私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

オオクチバスを釣りやがって!の巻     釣査68種目

2017-03-13 18:34:41 | 特定外来魚
 2017年3月13日 月曜日

昨日、一日がかりで週末に仲間と出かける予定の水域へ下見に出かけた。
河川敷へ車を止め、上流域から下流域まで歩いてポイントを探す。
大がかりな河川工事も進み、まったくポイントらしき場所はない。
まことに実りのうすい1日であった。

ということで、今日は相棒と近場へ出かける。

この1年すっかり小魚たちの姿が減ってしまった場所だ。
とはいえ、行けば何か釣れるのである。

相棒のウキがゆっくり沈み込む。
「大きいっ! 何じゃろ? 何じゃろ?」
「ゆっくりな! 竿でいなせば大丈夫じゃから!」
何度も軟調竿がしぼりこまれるのを耐えた後、現れたのがオオクチバスであった。


ハリスが切れないようにグッタリするまで待って、そっと釣り上げた。


とうとう釣ってしまった。
さすが相棒、大物釣り師だけあって40cm近いサイズである。
いい加減タナゴ竿で釣るのはやめてほしいと切に願うのである。
また竿を折らないでほしいのである。
私のなけなしのお小づかいで買ったんだよお! 

この流域にもバスがいることはバス釣り兄ちゃんたちから聞いてはいたが、
自分たちが釣ることは考えてもみなかった。

警戒心も好奇心も強いこの魚をまだ肌寒いこの季節に釣るのはとても難しい。
秋に小バスを釣るのは簡単だけどね。
私もバケツ2杯分ほどの小バスを釣り上げ、肥料にさせていただいた経験がある。

特定外来生物である。
飼育・移動放流・譲渡・販売は禁止である。
賛否はいろいろあるにせよ、在来の絶滅の危機にある生物たちにはやっかい者である。

しかも日本中いたる所にあっという間に分布が広がってしまった。
例えば、瀬戸内の小島のちっぽけな水路にもいたのである。


人が持ち込んだとしか考えられないよね。
漁協によるアユの放流に混じったとも言えんじゃろ?

あ~、お前には悪いけど今回も処理させてもらうしかないわのお。


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