2020年8月17日(月)
ゴギ
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イワナ4亜種のうち、中国山脈の源流域に生息してる。
イワナ4亜種のアメマス(エゾイワナ)・ニッコウイワナ・ヤマトイワナ・ゴギ
それぞれの特徴については、ここでは言わない。(イワナじゃけえな)
ゴギは、小ぶりで頭部に白い点や斑模様が広がるのが特徴。
7月19日、Tさんに備北の自然を案内してもらい
ヤマメを釣り上げたTさん、一人下流の極秘ポイントへ。
何せこの渓流の遊魚券はTさんだけが持っているし
もとより私のタナゴ竿では歯がたつ訳もなく
友は一人フラフラ上流へガサに行ってるしね。
「待っててください。ゴギ釣ってきますから」と・・・
ものの10分もたたないうちに
「釣れました!」と、平然と戻ってこられた。
魚体を傷めぬよう、タモ網は常に水中に
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流石だねえ。
「ちょい側面も見せてくれる?」
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「できたら腹面も撮影したいなあ」
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Tさん、私のわがままに即座に応じてくれる。
「フラフラ出かけたヤツが帰ってくる前に撮影済ませて、釣れんかったことにしよか?」
「いえいえ、それは面白い提案ですが、却下します」
流石である。紳士である。
記念に、Tさんの釣り道具と撮影ケースを撮っといて
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再度、くもりをしっかり落として撮影。
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ゴギという少し変わった呼び名は、朝鮮半島から日本へ「たたら製鉄」「焼き物」などの文化とともに広がったとも言われてる。
韓国では肉全般をコギと呼んでることと関係してるのかもしれない。(例えば焼肉をプルコギとかね)
さておき、ゴギは広島県では地域指定の天然記念物。
その地域では、釣りももちろん捕獲は一切許されていない。
Tさんが案内してくれた渓流は、その範囲外の無名のポイント。
では、範囲外の有名なポイントではどんなことが起きてるかというと
・やたらと釣りまくり、持ち帰り、大漁自慢する釣り人による乱獲
・もっと釣れるようにと、他のイワナ亜種の放流
かくして、在来ゴギは減少の一途をたどり、交雑イワナとなり
ついでに、ヤマメもアマゴもごっちゃごちゃとなっていくのである。
ホント、節操ないなあ日本人。
亜種は、いわば地方の方言。
標準語ももちろん大切だが、だからといって方言を否定するする必要は全くないもんな。
と、そこへ友が嬉しそうにワラワラと戻ってきた。
「ええもん見つけたで~っ!すぐ見に行こ!行こ!」
親切心で言ってくれてるのであるが・・・
「ゴギ、撮影せんでええんな?」
「え~っ! ゴギ~だとぉ~っ!」
カウンターパンチは見事に友のテンプルにきまった。
私ら、天然在来のゴギを釣った場面に初めて出くわしたのだから・・・
もちろん言うまでもなく、キャッチ&テクピク&リリースしたよ。
※ テクピクとはテイクアピクチャーの省略形と、今決めた!
ゴギ
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イワナ4亜種のうち、中国山脈の源流域に生息してる。
イワナ4亜種のアメマス(エゾイワナ)・ニッコウイワナ・ヤマトイワナ・ゴギ
それぞれの特徴については、ここでは言わない。(イワナじゃけえな)
ゴギは、小ぶりで頭部に白い点や斑模様が広がるのが特徴。
7月19日、Tさんに備北の自然を案内してもらい
ヤマメを釣り上げたTさん、一人下流の極秘ポイントへ。
何せこの渓流の遊魚券はTさんだけが持っているし
もとより私のタナゴ竿では歯がたつ訳もなく
友は一人フラフラ上流へガサに行ってるしね。
「待っててください。ゴギ釣ってきますから」と・・・
ものの10分もたたないうちに
「釣れました!」と、平然と戻ってこられた。
魚体を傷めぬよう、タモ網は常に水中に
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流石だねえ。
「ちょい側面も見せてくれる?」
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「できたら腹面も撮影したいなあ」
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Tさん、私のわがままに即座に応じてくれる。
「フラフラ出かけたヤツが帰ってくる前に撮影済ませて、釣れんかったことにしよか?」
「いえいえ、それは面白い提案ですが、却下します」
流石である。紳士である。
記念に、Tさんの釣り道具と撮影ケースを撮っといて
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再度、くもりをしっかり落として撮影。
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ゴギという少し変わった呼び名は、朝鮮半島から日本へ「たたら製鉄」「焼き物」などの文化とともに広がったとも言われてる。
韓国では肉全般をコギと呼んでることと関係してるのかもしれない。(例えば焼肉をプルコギとかね)
さておき、ゴギは広島県では地域指定の天然記念物。
その地域では、釣りももちろん捕獲は一切許されていない。
Tさんが案内してくれた渓流は、その範囲外の無名のポイント。
では、範囲外の有名なポイントではどんなことが起きてるかというと
・やたらと釣りまくり、持ち帰り、大漁自慢する釣り人による乱獲
・もっと釣れるようにと、他のイワナ亜種の放流
かくして、在来ゴギは減少の一途をたどり、交雑イワナとなり
ついでに、ヤマメもアマゴもごっちゃごちゃとなっていくのである。
ホント、節操ないなあ日本人。
亜種は、いわば地方の方言。
標準語ももちろん大切だが、だからといって方言を否定するする必要は全くないもんな。
と、そこへ友が嬉しそうにワラワラと戻ってきた。
「ええもん見つけたで~っ!すぐ見に行こ!行こ!」
親切心で言ってくれてるのであるが・・・
「ゴギ、撮影せんでええんな?」
「え~っ! ゴギ~だとぉ~っ!」
カウンターパンチは見事に友のテンプルにきまった。
私ら、天然在来のゴギを釣った場面に初めて出くわしたのだから・・・
もちろん言うまでもなく、キャッチ&テクピク&リリースしたよ。
※ テクピクとはテイクアピクチャーの省略形と、今決めた!
こちらは、本日、ヤマトイワナの画像をアップしたので、ご覧ください。
ゴギの大きな白点と、白点が無いのが特徴のヤマトイワナ、それぞれ純血個体は貴重な存在ですね。
手本になるべきはずの漁協が地域性を度外視してめちゃくちゃに放流しているようでは釣り人に示しが付かないですよね…
ヤマトイワナ、見させていただきました。
小さな朱色の点がオショロコマとはまた違い、きれいですね。
ゴギとヤマトイワナ、典型的な個体を見るとまるで別種のように感じます。
次は、予測不可能な水生生物のアップに励まねばと、思っちょります。
ゴギに関して言えば、近年漁協の亜種イワナの放流はかなり慎重になってる気がします。
人工繁殖ゴギもかなり普及し始めてますし、それぞれが地域性を理解していくことは良いことですよね。