私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

「アブハチとらず」って、なんだ?

2020-11-24 09:30:34 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2020年11月24日(火)

この三連休、普段休めない方々の行楽に迷惑かけぬよう近隣の散歩。

姿を見せる虫たちもすっかり減ったな。
よく知らないアブ・ハチ類にでも手を出そう。

キゴシハナアブかな?


10mmほどの小さなハナアブの仲間。

シママメヒラタアブの仲間かな?


6mmとさらに小さい。
この仲間には何種かいるみたいなので、ここまでが私の限界。

オオスズメバチ


40mmと大きい、有毒のハチ。
寒さのためか、ソメイヨシノの樹表を実にノロノロと歩いてた。

ふと、しょ~もない疑問が湧いてきた。

ほぼ虫素人の私でさえ、こんなに簡単に『アブもハチも撮った』ではないか!
網があれば、もちろん採ることだって簡単だったと思う。

『アブハチとらず』って何だ?

よく、『二兎を追う者は一兎をも得ず』とかと同じような意味で、欲張ってどちらも手に入らない的に使うけど・・・

疑問① アブもハチも欲張って採ろうとするほど大切にしてる人がいるのか?
疑問② アブとハチを両方とるのは、さほど難しいことではないのではないか?

くだらない疑問がすぐ湧くタイプだから、すぐはがさねば・・・

調べてみました。

『アブハチとらず』は人間のことではなく、クモのお話だったようですね。

クモを観察してて、網にかかったアブをグルグル巻きにしかける。
その後、アブより大きいハチがかかり、急いでそいつをグルグル巻きにしかけて逃げられる。
その間にアブにも逃げられる。
ワーイ!ワーイ!ドジなクモや~っ!

なんてなファーブルさんの昆虫記みたいな話なのである。

今度から魚を釣り落とし、ガサで逃げられ「『アブハチとらず』じゃったね!」なんて言われたら
「わしゃ人間じゃ! アブもハチも簡単にとれるわい!」と言い返そう!


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