私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ビロウドツリアブからつながって・・・

2021-04-09 17:27:23 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年4月9日(金)

ビロウドツリアブのメス


体長1cmほどかな。
この長い吻、吸蜜するときにはさらに延びるという。
まるで釣り竿みたいだ。

先日、兄貴と山道を散策したときに出会ったツリアブ科の昆虫。

ちょうど兄貴に会う数日前に1匹だけ見かけて、あっという間に飛び去っちゃってたから
夢中になって撮影したんだけどね・・・

いつものことだが
「あっちにもおるぞ! そっちにもおるぞ!」と兄貴にからかわれるわな。

「アムロ 行きます!」(これはメス)


と言わんばかりに発進!(下のはオス)




複眼が離れててかわいらしく見えるのがメス、複眼がひっついててハエらしい顔つきに感じるのがオス。

んで、調べてみて驚いたことが3つ。

1.コイツの幼虫の寄生する相手が、昨日紹介したヒメハナバチ一族だということ。


知らない生き物の名前を調べることから始めて、その点と点がつながって少し線になったような気分。
単純にうれしい。
菜の花→ヒメハナバチ→ビロードツリアブ→山野の草花・・・
私の頭の中で、こんなつながりが複雑になって、いつか面になってったらいいなあ。

2.コイツの仲間に「トラツリアブ」というとんでもなくもふもふのカワイイやつがおること。
隣県で見つかってるというし、今年の秋、散策中に出会えたらいいなあ。

3.ツリアブの「ツリ」は「吊り」であって「釣り」ではないこと。
長い吻が釣り竿のようだから、てっきり「釣り仲間」だと思っちょったのに・・・
上から吊るされたかのような停止飛行の様子から名づけられてるらしい。

ま、それでも『ツリ仲間』に違いない。

ツリスガラという小鳥とか


ツリガネムシという原生動物とか

わざわざタイへ行ってもタナゴ竿で小魚ばっか釣って喜んでた

ツリウツケという哺乳類とか。

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