長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

ふ~ん、秋

2011年10月08日 22時44分06秒 | 日記
 ハイど~ぉもー。そうだいでございますよ。
 秋ですねぇ。夜になると寒いねぇ~。そろそろ電気ストーブも引っぱり出しますか。みなさま、カゼもひかずにお元気でいらっしゃいますでしょうか?

 最近ず~っとぬらりひょんぬらりひょん言い続けているんで、今回は一息つきましょう。


 今日ね、けっこう久しぶりに舞台を観てきました。ミュージカルですね。

『中野ブロンディーズ』(作・金房実加 演出・大岩美智子)

 いやー……チラシ持たないで行っちゃうと、東京・池袋のサンシャイン劇場は場所がわかんないわかんない。思ったよりも迷ってしまいました。

 言わずと知れたAKB48。その中でも屈指の歌唱力とうたわれ、今年の第3回総選挙で満を持しての初当選を果たした増田有華(ゆか)さん主演のミュージカルです。
 出演者には、他にもSDN48の梅田悠(はるか)さん、浦野一美さん、SKE48の原望奈美(みなみ)さん、9nine(ナイン)の西脇彩華(さやか)さんといった現役アイドルの面々が出演されています。うおお。

 私がこの『中野ブロンディーズ』を観たのは2回目で、最初に観たのは3年前。2008年の12月に上演された新国立劇場小劇場での再演でした(初演は同年3月)。
 また2回も観るのはなぜかと言いますと、この作品に歴代ずっと同じ役で出演されている女優の中島愛子さんが好きだからなんですね。

 3年前とキャスティングが大幅に変わっている『中野ブロンディーズ』なのですが、相変わらず楽しいストーリーや中島さんの役どころは時の流れを感じさせない魅力にあふれていました。実は作品そのもののおもしろさの他にも、こういったものを観ながら、3年前に同じ舞台を観た時の私と今現在の私とで、変わったことと変わっていないことに思いをはせて不思議な気持ちになる……これも楽しいんですよ! まさに再演の舞台を観る醍醐味。

 サンシャイン劇場は客席およそ800ですが、ほぼ満員となった中には親子で来るお客さんも多かった! ここらへんが天下のAKB48パワーということなんでしょうか。3年前に観たときはおたくっぽい空気に満ちてたから、私も含めて。

 そういえば、『中野ブロンディーズ』はアニメ、ゲーム、歴史などそれぞれの分野のおたく少女たちが集まってチアリーディングに挑戦するという内容なのですが、私の前の座席に30歳前後のお母さんと小学校低学年の娘さんの2人づれがいて、セリフの中でアニメおたくの役が『機動戦士ガンダム』ネタを言ったときにお母さんが爆笑して、ゲームおたくの役が『ドラクエ』ネタを言った時に娘さんが「キヒヒヒヒ。」と笑っていたのはよかったね。
 「あえて言おう、カスであると!」でカラカラと笑うお母さん……日本もついにここまできたか。

 『中野ブロンディーズ』はサンシャイン劇場公演のあと、初の神戸公演もおこなうとか。
 中島さん、明日も昼夜2回がんばってくだしゃ~い。


 話題はまるっと変わりますが、ネットでこんな記事が。


映画史に残る悪役50人選出(映画.com 2011年10月7日付の記事より)


 アメリカの『エンターテインメント・ウィークリー』誌が、史上最高(最悪)の悪役キャラクター50人を発表した。
 第1位に選ばれたのは、『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダー。人間以外の架空のキャラクターとしては、おそらく最も有名な悪役だろう。また俳優別では、レイフ=ファインズとケビン=スペイシーがともにトップ20に2本ランクインされている。トップ20は以下の通り。

1、ダース・ベイダー 『スター・ウォーズ』シリーズ(1977~2005年)
2、ハンニバル=レクター(アンソニー=ホプキンス)&バッファロー・ビル(テッド=レビン) 『羊たちの沈黙』(1991年)
3、アーモン=ゲート(レイフ=ファインズ) 『シンドラーのリスト』(1993年)
4、ノーマン=ベイツ(アンソニー=パーキンス) 『サイコ』(1960年)
5、レザーフェイス(ガンナー=ハンセン) 『悪魔のいけにえ』(1974年)
6、カイザー=ソゼ(?) 『ユージュアル・サスペクツ』(1995年)
7、フレディ=クルーガー(ロバート=イングランド) 『エルム街の悪夢』(1984年)
8、ヴォルデモート(レイフ=ファインズ) 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)
9、カーン=ノニエン=シン(リカルド=モンタルバン) 『スター・トレック2 カーンの逆襲』(1982年)
10、ゴラム(アンディ=サーキス) 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(2001~03年)
11、T-1000(ロバート=パトリック) 『ターミネーター2』(1991年)
12、ダミアン(ハーベイ=スティーブンス) 『オーメン』(1976年)
13、ハンス=グルーバー(アラン=リックマン) 『ダイ・ハード』(1988年)
14、フランク=ブース(デニス=ホッパー) 『ブルーベルベット』(1986年)
15、アントン=シュガー(ハビエル=バルデム) 『ノーカントリー』(2007年)
16、ジョン=ドゥー(ケビン=スペイシー) 『セブン』(1995年)
17、西の悪い魔女(マーガレット=ハミルトン) 『オズの魔法使』(1939年)
18、ジャック=トランス(ジャック=ニコルソン) 『シャイニング』(1980年)
19、クルエラ=デ=ビル 『101匹わんちゃん』(1961年)
20、アニー=ウィルクス(キャシー=ベイツ) 『ミザリー』(1990年)


 あの~……この記事をよく読むと、ある映画の重大なネタバレになるんですけど。

 アメリカの雑誌なんだから当たり前ですけど、日本人には興味深いランキングになってますよねぇ。
 スペイシーさんとファインズさんが2回ランクインっていうのがおもしろいですね。意外とギラギラしてない人が悪役に重宝される時代なんですかねぇ。

 こんなの出されたら我が『長岡京エイリアン』も受けて立たなきゃねぇ! ということで。


 そうだいのパッと思いつく悪役20傑(順位づけはできません、恐いから!)

・足利義昭(本人)
・映画『帝都大戦』(1989年)の加藤保憲(嶋田 久作)
 ※映画の内容は語るまでもないけど嶋田さんだけ必見
・アニメ『機動戦士ガンダム』(1979~80年)のマ=クベ(塩沢 兼人)
・映画『ダーティハリー』(1971年)のスコルピオ(アンディ=ロビンソン)
・アメコミ『キリングジョーク』(1988年)のジョーカー
・松永久秀(本人)
・江戸川乱歩の小説『蜘蛛男』(1930年)の蜘蛛男
・映画『八つ墓村』(1977年版)の真犯人
 ※あんな人に洞窟で追いかけられたくねぇ~
・アニメ『機動戦士Zガンダム』(1985~86年)のハマーン=カーン(榊原 良子)
・映画『バットマン』(1989年)のジョーカー(ジャック=ニコルソン)
・NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年)の最上義光(原田 芳雄)
 ※山形県出身としてはほめてる場合じゃないんですが……山形城の照明暗っ!
・クリストファー=リー演じる吸血鬼ドラキュラ伯爵
・アニメ『機動戦士ガンダム』のシャア=アズナブル(池田 秀一)
・俳優の成田三樹夫さんがやってた役ほとんど全部
・時代劇ドラマ『子連れ狼 第3部』(1976年)の阿部頼母(金田 龍之介)
・映画『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)の宇宙大怪獣キングギドラ
・特撮ドラマ『ウルトラマンA』(1972~73年)の異次元人ヤプール
・映画『スカーフェイス』(1983年)のトニー=モンタナ(アル=パチーノ)
・クレメンス=メッテルニヒ(本人)
そして……
・やっぱりアニメ第3期『ゲゲゲの鬼太郎』(1985~88年)のぬらりひょん(青野 武)!!


 世界がせまいよ! でも、好きなものは好きなんだからしょうがない。
 もっと他にも、映画『ゴッドファーザー パート2』(1974年)のデニーロとか映画『風の谷のナウシカ』(1984年)のクロトワとか原作版『ナウシカ』(1982~94年)の神聖皇帝ナムリスとかいっぱいいるんですが、やっぱり20人となるとすぐに埋まっちゃいますね。


 ということで、次回からはまた「悪の華」ぬらりひょんにお話もどりま~っす。
 キンモクセイにむせる秋。みなさまもお体すこやかに~。
コメント
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