喧嘩しても何しても布団もひと組、別々に寝たことも一度もなかった程に
二人と一匹でいるのが何よりも幸せだったんですね。
仲いいとか悪いとか考えたことなかったんですが、
ホント今思えば仲良かったんだなぁって思います。
この世で暮らした年数は短かったけれど、
多分、長く暮らしてる他の方より長い時間を居たと思います。
最後もずっとそばに居られたし。
相方さんは本当に寂しがり屋だったから
最後まで隣で愛してると言ってあげられて良かった。
私は幸せにしてもらった、今も幸せにしてもらっている、そう思います。
彼がなくなってから、彼と話をするのが日常です。
気がつけば、ずっと心の中で会話をしています。
それが一番安心するのです。
これからもうしばらくはこんな日々が続くんだろうなぁ。
焦っても、きっといいことはないから、
今はゆっくりと元気になれる日を待ちましょう。
安心して家を出られる日を待ちましょう。
もしかしたら世界からは忘れられてしまうかもしれません。
でも彼の、私の、本当の友達であるならば、
仲間たちはきっと忘れないでいてくれるでしょう。
いつでも笑顔で迎えてくれるでしょう。
そんなことを思っていたら気がつけば徹夜です(;^ω^)
いつの日か笑顔で皆に会える日も来るでしょう。
サミシンボウもいつかは笑顔になるのです。