KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

ひかり あれ

2007-12-31 | KOFUKU日記
はじめにかみさまはいいました
「ひかり あれ」
かみさまのことばは そのこころのごとくきらめき
ひかりはすべてにふりそそぎました
ひかりはこうしてうまれたのです
うちに そとに
せかいに 
そして 
わたしのなかに

わたしは聖書の話でいちばんここが好き
聖書には「ひかりあれ」としかないけど(笑)
かってにこんな風に受け取っています。

いま、ちょこっとだけ仕事する為にお家に戻ってきました。
だから年末と新しい年のご挨拶を。

みなさま、ことしもいろいろありがとう
そして来年もいろいろよろしくお願いします。

来年の希望、目標と言うものでもないけど
来年はろうそくのごとくありたいと思っています。
(出来れば燃えることで空気を浄化する
ミツロウろうそくの様であればなおよろしい・笑)
他人様に明かりを灯して頂き、それを静かに享受して精一杯照らす。
そんなようでありたいと願います。

私は闘争的な人間とよく取られがちだけれど穏やかさを愛しています。
ここのところ、いろんな出来事を目にして思ったこと、
それは「決める」「信念を持つ」という事のむずかしさ。
事を成すとき、何かしら覚悟というものは必要だと思うけれど、
美しい覚悟の持ち様でありたい。
時として、「善き信念」は「争い」や「差別」を生み出す。
闘争しかり、戦争しかり。
あれは「善い」と「それをやらねば」と思った人が起こしている。
つまりもとは「愛」でもある。
しかし、信念を持つがゆえに、それを「正当なこと」として貫こうとし、悲しみは起こる。
近年、親しい人や目にする人々が新しいことを始めたり、
なにか決意をしたりすることに遭遇した。
けれど、美しい信念を持っていても、「美しいあり方」という場所にいる人にいまだお目にかかれない。
殆どの人はその信念を掲げた為に美しさを失っている様に思う。
なんと言うか、天使のような輝く何かを持った人が、何かしらの信念を持ったとたん、人間に逆戻りして翼を失ったように思うことが多い。
そういう人は大体、何かをなせるかもしれないけど、内的な美しさ、神的な美しさを失ってしまう。
人に戻ってしまうからだ、と感じる。
多分「~~でなくてはならない」と決めてしまうせいかもしれない。
神様に、天の世界に「~ならない」はないのだそうだ。
全てがあるようにある、らしい。
「ない」という事さえも。
ろうそくは火をこばまない。そして精一杯輝く。
そしてあるものすべてに明かりを投げかける。
ひとつひとつ、わけ隔てなく。
わたしはその様に居たい。で、ゆっくり燃え尽き、空気にとけるのだ。
「そのろうそくも人が造るのよ。火を付ける人が居るのよ」
といわれたら、ああ、そうですねと笑うけど(^^;)
私は待つほうが性に合っている、と自分では思っている。
元来、思い立ったが吉日な性格だが、善きことに瞬時に心震わす反面、
それをすぐに形にせず、じっくりと本当に出来る事を考えたい。
幼子はそれを教えてくれる。
小さな子は瞬間に生きている。心のハープはどんなものにでも揺れて音を出す。
だからすぐに反応するけれど、カラダがそれをすぐに許さない。
時が必要なのだ。そんな風に私たちは創られている。
学び、繰り返し練習して、身に着けて初めて出きる様になる。
言葉も行動もすべて。私はそれを幼い人たちから教わった。
そしてただ心のハープをかき鳴らして言っただけの物は風に乗って消える。
本当に心震わせ、カラダに残るものは本当の音楽になり、曲となって自分も人も動かすのだろう。
そんな風に居たい。もう一度、幼子のように。

過ぎ行く時と未来を創る時に
ひかり、あれ





明日への道~青春~

2007-12-30 | KOFUKU日記
2007年12月30日(日曜日)

ほぼ徹夜の毎日。
今朝も帰宅は朝の五時、すでに一日は動き出しています。
現在、原宿・神宮前にて、私たちの拠点となる
ココロとカラダ、そして地球に優しい(笑)劇場併設型カルチャースクール
Natural Heart Works & Earth Entertainment Arts School
「Angel Shure(エンジェル・シューレ)“夢の街”」
ならびにオフィス夢の街専用劇場
「シアター夢の街」をほぼ手仕事にて建設中!
来月(もう明後日や~)オープンに向けて頑張ってます!
もうすぐ、もうすぐ、みんなの遊ぶところが出来ますよ~。
待っててね~。待っててね~!
こけら落としは「オーファンズ」よろしくです!(宣伝も忘れない・笑)
って、事で写真は「シアター夢の街プロデューサー」の米澤観児氏。
夜中2時半の勇姿です(^^;)

夕べ、友人が夜中にメールくれました。

「青春やね!」(笑)

青い春です、皆様!(笑)

ちなみに写真の窓は店内にあります。
全てアンティークの建具。
すごいのはね、この窓の「さん」のところ、写ってるでしょ?
窓がはまって、動かす溝んとこ。
この窓枠もぜーんぶ米澤さんの手作りって事です(尊敬)
もちろん、一本の木を掘って、溝が出来てるんですよ。
買ってきた窓枠じゃないんです。すごいこだわりです。



さみしんぼうちゃん

2007-12-28 | KOFUKU日記
今年もあと数日になりました。
今日は細い雨が降っています。

このところ、とても忙しくてぴーちゃんはお留守番をしてくれています。
まだ内装が終わらないので、中に入れないからです。
工事当初連れて行ったのですが呼吸器の持病を持ってるぴーちゃんは、
埃を自分の体内で対処しきれず、次の日アレルギーが出てしまって
顔がパンパンに腫れてしまったのでした。
なので完全に出来上がるまではお留守番となってしまったのです。
けれども元来寂しがり屋さんなので、一瞬しか帰らない家族に
とてもストレスが溜まっているようで。寂しいのでしょう。
前回はすっかり痩せて毛もボロボロになってしまいましたから。
今回も寡黙になってしまい元気がありません。
今日もコロンと布団に横になって、黄昏ていました。
(写真参照)
でもさ、ぴーちゃん、皆もさみしいんだよ~。
早く一緒に行動できるようになったらいいなあ~。
頑張って年を越さなくては!
オープンまであと1月です(^^)

ココロの旅

2007-12-15 | KOFUKU日記
昨日は夕焼けがきれいでした。
一瞬、色にのみこまれました。
私も夕焼け色でした。

今、オーファンズというお芝居に関わっています。
オーファンズは現在、「イマジネーション・ワークショップ」と言う、
メンタルに問題を抱える人々の心の癒しの為に演劇を使った
ヒーリングワークショップ(ロビン・ウィリアムスや
トム・ハンクス、ヴィネス・パルトロウなどなど
とても有名な人たちが指導者として関わっている団体です)
の創始者で指導者でもあるライル・ケスラー氏の書かれた心理劇です。
メンタルに問題を抱える人々をお芝居によって助ける仕事をしている
彼のテーマとも言うべきものは一貫して
「心に痛みを抱えるものの成長と言うべき過程」、
「社会的弱者の抱える問題を乗り越える過程」
「その問題を抱えるものたちの愛への到達」が描かれているように思います。
つまりオーファンズは3人の異なった人々がそれぞれの痛みを乗り越え、
真実の愛を知るまでの物語といえるでしょう。

私は毎日、旅をしています。
毎日稽古しながら彼らと一緒に、そして自分のこころの中を旅をするのです。
痛みを抱えたものがどうやって自分と向き合って行くのか?
人はそこに何が出来るのか?生きていくとは何か?
一ヵ月半後、わたしの心はドコにたどり着くのだろうか。