私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヒゲナガハナノミ:巣ごもり散策中の生き物①

2020-05-06 13:20:04 | 昆虫
2020年5月6日(水)

昨日も巣ごもり。
魚釣りなんてまだまだ先の話だもんなあ!

でも散歩くらいはして体力の衰えを補いたいからね。
ひと気のない人気のない近くの山で散策。

面白いもので、外出自粛が強まろうとゆるもうと、人の集まる場所はある程度決まってて
もともと人が来ないちんけな山には、どんな時にも人は来ない。

で、出会った虫の紹介。

ヒゲナガハナノミのオスみたい。


体長1cmもない小さな甲虫だ。
初めて見る虫だ。
カラスノエンドウの枝の先へ先へと逃げていく。
「フフフ、そこは行き止まりだよ! 観念しな!」と、パチリ!

このトナカイっぽい触覚がオスの特徴で、メスは棒状らしい。


なんてなことを、家で調べるのも巣ごもりの楽しみの一つ。

ところがである。
ヒラタドロムシに近い仲間であるとか
湿地のある山野にみられるとか
幼虫時代の生活がよくわかっていないとか
半水生昆虫とか書いてるから

俄然興味が湧いてくる。

まずは、駄句をしたためて(名前が長すぎるわいっ!)


さてさて、「私魚人さん、好きなことを続けられてうらやましいですね」なんて言われたりする。

それは、たぶん違う。 逆だ。

絵・木彫り・フィギュア集め・ガサ・釣り・古書図鑑集め・撮影・俳句・・・・・・
いろんなことに手を出して
その中から続けられてきたことが、少しずつ好きを貯金していっただけのことだ。
はじめっから「とことんこの1本、人生かけます!」なんてなことは私にはない。
好きだから続けるのではなく、たまたま続いたことだから好きになった。

続ければいいし、続かなくてもいい。
続いたことが好きなこと。
続けて選んで調べて、続けてと、繰り返してたら好きがたまるだけのこと。
始めてみなきゃわからない。

話がそれた。

幼虫を調べた。
トビケラにフォルムが似ている。
水中の泥の中にすみ、尾部の細いパイプを水面に出して呼吸するという。
ずっと逆立ちしてるってことかなあ?

ならば、一度見てみたい。採ってみたい。

一つ続けることが増えちゃった。

同時に、私の散策は山野といいつつ、人気はないが水気があることがバレバレなのであった。