どうもこんばんは~、そうだいでございます。今日も一日お疲れさまでした!
まずは、なにはなくともこの大ニュースから。
峰不二子が主役!? 『ルパン三世』27年ぶり新TVシリーズ
(産経ニュース 2012年4月3日の記事より)
モンキー・パンチ(74歳)原作の人気マンガ『ルパン三世』の、27年ぶりとなる新作 TVアニメシリーズ『LUPIN the Third 峰不二子という女』が4日から日本テレビ系列で放送される。
これまで TVアニメシリーズ3作と劇場版6作、1990年からは2時間の TVスペシャル版が放送されて、幅広い年代層にファンを持つ『ルパン三世』シリーズ。タイトルにヒロインの峰不二子が打ち出されたのは今回が初めてだ。同局は「若かりし頃のルパン一味の活躍と、ルパンの永遠の好敵手、銭形警部との戦いを描く。」としており、制作サイドによると、「これまでのシリーズはコミカルタッチで描かれてきたが、今回は原作のハードボイルド調が濃くなり、大人のお色気シーンもある。」という。
レギュラー声優陣は昨年2011年12月放送の TVスペシャル第22作『血の刻印・永遠のマーメイド』からルパン三世役の栗田貫一(54歳)、次元大介役の小林清志(79歳)以外が交代し、峰不二子は沢城みゆき(26歳)、石川五ェ門は浪川大輔(36歳)、銭形警部は山寺宏一(50歳)が務める。毎週水曜日深夜1時29分(初回のみ同49分)から。監督はシリーズ初の女性、山本沙代(35歳)で、全13話の予定。
イィイヤッホ~ォウ!! おぱ~おぱ~おぱ~、おぱ~おぱ~おぱ~♪
いや~、気づくのが遅すぎましたわ! 放送が開始されて2週たっちゃった今ごろになってその存在を知りましたよ、待望の『ルパン三世』
最新シリーズ。
やると思ってたんだぁ~。せっかくキャスト陣が若返ったんですから、年1のペースをかたくなに守る必要もありませんしねぇ!
え? もちろん観た観た、2回とも観た!
最初にこの報を知ったときには、「あぁ~、やっぱり天下のルパン一味といえども、ド深夜に1クール分だけの放送になるんですかぁ……」と少なからずさみしい気分にもなっていたんですが、拝見して大いに納得!
これはド深夜の1クールだけじゃなきゃ成立しねぇな!!
「しかたなく」じゃなくて、「あえて」この放送スタイルを選択したかのように見えてしまう、なつかしの「エロ・グロ・ナンセンス」大盤振る舞いの21世紀アップデート版ピカレスクロマン。おもしろいですねぇ。
それぞれゲスト出演した第1回のルパン三世と銭形警部、第2回の次元大介のデザインとたたずまいを見てもわかるとおり、このシリーズはまさしく、1967~69年に連載されていた「マンガのほうの」ルパン三世の史上初のアニメ化作品と言っていいのではないでしょうか。
いいですね~。「ルパン三世アニメ化40周年記念作品」っていってるのに、アニメの歴史はガン無視してそれ以前のルパンにスポットライトをあてたシリーズを始めてしまうとは! このななめ上をいった企画センスがまず大成功。
いちおう、『ルパン三世』における「原作とアニメの関係」という点では、「駿さんが登板してなかった時期の」TV第1シリーズ(1971~72年)の初期や劇場版第1作『ルパン VS 複製人間』(1978年)あたりが比較的、原作マンガに近い雰囲気を持っていたかと思われるのですが、それもあくまで「比較的」のお話で、原作とはまったくの別物。
あと、今までの歴史の中で原作とアニメとが最接近した例としては、原作者のモンキー・パンチ先生がおんみずから監督をつとめた劇場版第6作『DEAD OR ALIVE』(1996年)を無視してはならないのですが、これは1990年代時点での「原作者なりのアニメルパンの解釈」という逆輸入的な意味合いのある作品に仕上がっているため、絵柄もふくめて1960年代の原作マンガとはまったく違ったルパンワールドになっています。
1967年に最初に登場した、あの悪魔のようにキレッキレの目つきをギラッギラ光らせ、底意地の悪い笑みで口元をしじゅう歪めている「若き悪漢・ルパン三世」が夜の街を跳梁跋扈する原作ワールドがアニメで観られることの幸せといったらねぇですよ。もう殺しまくり、犯しまくり! 「すてきなどろぼうのおじさま」? そんなヤツ知らねぇ~。
ただし、そんな原作マンガの中でも「作者にとって使い勝手のいい謎の悪女キャラ」程度にしかあつかわれていなかった峰不二子を主人公に抜擢するとは。こここそが、原作でも触れられていなかった「稀代の女傑の正体」をひもとくこの『峰不二子という女』オリジナルの味わいになるであろうことはまず間違いありません。
初回と第2回では、それぞれのちのルパン一味となる人物とのファーストコンタクトが物語の軸になっていましたし、おそらくは今週の第3回も、あの「くるりんモミアゲ」のおさむらいさんとのやりとりになりそうです。今のところは、峰不二子さんは「謎の女怪盗」という従来のイメージを踏襲していますね。
でもまぁ、あの気合いの入りすぎたオープニングといい陰鬱なエンディングといい、近いうちに峰不二子というお方が「なんでああなのか。」という一大問題に本編がわけいっていくことは明らかでしょう。
全体的に自由気ままに生きているように見えながらも、心の奥底に「なにかに追い立てられているかのような」強烈な焦燥感をやどしているような業を感じさせる主演の沢城さんの演技が実に的確で素晴らしいですね。
特に第2回なんかそうでしたが、「自分が物語の中心にいられないと猛烈にさみしそうな表情になる」非常にチャーミングでめんどくさい人物像をバッチリ体現しています。世間の空気なんか読んでたら「ふ~じこちゃ~ん♡ 」って追いかけられるようなヒロインにはなれないんですね。
沢城さんはほんとに20代なんですか!? とにかくうまいんですよねぇ。全体的にそれまでの「3人の峰不二子(2人じゃないよ!)」の声を精巧にバランスよく継承した演技を展開していながら、決める部分はスッと沢城さん自身の味わいをさしこんでくるのです。若くてうまいんだから文句のつけようがありません。
沢城さんにかぎらず、作画も声優陣も全体的にテンションが高いのがいいですねぇ。
なんてったってクリカンさんにとっては「初の TVシリーズ」になるんだし、いさぎよくオリジナリティを優先させている山寺さんのハードボイルド銭形もいい感じです。よわい80を目前にひかえて「次元イズムの決定版!」みたいなエピソードをなんなくやりきっている小林さんもおとろえ知らず。
あとはも~、なんといっても音楽担当の菊地成孔(なるよし)のやりすぎ感!! 貴腐ワインのようにあまく、ふきのとうの天ぷらのように苦い。オトナじゃ~ん!
ところで、こういった「原点回帰のさらに原点回帰」といったコンセプトを拝見すると、自然と思い起こしてしまうのが2008年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された『墓場鬼太郎』なのですが、あれは中盤におかれた中川しょこたん演ずる初代猫娘こと「寝子(ねこ)ちゃん」のエピソードが立ちすぎてしまったために、それ以降の最終回にいたるまでのテンションが多少下落してしまった感がありました。
ぜひとも『峰不二子という女』のほうは、同じ轍を踏んで「ルパン一味が出そろったとたんになんか落ち着いちゃった……」みたいな流れにならないようにがんばっていただきたいと!!
まぁそんな感じでいろいろほんとに楽しませてもらえそうなこの作品なのですが、ちょっとひとつだけ、私が非常に危惧している問題があります。これ、アニメ観た人ならみんなそう感じておられるかと思うんですが……
峰不二子さんのおっぱいの価値がものすごいデフレを起こしている!!
これはヤバい! これはいけませんよ~!!
オープニングからカラダ張りすぎです。峰不二子さんの肢体で興奮できなくなったら、明日から日本男児はいったいなにをエロ指標にして生きていけばいいというのでしょうか。知ったこっちゃねぇか。
まだ最初の2回くらいだったら新鮮なんですけど、最終回付近になって「あぁ~、またおちちほうり出した。」みたいなアクビ感が出てくることの決してないように、製作陣には鋭意努力していただきたい。エロは物理的数値じゃない。「希少性」なのだ!!
『峰不二子という女』、がんばってくださ~い。応援しています!
応援してるから、TV じゃない方法で観ているわたくしを許して……ダメ? じゃあ友だちの家にあがりこんで観ます。
さて……と。ずいぶんと『峰不二子という女』の話題だけで字数をさいてしまいましたね。
今回は映画『篤姫ナンバー1』のことをメインにすえたかったんですけど、まぁこっちのほうは要点だけちゃちゃっとまとめちゃいましょうか。前回の『スケバン刑事』ででもいろいろ言っちゃったし。
『篤姫ナンバー1』は、あらすじのまんま、非常にどストレートな「タイムスリップコメディ」です。
《あらすじ》
嘉永六(1853)年秋。薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)の養女となった17歳の今和泉篤子(いまいずみ あつこ)、通称「篤姫」は、徳川将軍家への輿入れのため、薩摩から江戸城への道中にあった。しかし、不安に揺れる篤姫は、自らの宿命に抵抗しようと決意し箱根の山中で逃走を計る。それを追うのは世話係のタエとくノ一のミツ。2人の説得にも駄々をこね続ける篤姫がふと空を見上げると、ほうき星の不思議な光が3人を包み……気づけばなんと、160年後の現代日本へとタイムスリップしていた。偶然出会ったカップルの有村里美と野田雄介の同棲先のマンションになりゆきで住みこむことになった篤姫たちは、激しすぎるカルチャーショックに驚きつつも興味津々。翌日、里美が働く職場へ社会見学を希望する。そこはなんと、銀座の高級クラブだった。クラブのママ・葵に気に入られた篤姫は、「ここはまさに大奥よ!」とホステスという仕事の尊さを説かれ、みずからもホステスとして働くことになり……
《キャスト》
島津 篤子 …… 石川 梨華(27歳)
藤山 俊太郎 …… 菊田 大輔(23歳)
侍女のタエ …… 中澤 裕子(38歳)
くノ一のミツ …… とっきー(20歳)
有村 里美 …… 佐藤 寛子(27歳)
野田 雄介 …… 山崎 裕太(31歳)
葵ママ …… 秋本 奈緒美(49歳)
俊太郎の叔父 …… 草刈 正雄(59歳)
クラブのボーイ …… ダンディ坂野(45歳)
クラブの常連客 …… つんく♂(43歳)
ホステスのアミ …… 吉澤 ひとみ(27歳)
こんな感じなんですけど、前回の『スケバン刑事』記事なんか1万字こえてましたからね。こっちはシンプルにいきましょう。
『篤姫ナンバー1』にかんしては、これはもう頭をカラッポにして楽しむ純然たるコメディなので、細部へのせせこましいツッコミはするだけ野暮ってなもんなのですが、そういったところは抜きにして、いいなと思った点が2つと、もうちょっとがんばってよ!と思った点が2つ。
アゲ~!その1
お話は見ての通りの「タイムスリップもの」なのですが、序盤の展開で、江戸時代から現代へと飛んできてしまった篤姫一行は意外とビックリしません。現代人が乗り回している自動車を見ても、「あぁ~、江戸ではこういう籠が使われてるんじゃなぁ。」みたいな感じです。
つまり、もともと「江戸」という未知の先進都市へおもむく覚悟をしいられていた3人にとっては、行く先が「160年後のメガロポリス東京」に変更になろうがそれほどの驚愕はなかったということになるのです。知らない常識のある場所に行くという点では江戸城の大奥も銀座の高級クラブも篤姫にとっては同じような戦場だったということで。
そのへんの経緯があるので、3人はしちめんどくさいカルチャーショックの連続描写をかる~くすませて物語の本筋に突入していきます。つまり、お話をスムースに流すために、主人公はただの江戸時代の人ではなく「行ったことのない江戸におもむく途上の篤姫でなければならなかった」必然があったということで、このへんの脚本の計算は実にうまいものがあったと思います。
また、3人がタイムスリップを経験した地点が「箱根の山中」だったというところもいいと思います。
箱根の山中ということは人工の構造物以外はあんまり江戸時代と変わっていないということになるので、篤姫たちにとっては、
「出会った人たちの服装としゃべり方がヘン」
↓
「出会った人たちの乗っている籠が異常に高速だし箱根の街の灯りも異常に明るいのでヘン!」
↓
「江戸に着いたらお城の天守閣よりも高い真四角なやぐらが何百本と建っているのでヘン!!」
といった段階的なショックになるので非常にからだにやさしいんです。
特に、らんらんと輝く東京タワー(もちろん初代)が3人の眼前に立ちはだかるショットでオープニングテーマが始まる演出は、ベタでありながらも、「やっぱ東京といったら東京タワー!」というところをきわめてまっとうに主張していてすごくよかったです。
こんな感じで、序盤のお話の流れが非常にていねいだったのが好感触でしたねぇ。やっぱりタイムスリップ映画は序盤が命ですから。どの映画でもそうか。
映画の『テルマエ・ロマエ』の方はどうなりますかねぇ~。そっちも楽しみ。
アゲ~!その2
「日中のうす暗いマンション室内」という風景を演出にたくみに取り入れていたのが、私にとってはとても新鮮だったのでよかったです。
わかりますかね……青空の広がっているいいお天気の日って、日中は室内の電気を消して過ごしていることが多いですよね。
そのひとときってさぁ、どんなに外が明るくても部屋の中はちょっと暗くなるじゃないですか。ベランダだって、マンションで上にも階がある場合はひさしのせいで暗くなりますよねぇ。
そうなると……なんとなくお日さまに明るく照らされている外の世界に自分の部屋だけ取り残されちゃった、みたいな気分になってブルーになることって、ありません?
ここ! このビミョ~にしのびよる都会のかげりみたいなロケーションが、主人公と恋人との「別れの予感」みたいなものを感じさせる電話での会話シーンに使われていたんですよ。天気のいい東京の街をバックにして、うつむき加減にベランダで電話をかけている石川梨華さんのシルエットが、的確に孤独感とさみしさを言いあらわしていて非常に心に残ったんです。
もう、そんなシチュエーションを取り入れている映画なんてだいぶ前からあるのかもしれませんけど、現代の生活に当たり前みたいに存在しているありきたりな風景を映画の劇的なシーンに組み込もうとするチャレンジ。こういうのが、お金ばっかりかけた映画らしい絢爛豪華なシーンよりもよっぽど印象に残るんだから不思議ですね~。ダレがちな中盤にあえておかれたこの静かなシーンを私は大いに買いたいです。
サゲ~!その1
いわば、タイムスリップしてきてしまった篤姫一行は物語の中の「ボケ役」になるわけなのですが、彼女たち3人を住み込ませて江戸時代に送り返す手はないものかとあれこれ考えてくれる里美と雄介のカップルは「ツッコミ役」となるはずです。
ちょっとね~、カップルを演じた佐藤寛子さんと山崎裕太さんのコンビにパワーが足りなかったかな!?
わけのまったくわかんない3人組を相手に、親身になって問題を解決しようとする「いいひと感」はありあまるお2人だったんですが、まじめ過ぎて物語全体のテンションを上げる役割は果たしていなかったような。特別悪くもないんですけど、印象にも残らないんだなぁ!
佐藤さん、やせた……ていうか、やつれた? ふけた、とまでは言いませんけど、10歳年下の役をド根性で演じている石川さんと同い年とはちょっと信じがたい年齢相応の顔つきになっておられました。もっとご飯食べてお肉つけて!!
サゲ~!その2
プログラムがひどい。
映画館に入ってプログラムを買おうとしたら、お店の方に「300円です。」って言われたんですよ。
「えっ!? 安い!! ふつうの半額以下じゃん。」と思って買ったら、見開き2ページのプログラムでした。冊子でもないですねぇ。
でも、それはどうでもいいんです。300円でオールカラーだし、なんてったってプログラムは気分を盛り上げるために買うものですから。正直言って内容はどうでもよろしい。最低限の情報を載せていてくれたらいいんです。
ところが、この『篤姫ナンバー1』のプログラムは「最低限の情報」も載っていない……
具体的に言うと、セリフのある役で映画に出演していた俳優さんの名前が全員ぶん載っていないんですよ。
上にあげたメインキャストは無論フォローされているんですが、クラブのマネージャーや俊太郎の親友といった重要なキャラクターを演じた俳優さんの名前さえ記載されていないんです。これは……いくらなんでも、演じた方々に失礼じゃない?
私個人としましては、ホステスになった篤姫にかわいらしいイタズラをしかける2人のホステスのうちの「ベッキー似の小柄な女優さん」が誰なのかがぜひとも知りたかったのですが。エキストラまでとは言いませんけど、プログラムと銘打つんだったら、その映画に不可欠な役割で参加した役者さんやスタッフさんの名前くらいは全部わかるようにしていただきたいんですけど……どんなもんでしょうか。
あと、プログラムの中での「エグゼクティブプロデューサー・つんく♂」の説明文の中で、つんく♂さんの名前の読みが「づんく」になってますよ!!
そこ!? よりによってそこを誤植する!? プログラムを製作した人間に悪意があるとしか思えませんよ!! さては秋葉原の手のものか? こしゃくなまねをしよるわ!
まぁ、『篤姫ナンバー1』にかんしてはこんな感じでした。
予算が厳しそうなのは一目瞭然だったのですが、そんな中でも良作を提供しようとする姿勢がスタッフ、役者さん双方に感じられたのがなによりでしたね。この1歩は決してムダではありません。みんなでがんばりましょう!
最後に、「アイドルを好きになるっていうのは、こういうトクもあるんだなぁ~。」と感じたことを。
私、日中の公園で自分の子どもを遊ばせながらベンチに座っているホステス役の吉澤さんと石川さんとが静かに会話をしているシーンを観てはげしく感動してしまいました。
10年前、彼女たちはヘタッピな演技を笑顔とテンションでごまかしながら、必至に毎週、コントコーナー『ハロモニ。劇場』という名の戦場でしのぎをけずっていたのです……頑固一徹のめおとが、こんなに大きくなりんさって。
あれから時はたち、石川さんは主人公だから若い役をやってはいますが、吉澤さんは子どもがいてもまったくおかしくない実年齢のお母さんの役を落ち着いたたたずまいで演じています。
確実に時は流れている。そういったことをしみじみ感じさせてくれるのが「アイドルであり続けることの途上に起こるつれづれ」なわけなんですねぇ。そういう意味でも、好きな人に引退されてしまうのはホッとするところもあるけれど、ちょっと寂しくもあるんですね。
はいっ、それじゃあ次回は、峰不二子さんや石川・吉澤ペアにも匹敵するような「ステキなレディ」つながりの話題に移っていきたいと思います~。
どんなレディが出てくるかナ~? ヒントはたぶん、今あなたが開いている画面のどこかに隠れています!
予想できた方は、次回の更新までにコメントに答えを送ってください。見事正解された方は、私と箱根に温泉旅行!! ダメ?
まずは、なにはなくともこの大ニュースから。
峰不二子が主役!? 『ルパン三世』27年ぶり新TVシリーズ
(産経ニュース 2012年4月3日の記事より)
モンキー・パンチ(74歳)原作の人気マンガ『ルパン三世』の、27年ぶりとなる新作 TVアニメシリーズ『LUPIN the Third 峰不二子という女』が4日から日本テレビ系列で放送される。
これまで TVアニメシリーズ3作と劇場版6作、1990年からは2時間の TVスペシャル版が放送されて、幅広い年代層にファンを持つ『ルパン三世』シリーズ。タイトルにヒロインの峰不二子が打ち出されたのは今回が初めてだ。同局は「若かりし頃のルパン一味の活躍と、ルパンの永遠の好敵手、銭形警部との戦いを描く。」としており、制作サイドによると、「これまでのシリーズはコミカルタッチで描かれてきたが、今回は原作のハードボイルド調が濃くなり、大人のお色気シーンもある。」という。
レギュラー声優陣は昨年2011年12月放送の TVスペシャル第22作『血の刻印・永遠のマーメイド』からルパン三世役の栗田貫一(54歳)、次元大介役の小林清志(79歳)以外が交代し、峰不二子は沢城みゆき(26歳)、石川五ェ門は浪川大輔(36歳)、銭形警部は山寺宏一(50歳)が務める。毎週水曜日深夜1時29分(初回のみ同49分)から。監督はシリーズ初の女性、山本沙代(35歳)で、全13話の予定。
イィイヤッホ~ォウ!! おぱ~おぱ~おぱ~、おぱ~おぱ~おぱ~♪
いや~、気づくのが遅すぎましたわ! 放送が開始されて2週たっちゃった今ごろになってその存在を知りましたよ、待望の『ルパン三世』
最新シリーズ。
やると思ってたんだぁ~。せっかくキャスト陣が若返ったんですから、年1のペースをかたくなに守る必要もありませんしねぇ!
え? もちろん観た観た、2回とも観た!
最初にこの報を知ったときには、「あぁ~、やっぱり天下のルパン一味といえども、ド深夜に1クール分だけの放送になるんですかぁ……」と少なからずさみしい気分にもなっていたんですが、拝見して大いに納得!
これはド深夜の1クールだけじゃなきゃ成立しねぇな!!
「しかたなく」じゃなくて、「あえて」この放送スタイルを選択したかのように見えてしまう、なつかしの「エロ・グロ・ナンセンス」大盤振る舞いの21世紀アップデート版ピカレスクロマン。おもしろいですねぇ。
それぞれゲスト出演した第1回のルパン三世と銭形警部、第2回の次元大介のデザインとたたずまいを見てもわかるとおり、このシリーズはまさしく、1967~69年に連載されていた「マンガのほうの」ルパン三世の史上初のアニメ化作品と言っていいのではないでしょうか。
いいですね~。「ルパン三世アニメ化40周年記念作品」っていってるのに、アニメの歴史はガン無視してそれ以前のルパンにスポットライトをあてたシリーズを始めてしまうとは! このななめ上をいった企画センスがまず大成功。
いちおう、『ルパン三世』における「原作とアニメの関係」という点では、「駿さんが登板してなかった時期の」TV第1シリーズ(1971~72年)の初期や劇場版第1作『ルパン VS 複製人間』(1978年)あたりが比較的、原作マンガに近い雰囲気を持っていたかと思われるのですが、それもあくまで「比較的」のお話で、原作とはまったくの別物。
あと、今までの歴史の中で原作とアニメとが最接近した例としては、原作者のモンキー・パンチ先生がおんみずから監督をつとめた劇場版第6作『DEAD OR ALIVE』(1996年)を無視してはならないのですが、これは1990年代時点での「原作者なりのアニメルパンの解釈」という逆輸入的な意味合いのある作品に仕上がっているため、絵柄もふくめて1960年代の原作マンガとはまったく違ったルパンワールドになっています。
1967年に最初に登場した、あの悪魔のようにキレッキレの目つきをギラッギラ光らせ、底意地の悪い笑みで口元をしじゅう歪めている「若き悪漢・ルパン三世」が夜の街を跳梁跋扈する原作ワールドがアニメで観られることの幸せといったらねぇですよ。もう殺しまくり、犯しまくり! 「すてきなどろぼうのおじさま」? そんなヤツ知らねぇ~。
ただし、そんな原作マンガの中でも「作者にとって使い勝手のいい謎の悪女キャラ」程度にしかあつかわれていなかった峰不二子を主人公に抜擢するとは。こここそが、原作でも触れられていなかった「稀代の女傑の正体」をひもとくこの『峰不二子という女』オリジナルの味わいになるであろうことはまず間違いありません。
初回と第2回では、それぞれのちのルパン一味となる人物とのファーストコンタクトが物語の軸になっていましたし、おそらくは今週の第3回も、あの「くるりんモミアゲ」のおさむらいさんとのやりとりになりそうです。今のところは、峰不二子さんは「謎の女怪盗」という従来のイメージを踏襲していますね。
でもまぁ、あの気合いの入りすぎたオープニングといい陰鬱なエンディングといい、近いうちに峰不二子というお方が「なんでああなのか。」という一大問題に本編がわけいっていくことは明らかでしょう。
全体的に自由気ままに生きているように見えながらも、心の奥底に「なにかに追い立てられているかのような」強烈な焦燥感をやどしているような業を感じさせる主演の沢城さんの演技が実に的確で素晴らしいですね。
特に第2回なんかそうでしたが、「自分が物語の中心にいられないと猛烈にさみしそうな表情になる」非常にチャーミングでめんどくさい人物像をバッチリ体現しています。世間の空気なんか読んでたら「ふ~じこちゃ~ん♡ 」って追いかけられるようなヒロインにはなれないんですね。
沢城さんはほんとに20代なんですか!? とにかくうまいんですよねぇ。全体的にそれまでの「3人の峰不二子(2人じゃないよ!)」の声を精巧にバランスよく継承した演技を展開していながら、決める部分はスッと沢城さん自身の味わいをさしこんでくるのです。若くてうまいんだから文句のつけようがありません。
沢城さんにかぎらず、作画も声優陣も全体的にテンションが高いのがいいですねぇ。
なんてったってクリカンさんにとっては「初の TVシリーズ」になるんだし、いさぎよくオリジナリティを優先させている山寺さんのハードボイルド銭形もいい感じです。よわい80を目前にひかえて「次元イズムの決定版!」みたいなエピソードをなんなくやりきっている小林さんもおとろえ知らず。
あとはも~、なんといっても音楽担当の菊地成孔(なるよし)のやりすぎ感!! 貴腐ワインのようにあまく、ふきのとうの天ぷらのように苦い。オトナじゃ~ん!
ところで、こういった「原点回帰のさらに原点回帰」といったコンセプトを拝見すると、自然と思い起こしてしまうのが2008年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された『墓場鬼太郎』なのですが、あれは中盤におかれた中川しょこたん演ずる初代猫娘こと「寝子(ねこ)ちゃん」のエピソードが立ちすぎてしまったために、それ以降の最終回にいたるまでのテンションが多少下落してしまった感がありました。
ぜひとも『峰不二子という女』のほうは、同じ轍を踏んで「ルパン一味が出そろったとたんになんか落ち着いちゃった……」みたいな流れにならないようにがんばっていただきたいと!!
まぁそんな感じでいろいろほんとに楽しませてもらえそうなこの作品なのですが、ちょっとひとつだけ、私が非常に危惧している問題があります。これ、アニメ観た人ならみんなそう感じておられるかと思うんですが……
峰不二子さんのおっぱいの価値がものすごいデフレを起こしている!!
これはヤバい! これはいけませんよ~!!
オープニングからカラダ張りすぎです。峰不二子さんの肢体で興奮できなくなったら、明日から日本男児はいったいなにをエロ指標にして生きていけばいいというのでしょうか。知ったこっちゃねぇか。
まだ最初の2回くらいだったら新鮮なんですけど、最終回付近になって「あぁ~、またおちちほうり出した。」みたいなアクビ感が出てくることの決してないように、製作陣には鋭意努力していただきたい。エロは物理的数値じゃない。「希少性」なのだ!!
『峰不二子という女』、がんばってくださ~い。応援しています!
応援してるから、TV じゃない方法で観ているわたくしを許して……ダメ? じゃあ友だちの家にあがりこんで観ます。
さて……と。ずいぶんと『峰不二子という女』の話題だけで字数をさいてしまいましたね。
今回は映画『篤姫ナンバー1』のことをメインにすえたかったんですけど、まぁこっちのほうは要点だけちゃちゃっとまとめちゃいましょうか。前回の『スケバン刑事』ででもいろいろ言っちゃったし。
『篤姫ナンバー1』は、あらすじのまんま、非常にどストレートな「タイムスリップコメディ」です。
《あらすじ》
嘉永六(1853)年秋。薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)の養女となった17歳の今和泉篤子(いまいずみ あつこ)、通称「篤姫」は、徳川将軍家への輿入れのため、薩摩から江戸城への道中にあった。しかし、不安に揺れる篤姫は、自らの宿命に抵抗しようと決意し箱根の山中で逃走を計る。それを追うのは世話係のタエとくノ一のミツ。2人の説得にも駄々をこね続ける篤姫がふと空を見上げると、ほうき星の不思議な光が3人を包み……気づけばなんと、160年後の現代日本へとタイムスリップしていた。偶然出会ったカップルの有村里美と野田雄介の同棲先のマンションになりゆきで住みこむことになった篤姫たちは、激しすぎるカルチャーショックに驚きつつも興味津々。翌日、里美が働く職場へ社会見学を希望する。そこはなんと、銀座の高級クラブだった。クラブのママ・葵に気に入られた篤姫は、「ここはまさに大奥よ!」とホステスという仕事の尊さを説かれ、みずからもホステスとして働くことになり……
《キャスト》
島津 篤子 …… 石川 梨華(27歳)
藤山 俊太郎 …… 菊田 大輔(23歳)
侍女のタエ …… 中澤 裕子(38歳)
くノ一のミツ …… とっきー(20歳)
有村 里美 …… 佐藤 寛子(27歳)
野田 雄介 …… 山崎 裕太(31歳)
葵ママ …… 秋本 奈緒美(49歳)
俊太郎の叔父 …… 草刈 正雄(59歳)
クラブのボーイ …… ダンディ坂野(45歳)
クラブの常連客 …… つんく♂(43歳)
ホステスのアミ …… 吉澤 ひとみ(27歳)
こんな感じなんですけど、前回の『スケバン刑事』記事なんか1万字こえてましたからね。こっちはシンプルにいきましょう。
『篤姫ナンバー1』にかんしては、これはもう頭をカラッポにして楽しむ純然たるコメディなので、細部へのせせこましいツッコミはするだけ野暮ってなもんなのですが、そういったところは抜きにして、いいなと思った点が2つと、もうちょっとがんばってよ!と思った点が2つ。
アゲ~!その1
お話は見ての通りの「タイムスリップもの」なのですが、序盤の展開で、江戸時代から現代へと飛んできてしまった篤姫一行は意外とビックリしません。現代人が乗り回している自動車を見ても、「あぁ~、江戸ではこういう籠が使われてるんじゃなぁ。」みたいな感じです。
つまり、もともと「江戸」という未知の先進都市へおもむく覚悟をしいられていた3人にとっては、行く先が「160年後のメガロポリス東京」に変更になろうがそれほどの驚愕はなかったということになるのです。知らない常識のある場所に行くという点では江戸城の大奥も銀座の高級クラブも篤姫にとっては同じような戦場だったということで。
そのへんの経緯があるので、3人はしちめんどくさいカルチャーショックの連続描写をかる~くすませて物語の本筋に突入していきます。つまり、お話をスムースに流すために、主人公はただの江戸時代の人ではなく「行ったことのない江戸におもむく途上の篤姫でなければならなかった」必然があったということで、このへんの脚本の計算は実にうまいものがあったと思います。
また、3人がタイムスリップを経験した地点が「箱根の山中」だったというところもいいと思います。
箱根の山中ということは人工の構造物以外はあんまり江戸時代と変わっていないということになるので、篤姫たちにとっては、
「出会った人たちの服装としゃべり方がヘン」
↓
「出会った人たちの乗っている籠が異常に高速だし箱根の街の灯りも異常に明るいのでヘン!」
↓
「江戸に着いたらお城の天守閣よりも高い真四角なやぐらが何百本と建っているのでヘン!!」
といった段階的なショックになるので非常にからだにやさしいんです。
特に、らんらんと輝く東京タワー(もちろん初代)が3人の眼前に立ちはだかるショットでオープニングテーマが始まる演出は、ベタでありながらも、「やっぱ東京といったら東京タワー!」というところをきわめてまっとうに主張していてすごくよかったです。
こんな感じで、序盤のお話の流れが非常にていねいだったのが好感触でしたねぇ。やっぱりタイムスリップ映画は序盤が命ですから。どの映画でもそうか。
映画の『テルマエ・ロマエ』の方はどうなりますかねぇ~。そっちも楽しみ。
アゲ~!その2
「日中のうす暗いマンション室内」という風景を演出にたくみに取り入れていたのが、私にとってはとても新鮮だったのでよかったです。
わかりますかね……青空の広がっているいいお天気の日って、日中は室内の電気を消して過ごしていることが多いですよね。
そのひとときってさぁ、どんなに外が明るくても部屋の中はちょっと暗くなるじゃないですか。ベランダだって、マンションで上にも階がある場合はひさしのせいで暗くなりますよねぇ。
そうなると……なんとなくお日さまに明るく照らされている外の世界に自分の部屋だけ取り残されちゃった、みたいな気分になってブルーになることって、ありません?
ここ! このビミョ~にしのびよる都会のかげりみたいなロケーションが、主人公と恋人との「別れの予感」みたいなものを感じさせる電話での会話シーンに使われていたんですよ。天気のいい東京の街をバックにして、うつむき加減にベランダで電話をかけている石川梨華さんのシルエットが、的確に孤独感とさみしさを言いあらわしていて非常に心に残ったんです。
もう、そんなシチュエーションを取り入れている映画なんてだいぶ前からあるのかもしれませんけど、現代の生活に当たり前みたいに存在しているありきたりな風景を映画の劇的なシーンに組み込もうとするチャレンジ。こういうのが、お金ばっかりかけた映画らしい絢爛豪華なシーンよりもよっぽど印象に残るんだから不思議ですね~。ダレがちな中盤にあえておかれたこの静かなシーンを私は大いに買いたいです。
サゲ~!その1
いわば、タイムスリップしてきてしまった篤姫一行は物語の中の「ボケ役」になるわけなのですが、彼女たち3人を住み込ませて江戸時代に送り返す手はないものかとあれこれ考えてくれる里美と雄介のカップルは「ツッコミ役」となるはずです。
ちょっとね~、カップルを演じた佐藤寛子さんと山崎裕太さんのコンビにパワーが足りなかったかな!?
わけのまったくわかんない3人組を相手に、親身になって問題を解決しようとする「いいひと感」はありあまるお2人だったんですが、まじめ過ぎて物語全体のテンションを上げる役割は果たしていなかったような。特別悪くもないんですけど、印象にも残らないんだなぁ!
佐藤さん、やせた……ていうか、やつれた? ふけた、とまでは言いませんけど、10歳年下の役をド根性で演じている石川さんと同い年とはちょっと信じがたい年齢相応の顔つきになっておられました。もっとご飯食べてお肉つけて!!
サゲ~!その2
プログラムがひどい。
映画館に入ってプログラムを買おうとしたら、お店の方に「300円です。」って言われたんですよ。
「えっ!? 安い!! ふつうの半額以下じゃん。」と思って買ったら、見開き2ページのプログラムでした。冊子でもないですねぇ。
でも、それはどうでもいいんです。300円でオールカラーだし、なんてったってプログラムは気分を盛り上げるために買うものですから。正直言って内容はどうでもよろしい。最低限の情報を載せていてくれたらいいんです。
ところが、この『篤姫ナンバー1』のプログラムは「最低限の情報」も載っていない……
具体的に言うと、セリフのある役で映画に出演していた俳優さんの名前が全員ぶん載っていないんですよ。
上にあげたメインキャストは無論フォローされているんですが、クラブのマネージャーや俊太郎の親友といった重要なキャラクターを演じた俳優さんの名前さえ記載されていないんです。これは……いくらなんでも、演じた方々に失礼じゃない?
私個人としましては、ホステスになった篤姫にかわいらしいイタズラをしかける2人のホステスのうちの「ベッキー似の小柄な女優さん」が誰なのかがぜひとも知りたかったのですが。エキストラまでとは言いませんけど、プログラムと銘打つんだったら、その映画に不可欠な役割で参加した役者さんやスタッフさんの名前くらいは全部わかるようにしていただきたいんですけど……どんなもんでしょうか。
あと、プログラムの中での「エグゼクティブプロデューサー・つんく♂」の説明文の中で、つんく♂さんの名前の読みが「づんく」になってますよ!!
そこ!? よりによってそこを誤植する!? プログラムを製作した人間に悪意があるとしか思えませんよ!! さては秋葉原の手のものか? こしゃくなまねをしよるわ!
まぁ、『篤姫ナンバー1』にかんしてはこんな感じでした。
予算が厳しそうなのは一目瞭然だったのですが、そんな中でも良作を提供しようとする姿勢がスタッフ、役者さん双方に感じられたのがなによりでしたね。この1歩は決してムダではありません。みんなでがんばりましょう!
最後に、「アイドルを好きになるっていうのは、こういうトクもあるんだなぁ~。」と感じたことを。
私、日中の公園で自分の子どもを遊ばせながらベンチに座っているホステス役の吉澤さんと石川さんとが静かに会話をしているシーンを観てはげしく感動してしまいました。
10年前、彼女たちはヘタッピな演技を笑顔とテンションでごまかしながら、必至に毎週、コントコーナー『ハロモニ。劇場』という名の戦場でしのぎをけずっていたのです……頑固一徹のめおとが、こんなに大きくなりんさって。
あれから時はたち、石川さんは主人公だから若い役をやってはいますが、吉澤さんは子どもがいてもまったくおかしくない実年齢のお母さんの役を落ち着いたたたずまいで演じています。
確実に時は流れている。そういったことをしみじみ感じさせてくれるのが「アイドルであり続けることの途上に起こるつれづれ」なわけなんですねぇ。そういう意味でも、好きな人に引退されてしまうのはホッとするところもあるけれど、ちょっと寂しくもあるんですね。
はいっ、それじゃあ次回は、峰不二子さんや石川・吉澤ペアにも匹敵するような「ステキなレディ」つながりの話題に移っていきたいと思います~。
どんなレディが出てくるかナ~? ヒントはたぶん、今あなたが開いている画面のどこかに隠れています!
予想できた方は、次回の更新までにコメントに答えを送ってください。見事正解された方は、私と箱根に温泉旅行!! ダメ?