2024年10月のブログです
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SNSやブログを見ていると他人を非難する人を多く見る。
大谷くんですら、ちょっと調子が悪いとくそめそだ。
読んでいると気分が悪くなる。
その最たるものはトランプくんだと思うが、そういうふうにすぐに他人を非難する人はどういう心理なのだろう?と考える。
他人を非難することで自分が優越感に浸りたいのか、他人を貶めることで自分の万能感を満たしたいのか?
しかし、いずれにしても錯覚に過ぎないだろう。
他人を非難しても、自分が偉くなれるわけではないし、すばらしくなれるわけでもない。
むしろ、敵を作り、憎悪を煽るだけだろう。
それがわからずに自己満足に陥り、悪いのは周りだと攻撃性を強めているように見える。
パワハラや(あまり好きな言葉ではないが)カスハラにも同じ根っこを感じる。
悪いのはみな周りで、自分は正義だと錯覚をしている。
自己中心的で他者への配慮ができないような、人格が未熟な印象を受ける。
短絡的で感情優位のパーソナリティなのかなと思う。
精神科医の中井久夫さんがいうように、成熟をした人格には、わからないことに耐えて、すぐに結論を出さずに考え続ける態度が大切になる。
精神分析のビオンさんも、あいまいさに耐えることの大切さを述べている。
いいか悪いか、イエスかノーか、敵か味方かなどを簡単に決めつけずに、考え続ける努力が必要だ。
正解は、白か黒かではなく、その間のグラデーションのどこかに存在するのではないだろうか。 (2024.10 記)
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ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介
経歴 1954年、北海道生まれ
1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事
2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士)
2017年、臨床心理士
仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています
学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員
論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006、『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011、『遊戯療法学研究』)ほか
住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)
mail yuwa0421family@gmail.com